1978年 高校に進んだころ
僕の
音楽のジャンルも
広がり、
洋楽も耳に入ってくる
ピアノから始まり
そしてピアノと口笛からの
イントロは59秒もあり
カッコよく、洒落た始まり方だった
「The Stranger」
そして、リズムギターのリフ
がかぶさってはじまる
歌い出し。
洋楽のジャンルに
AORというカテゴリーが
登場したように
ビリージョエルも浮上してきた。
それまで聞いてきた
ビートルズや
イーグルスや
ロッドスチュワートや
ボブディランやザ・バンドや
ドゥービー・ブラザーズなんかと
音が違う。雰囲気がオシャレ。
ちょっといいなと思った
「The Stranger」
日本でも
洋楽オリコン2位をとるなど
大ヒットの楽曲。
ストレンジャー
City POP'sに欠かせない歌。
80年代に向かって
洋楽も新たなスターアーティストの
台頭で新たな時代の風が吹き始めた
泥くさくて、汗くさくて
一生懸命な
70年代も終わりかけ
80年代へ向けて
軽ろやかに、
しなやかに、
オシャレに聴ける
そんな歌がだんだん増えてきた。
曲のアレンジもしかり、
流行はつくられる
見知らぬ人が
流行を作り出していく。
僕にとって
見知らぬ人が流行歌になっていった。