7枚目のアルバム
「Hold your last chance」
に収録されている
バラードの名曲
「Come back to my heart」
最初の結婚
石野真子さんの結婚は
1981〜83までで
その後の心情を垣間見、
音楽にのめり込もうとしていて
また、自分のスタイルを変えようとしている
長渕剛さんを感じる
ターニングポイント的な
アルバムでもある。
一体、彼はどこへ向かおうとしているのか?
フォーク少年から
ギターの弾き語りスタイルで
フォークにこだわり
表現者としてアコースティックギターの世界から
背伸びしたような
ロック的な表現者としてのスタイルへ移行しようとしている最中であったこの
アルバム
「Hold your last chance」
5枚目のアルバム
「時代は僕らに雨を降らしてる」あたりから
バックバンドをつけてのステージを始めたことと
音の厚みと私生活では
結婚したてでの
ノッテいた時だったし、
新生長渕剛的な
流れもあった
それから何やら流れが変わって
いって
長渕剛さんのイメージは
180度変わっていこうとしていた
ちょうどその分岐点に位置する
アルバム
そして作品群なのだ。
長渕剛さんに関して
離婚前、離婚後
的な線引きでキャラも含めて
大きく変わって
ジャンプアップしていったアーティストでもあると思う
時代の流れは
歌謡曲〜フォーク〜ロック
と大衆受けする
ジャンルの括りは
寛容になりつつ
息の長いアーティストとして輝き続けるには
どこに身を置くのか
その時々において
スキャンダルも含めて味方につけなきゃいけない
セルフプロデュースできる人ほど
輝き続けられるアーティストなのかもしれない。
心情投入した歌唱は
時に
重苦しく
時に
人の気持ちも引き寄せる
「comeback to my heart」
自分に戻る
自分らしさを…
そういう意味を込めて
歌っている
そんな気がする