ゴルフを始める少し前
これの青いやつだったなぁ…
僕はウィンドサーフィンに少しハマっていた。
結婚したてのころ
先輩が
「おい!〇〇!ウィンドサーフィンやってみ!面白いぞ!」
とにかく多趣味だった若い頃
付き合いで色んな遊びをした。
形から入る僕は早速
スーリーカーキャリアを購入
THULE とかいてある
「これなんて読むんですか?」
「つぅーれー?」
「ばか!スーリーっていうの!」
「へぇ」
「これがサーファー御用達のカーキャリアさ!」
青いクッションのバーに
サーフボードをのせ
セールの柱をのせたカーキャリア
これの青いやつだったなぁ…
僕も見た目は
サーファーだ!
誇らしく車の前で腕くんで
酔いしれていた。
ウィンドサーフィンをやるなんて
今思うと
よくやったなぁと
若い頃はなんでも興味があったし、先輩の誘いがなかったらやってなかった。
カーキャリアはそのほかTERZO
トレッゾとかもあった
ユーミンの「サーフ&スノー」が流行ったあたり、
夏はサーフィン
冬はスキー
だったあの頃。
サーファーの事で
コロナで自粛中と
言われているのをみて、思い出したけど…
ウィンドサーフィンは道具が多くて大変なんだけど
風に乗って波の上を滑る感覚は
なんとも爽快。
コンディションのいい日になかなか当たらないこともあり、
数回でやめてしまった。
カーステレオに
この歌を入れて気分を盛り上げて
海まで走った
あの頃!
風のシーズン!
風を感じて…
そんないい季節だ。
:吉田拓郎
作詞:松本隆
作曲:吉田拓郎
風のシーズン 僕には四季がない
白く凪いだ海は 鏡に似ているね
時の流れも 黙りにくるさ
君の麻の服の 糸の縫いどりに
夏の気配が 息をひそめてる
もっと愛していいよ
人を好きになるのは いいことだし
もっと愛していいよ
心が歩く そのまま 身をゆだねたい気もする
風のシーズン 僕には四季がない
はしゃいだ夏と 沈みゆく冬だけ
あとはただの風のシーズン
あとはただの風のシーズン
白く凍る窓を 朝陽が溶かす頃
冬のホテルに 人影もない
薄いシーツまとう 君の眠り顔に
何故か見飽きて ふと眼を外らす
これで終わりにしよう
嘘に慣れてしまえば 息がつまるし
これで終わりにしよう
冷たい石を抱くよに 君を抱くのは哀しい
風のシーズン 僕には四季が無い
きらめく夏と もの言わぬ冬だけ
それもただの風のシーズン
それもただの風のシーズン