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修二会 さだまさし 東大寺Live

2020-11-14 20:06:00 | 僕の音楽日記





さだまさし ファンでない僕は
ヒット曲のみ
知っている程度で
それ以上
深みに入らないように…
浅瀬で、
雰囲気だけ
知る程度にしておいて、、

たまに、気が向けば
深みに足を踏み入れて、
自分に合った曲を見つけては
さだまさし像を見直し、
自分の中で好感度を上げていく
という作業を繰り返しながら…

その実、さだまさし像は
僕の聞かず嫌いという
事になりうる結果となったのだ。

グレープ時代は
そもそも
そりがあわない、スルー
してきた。
ソロ名義での活躍と
発表作品は
なるほど、唸る作品を
耳にする事が多かった。

そもそも文学的切り口の
詩や、表現が
僕には時に
まどろっこしく
僕の無学をツカれてるようで…
小難しいことに
ある意味反発していた部分もあり、

その歌の一つの
「修二会」だ

しゅうじ かい 
修二という人の
会か?

どんな意味や?
また、まどろっこしい
ながながと能書きたれるんか?

どないやねん?
などと口走りながら

この歌に耳を傾けてることを
しなかった

実際レコード音源では
響かなかった。
そもそも
修二会とは?
しゅうじかい
ではなく
「しゅにえ」というらしい
僕の無学、無知の
恥の上塗り

しゅうじかい
って歌さ〜

いやいや、違うんだよ
しゅにえ っていうんだよ…

「修二会」…

修二会(しゅにえ)東大寺


東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正(ろうべんそうじょう)の高弟、実忠和尚(じっちゅうかしょう)が創始された。以来、平成24年(2012)には1261回を数える。

修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言う。十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味する。

修二会が創始された古代では、それは国家や万民のためになされる宗教行事を意味した。天災や疫病や反乱は国家の病気と考えられ、そうした病気を取り除いて、鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行事とされた。

という事らしい。

さだまさしさんを好きな人から

教えられた

「しゅうじかい」ならぬ

「しゅにえ」「修二会」

それも、東大寺でのLiveは圧巻であると…


確かにYouTubeの映像で見ると

攻撃的な 演奏だし、

儀式のひとつのようだし、

ギターを弾くというより

叩く、ギターは打楽器だ、というけれどおおよそ、さだまさしさんは

ギターを叩かないだろうと

見ていたが、このLiveでは

渾身の演奏、魂を焦がしながら

歌に演奏に入り込んでいる

バックバンド、とくにリードギターはアコースティックギターの名手

石川鷹彦さん

迫力と、芸術的な演奏。

ドラムスに島村英二さん

ベースに岡沢章さん

ギターに松原正樹さん


どれも吉田拓郎さんのバッキングで活躍したメンバーでもある

島村英二さんはさだまさしさんの高校の先輩らしい。


しっかりとした、音を出す選りすぐりのメンバーでの

Live「修二会」

ギターは三味線の如く

音が弾け飛ぶ

圧巻のステージに息を呑む

柔な、さだまさし という

イメージをぶち壊された

カッコイイとさえ

思えてしまう、いわば僕のなかの

カッコイイ概念を変えられた

「修二会」である。

見事です!圧巻です!






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