明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

心のこり 細川たかし

2018-09-05 09:48:54 | 僕の音楽日記
明るい 演歌が出てきた。

僕たち子供達でも聞ける
ノリのいいメロディアスな
演歌だった。

♪うっわ たし 馬鹿よねぇ
お馬鹿さんよね

と歌い出し

私馬鹿よねの前に
小さく 「うわ」
が入る

♪たえてきたのよぉぉぉ
今日まぁで
ぇ〜

浪曲と民謡歌手として鍛えてきた
独特のビブラートを聞かせての
サビへと繋がる歌い方。

♪アキィ風ぇがふぅくう
見なぁとの街にぃ
船がででゆくよおぉに

拳を握りしめて
軽く二回 小さくガッツポーズのようなフリ

エンディングもブラスの盛り上がりとともに

♪わたぁしもぉ 旅にぃでるわぁ
あ〜〜ぁすの あぁぁさぁ はやぁぁくぅ



清々しい
カラッとした
メロディアスな演歌の登場だった。

多分好きなアレンジの元は歌謡曲の中にあったのかもしれない僕の音の趣味

このアレンジもストリングスと管楽器
ティナーサックスの音色とサビには曲を盛り上げるストリングス
盛り上がりのサビで終わる
演歌に珍しい形のC調の
男性が歌う女性の気持ちの歌。

それまでどうしても
ドロドロした
怨念めいた
感じだとか
歌い方だとかが
粘りっこくて

演歌は敬遠がちだったし
子供には
演歌は必要なかった。

いい歌は
いい!
という
気持ちと心で
歌に耳を傾けてききはじめたのも
1975年頃だったと思う。

細川たかし さん
デビューシングルとして
大変インパクトのある曲でのスタートだったことから
第17回 レコード大賞 最優秀賞新人賞もとり
少し演歌の歌い手が身近に思えた

「心のこり」
だった。


唯一
僕の心のこりは
…細川たかしさんのレコードを買わなかった事だった。


レコードジャケットには
昭和演歌
と書かれていた。

意味がわからなかった

確かあの頃も昭和だったんだけど?


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