明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

ファンタジー 岩崎宏美

2020-05-19 07:20:00 | 僕の音楽日記
カタカナ四部作最後の曲
「ファンタジー」

デュエット「二重唱」
ロマンス
センチメンタル
ときて
一区切り?
ファンタジー…

作詞 阿久悠
作曲 筒美京平
仕事人コンビ!

この曲は
ワンコーラスが終わると半音ずつ上がっていく
仕掛けがされ工夫された曲、アレンジになったました。
当然歌い手も力量がなきゃ
そんな難しい歌 
歌いこなせないわけで…
当時の流行歌はやはり
それなりに何気なくいい歌として
聞かせる仕掛けが施されていたのですね。
ヒットさせるには
本人や、事務所、レコード会社
マスコミなど売り出すための
戦略、努力もあり
その結果的だと思うところですが
どれも欠けてはダメで
そこに「運」も転がり込まないと
いけないと思うのです、

圧倒的な歌唱力で歌のうまさに定評のある岩崎宏美さん
こんな工夫された曲を難なく?歌いこんでいたデビューして間もなく、
それだけレベルが高かったアーティストだと改めて思います。

♪あなたの事考えてる
私はひとり…
あれは〜二月まえの日暮れどきだった
とはじまり
一月まえになり、

半日前に突然のサヨナラを言われる

ファンタジー…
空想、幻想
夢か幻か…

全てが夢なのか…と現実逃避するとき妄想へと逃げ込むことはあったりするけれど…
現実と空想、幻想との区別がつかないほど早い展開の目の前の出来事というのも
人生の中にはあったりする。

あまりにも展開の早い恋の出来事なら心が揺れすぎて受け入れられないのも若いときの恋なのだとしたら
出会いと別れの繰り返しは
恋の免疫を高める恋愛ワクチンとなるのかも知れない。

この詩の世界に合わせてアレンジされる半音ずつ上がっていく仕掛け
そんなめまぐるしく変わっていく
目の前の出来事、次は次への展開を、うまくあわせながら
表現されている
筒美京平さんのカッコイイ曲です。

また、それをさらっと歌いこなしている岩崎宏美さんも凄い!!









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