南こうせつ 岡本おさみの世界を歌う。
どうしてもこうせつさんには
岡本おさみさんの詩が重たすぎて
岡本おさみさんの詩を受けとめれるのは
やはり
拓郎さんだけだろうなぁ
と改めて思ってしまった。
しかしながら
「思い出にしてしまえるさ」
はよくできた歌にはなっていると思う。
こうせつさんにしては
頑張って曲をつけた感はでている。
譜割りがまちまちで
こうせつさんらしくない
作品になってしまって、
どちらかのいうと
拓郎さん寄りのメロディの流れに
なっている。
また 冬だよもう一年経つね
思い出にしてしまえるさ
というフレーズだけ先行して
曲がつけられたそんな感じがするのだ。
一番と二番そして三番と字数がバラバラで
作るのに大変だったろうな、と感じる。
男と女の機敏を深くも浅くも
独特の距離感と雰囲気をみせつつ
淡々と文字にする
岡本おさみさん
押すでなく
そのまま引き下がるでもなく
ある意味 「おきざりにした悲しみは」という世界観に近い部類の歌としてある
「思い出にしてしまえるさ」
は
自分の中にある
どうしょうもない哀しさのいき場所を
歌で表現しているようでもある。
こうせつさんが岡本おさみさんの世界に
足を突っ込んで
男っぽく歌う。
こうせつさんも拓郎さんに憧れを持っていた
訳だから
拓郎さん寄りの岡本作品を歌う事で
少しは世界が広がったと思う。
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