80年代に入り
ツッパリなるものが流行り、
学生鞄は薄々
カバンにステッカーを貼って
VANステッカーやSCENE
や
ツッパリのカバンにはほぼ貼ってあった
五番街ステッカー。
ある意味憧れだったなぁ
嶋大輔さんが歌ってた
♪ツッパる事が男の たった1つの勲章〜
なんて
ツッパれない
僕は
気持ち的には硬派でいたかったわけで…
カッコはつけれないけど
こんな風に…やってた奴も多かった。
ボンタンスボンは履いてたけど…
短ランや、長ランは
目立つので着れませんでした。
って、そこまでツッパリになろうなんて
いくら流行りがあるといっても
キャロル
クールス
ダウンタウンブギウギバンド
そして
横浜銀蝿の登場で
ツッパリが
トレンドだった。
その後に
なめ猫が流行んだよね
女子もこんな風に粋がってたよね
あっちも見てもこっちも見ても
怖くてねぇ
なんか
女子の威勢のいい子達をみると
身体がすくんだなぁ
もっと女の子らしくしてきれなきゃ
なんて思いながら…
このロックンロールは
単純明解で好きだったなぁ
ザ・ベストテンにも出演されてたり
横浜銀蝿さんの台頭はあの時代
バブル前の少し
世の中冷え込んでいた時期だったような気がする。
ツッパる事自体は
信念を持って
自らが格好から心意気から
宣言してるわけで
覚悟をもっての生き様としていた
わけで
僕のような
ヤワな男は
その反対側にいる
彼らには
ある種の憧れのような感情を
抱いていたのかもしれない。
自由であり
その中に秘めた芯の
強さのようなもの
ツッパリとは
子供が大人になる前の1つの儀式
のような
通過点のような
けじめのような
ツッパリ方は年齢に応じて
変わっていくのだろうが
あの頃の彼らは
ここから
大人になる覚悟を決めていた
ように思う
その前のあがきみたいな…
その点僕なんか
いつまでも大人になりきれない。
ソリをいれたリーゼント
くるくるパーマの女子学生
薄っぺらな学生鞄
引きずるほどの長めのスカート
ガンの飛ばし合い
ウンコ座り
セブンスター
ショートポープ
タバコの匂い消し用にガムを噛む
茶店でレスカ
五番街ステッカー
VANステッカー
あの頃のアイテムは
少し恥ずかしくて
少し懐かしい。
今日も元気にドカンをきめたら
ヨーラン背負ってリーゼント
※つっぱりHigh School Rock'n Roll
つっぱりHigh School Rock'n Roll※
ソリも入れたし弁当も持ったし
可愛いあの娘はくるくるパーマに
長めのスカートひきずって
(※くりかえし)
お手手つないで駅までしあわせ
駅についたらとっぽい兄ちゃんと
ガンのくれあいとばしあい
(※くりかえし)
タイマンはりましょ赤テープ同志で
(セリフ)かあちゃんそんなに心配するなよ
勉強きらいな俺だけどさ
人にはそれぞれあった道ってもんがあるんだよ
もっとやさしく大きな愛で ひ弱な僕を包んでほしいなァ
なんだよTAKU あそこにマブい女いるじゃんヨー
ダセェー男つれてんな あれ ジョニーじゃない
電車に乗ったら便所にかけ込み一駅だけのHappy Time
(※くりかえし)
火のない所に煙を立てて
電車をとび降り改札抜けたら
学校までは猛ダッシュ
(※くりかえし)
またまた遅刻で今日も呼び出し