明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

俺たちの明日 エレファントカシマシ

2021-09-25 19:10:00 | 僕の音楽日記

さあ がんばろうぜ!
オマエは今日もどこかで不器用に
この日々ときっと戦ってることだろう!!!!




20代の終わりから30代になる頃
一番はっちゃけてた時期だった。

もう僕は、結婚して子供もいたけど
会社の組合関係とかの仕事以外の
いわゆる人脈作りになりそうな
窓口の役職なんかに
推薦されたりした。
若いやつと上の世代をジョイントするちょうど間で
チャキチャキ
普段でも動いていたから
もってこいの役職でもあった。

それなりに
顔のある人から
その部署の組合役員長とかになってて
だんだん
人事異動で
ガラッと変わっていく季節を数回経ても
僕はなかなか
異動もなく
しかしながら
相変わらずの動きで日々
仕事と遊びに明け暮れていた。

だんだん人材がいなくなり
スケールダウンしていく中
本来組合役員長に僕は
なる事も
ありえたんだけど
なにぶん
そんな顔じゃないし、どちらかといえば 脇で支えながら
自由闊達に動けるポジションの方が
僕らしく合っていて、
ある時
大人しく比較的
お役所勤め的な
A井さんという隣の部署の人に
組合役員長をお願いすることに
した。
組合役員長は比較的ハードな
仕事で
しょっちゅう会議があって
お泊りもざらで
なかなか本業との両立バランスが
難しいので
かなり僕の部署だと
難しく
それでも
A井さんの部署もハードだったろうと思う。
けど
人のいいA井さんになんとか
お願いして
頼み倒して組合役員長になってもらった。
もちろん、僕が副役員長という事で
組合人事は決まった。
数年前だと
僕はまだケツモチ程度で
補佐だったけど
大幅な人事異動が
数年の間にあって
役不足感におちいってしまった。

僕もレクレーションリーダーとかの兼任だったから
ハードといえばハードだった。

あの頃
A井さんとはそんなに
親しくは無かったけど
大人しく比較的僕の方が
ズケズケと色々
圧をかけていた
今思えば
色々若い頃とはいえ
無礼な事
沢山したなぁと

最近
あの頃の思い出の
染み付いた場所を通ったり
した時

ふと、そんな事を
思いながら
A井さんに
心の中で密かに
詫びている僕なのです。

(A井さん! 色々無理なお願いや、
嫌な事押し付けて悪かったね…
通勤も、遠い所からだったのに
それでも組合とかの仕事では
そちらの方が近かったり、
でも、あなたホントに真面目を絵に描いたような方で
こっちも冗談を挟みながら話を
しても 笑うところなのに
笑いもしないで
真剣に話を聞いてくれていたよね
よく、そんなとこ
からかってたりも
したよね…
若い時の僕の無礼
ホントに申し訳なかったな…と)

A井さん今頃何してるだろうか?
あなたほど綺麗に生きていた人は
いなかった。
大役を押し付けて
でも、なんとか
僕も力になろうとホローしたり
でも僕はその傍で
若いやつと楽しくやってたりもして
充分、あなたに
しっかりホローできてなかった
いい加減だったあの頃。
そんな
僕でも
あなたは許してくれていて
文句も言わず
淡々と仕事をこなしていましたね

今思えば
真剣にあなたの力になろうと
しなかった僕のいい加減さに
腹が立ちます。

それでも
日々はやってきて
僕たちの
当たりまえの毎日が
あの頃とは密度は違う毎日に
なってしまったけれど

何も怖くなかった
楽しいことだけを
選んで過ごしていた僕は
あなたに嫌なこと、
苦しいことを
押し付けてしまっていた事を
後悔しています。

それでもあなたは
「〇〇ちゃん、大丈夫だよ
いいよ!僕がやるから」と
淡々と引き受けてくれて
いましたよね


多分嫌な事も、やりたくない事もあったろうと思う。

子供だった僕に
そう、包み込むように
後ろ姿で行動していた
A井さん!
ありがとう!


最近は
歳のせいか
昔の事、忘れていたこと
をふと、思い出す。

自分のワガママ
楽しかったこと、
嫌な事
後悔事
など
それでも
あの時はあの時

そして
今は今。

俺たちの明日は
また、やってきてるのだから…








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