明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

国際線待合室 青江三奈

2018-09-05 05:43:51 | 僕の音楽日記
我が家に始めてポータブルレコードプレーヤーが来てから
そのレコードを見つけた



「誰?この化粧の濃いオバハン?」
そう思った少年の僕は
ア、オ、エ 、ミ、ナ?

ブルースの女王 青江三奈さんを知る由もなかった。

親父がそれまで我が家に入ったポータブルレコードプレーヤーで聴いていたものは
ソノシートの浪曲とか
僕のテレビアニメ関連のソノシートレコードだった。

ある日
レコードでも聞こうとアニメ関連のソノシートレコードを探してたら

コート着たおばさんのレコードジャケットが出てきた。
親父の趣味の幅が広かった?

その時そのレコードを聴いたか聴いてないか
もう覚えはないけど
確か、なんだこれ?
誰だこれ?
と思いながら
針を落として聴いたような気がする。

例えるなら

初めてジュースと間違えて
口に含んだものがウィスキーで
(なんだこれ!ゔわっ!)って
吐き出した様な
そんな感覚と同じだった。

全然 良さがわからないでいた。

伊勢佐木町ブルースで

世間を騒がせ、一斉を風靡した
青江三奈さん。

子供の僕から見たら
なんか悶えてる…
って感じにしか見えなかった

ブルースの女王 として実力派の歌手だった故
イロモノ的な扱いで少しよろしくない的なレッテルを貼られた「伊勢佐木町ブルース」
だったが
大衆に訴える手段とし
やはりインパクトのある
売り出し方だったと思う。
世の男性達は
気になるその歌声
気になる曲として刷り込まれたのだから

親父が、購入したレコードは
それではなかったが

作品の良さで、購入したのか
青江三奈さんが良くて
購入したのか

ほんとは伊勢佐木町ブルースが欲しかったのか?

それは定かではないが

その頃の世の中はちゃんと規範
というか
規律というか
ビシッとしていた時代だった様に
思う。
戦後25年ごろやっと世の中
落ち着いてきた頃だった

今のように
なんでもありの
メチャクチャな、感じではなかった。
だから
よろしくない
教育的にどうなのか?
とか
そんな物差しを当てられたりもしたんだろうなぁ


青江三奈さんのレコード

その昔
我が家に始めてあった
歌手のレコードだった。

その後、僕が
買うことになる

浅田美代子さんの
赤い風船

まで

月日は流れてなかった。



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