「王様たちのハイキング」を亡き母が聴いた時に言った。
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「あの歌は好きじゃないわ…あなたはとんでもない世界に入り込んでるのですね…母は淋しいですよ」
それ以来あの曲は演奏していない。
母の勘違いもあるけれど…
やはり僕は母を、悲しませたくない。
もちろん今後を演奏しない。
こんな拓郎さんのお母さんからの
言葉があって
拓郎さんは
この歌をいっさい
ライブで演奏、歌わなくなった。
1980年 7月27日 日本武道館
でのライブ録音がレコードになり
「王様たちのハイキング」という曲はライブ盤しか存在しない。
その頃のメンバーは
王様たちばかりだった。
ギター 青山徹さん
ドラムス 島村英二さん
ベース 武部秀明さん
A.ギター 常富喜雄さん
ピアノ 中西康晴さん
キーボード エルトン永田一郎さん
コーラス ジェイダ (susie kim 舘野江里子 菊谷淳子)さん
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♪遊びに行きませんか
僕らと一緒に
wow wow wow 王様たちのハイキング〜
そこのけそこのけ
王様たちが通る〜
圧倒的なライブパフォーマンスで80年から加速するバンドパワーの頂点が
王様たちのハイキングツアーバンドだった。
多分吉田拓郎さんの
一つの頂点だったように思う。
1975年つま恋で
一区切りつけ、新しい形を模索しながらも
自分のやりたい音楽の原点
吉田拓郎を演じながら
その圧倒的な存在感を放ちながら
輝きを放っていた
82〜83年の王様たちのハイキングツアー。
圧倒的 無敵なライブバンドだった。
その時の拓郎さんの振る舞い、歌の世界に
戒めと一石を投じた
拓郎さんのお母様の「朝子」さんの言葉。
傍若無人の振る舞いに映った
勘違いは
その歌を封印することとなり
悲しませたくないという
親孝行息子の一面を
僕らに見せてくれた
拓郎さん。
王様も母の前ではただの子供。
僕もこの歌のパワーに当時
拳を振り上げ
がなり、発散系の歌として
歌っていたけど
好きだったか?と言われれば
そこまで好きではなかった。
今回 拓郎さんが久しぶりのツアー
名古屋まで足を伸ばし、
その模様
名古屋センチュリーホールでの
ライブが
WOWOWで放送された。
メンバー紹介に使われた曲
それが
「王様たちのハイキング」
バンマスの武部聡志さんの発案
すごくカッコイイ!
これできたかぁ!
たかがメンバー紹介!
それにも
驚きと感動を与えてくれるその
パフォーマンスには
頭が下がるし、
ここまでやってくれる
今回の拓郎さんのバンドメンバーの質の高さと素晴らしさを改めて感じ
1982年当時の王様たちのハイキングツアーバンドとの対比
は
野暮なことだけど
甲乙つけがたい
どちらも素晴らしいメンバーで
大きな感謝の拍手と感動の拍手を
送りたいと思った。
そして
武部聡志さんがこの歌を
メンバー紹介だけでも
カッコいい仕上げて取り上げて
くれたファインプレーに
大拍手を送りたいと思った。
多分
拓郎さん自らは
どんなことがあったって
母との約束だから
言い出せないし、歌えない
歌わない
歌として
記憶の隅におきやられた
作品だったと思う。
それを救い出し、全曲演奏はしないまでも
演奏した。
という事実をつくってくれた
それも素敵なバンドメンバー紹介で
やるという
超ファインプレーを武部聡志さんが
提案した
37年ぶりの演奏だった。
だからこそ
拓郎さんもこの歌を演奏紹介に取り入れたのだと思った。
こんな感じなら
許してくれるだろ?
オフクロ…
そう
拓郎さんが言っているようだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d6/1993910e94dfe845897686172ad761a2.jpg?1568168821)