ずっと続いていくものだと
思っていた
ここにあったラーメン屋も
ここにあった本屋も
あそこにあったスーパーも
あそこにあった金物屋も
小さな町のランドマークは老舗に
ならず
永続することは難しい
僕たちが勝手に思い込んでいるだけの継続性
"あれ?"
もうなくなってる
あるはずのもの
都合よく安心して見守って来て
いた
当たり前の風景
時代の移り変わり
流行りすたり
その言葉だけでは悲しくて
人も
物も
永遠性を何処かに秘めて
存在してるならば
それすらも
ココロのどこかに
諦めと
潔く
切り替える気持ちを
置いておかないと。
ずっとずっと
そこにいて欲しかった
ずっとずっと
そこにあって欲しかった
更地になった
剥き出しの土の色
冬空の下で
次を待ち続けてる
昔を懐かしく
賑わいを思い出す
思い出は道端に転がってる
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