1980年

6月1日リリース
テクノポップ流行の中
清潔感溢れる男女のテクノポップグループのデビュー
YMOの大ブレークで
時代はテクノポップ花盛り
新しい音楽ジャンルともいえる
テクノ。
未来サウンド、無機質無感情の冷たい音に聞こえた
テクノポップだったけど
この
ジューシィフルーツは
ボーカルのイリアさんのファルセットボイスで一躍大ヒット!
歌番組受けもする雰囲気のグループ。
当時 新しい音楽 テクノというジャンル
YMOも
細野晴臣さんが絡んでいて
やはり、はっぴいえんど母体からの
進化系
時代を先取りし、新たな流行をつくりあげた
「テクノポップ」
近田春夫さんプロデュースのこのグループ
近田春夫さんは
もともとロック、パンク。
新しもの好きな近田春夫さんが
テクノポップへのシフト。
時代の流行にのり
ジューシィフルーツは見事ブレークした。
1979年ごろから
1980年と
とにかくレコードを聴きまくってた僕。
何より
レコード店でバイトしてた
トシくんが
この「ジューシィフルーツ」を一押しにして僕に聞かせてくれたことを思い出す。
あの頃、フォークもよく聞いたし
特にYMOからのテクノも良く聞いた
。
フュージョン系も聞いたし
シティポップも良く聞いた
心地よい音を好んでトシくんが聞いてた影響もあり
あまりバタ臭くないお洒落なサウンドへ
僕の耳も慣らされていった。
どちらかというと
お嬢様、御坊ちゃま系の軽いノリと
メッセージ色のない
まどろっこしくない音楽を好んで聴き始めた。
それにピッタリだった
ジューシィフルーツ
あいにく84年で解散したようで
息の長いグループとはいかなかったようだ。
その時代
パッと花咲かす
テクノポップのグループは
雨後の筍のように登場してきたが
どれも没個性。
音楽ジャンルは新しいが
ファッションもテクノカットとか
流行っていたから余計にみんな同じに見えてしまう。
埋もれてしまったいくつかのグループもあり、
流行りに便乗し遅れると
せっかくのものが
消えてしまうのも
歌の世界。
名を残すことは
それだけ容易ではないということになる。
ジューシィフルーツ
ジェニーはご機嫌ななめ
一瞬の輝きだったけど
今でも新しい。
