明日の葉っぱ(8×8)=69

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ルームライト 由紀さおり

2018-03-14 08:41:57 | 僕の音楽日記
ラジオをよく聞いていた小学高学年から中学 高校と、
小学高学年の頃
流行っていた
『欽ちゃんの ドンといってみよう やってみよう』
のラジオ番組が好きで、

今でも記憶にあるのが
ハガキの投稿で
歌手の歌のワンフレーズをセリフに当て込む企画があった。

その中で使い回されたのが
後に知る
由紀さおりさんの
(ルームライト )だった。
♪あの薬屋の門を…
というフレーズ
♪あの薬屋の門を何回曲がっただろう〜
という
オチに使われたギャグのネタのハガキの投稿だったように思う。

歌詞の内容が印象的で
当時腹を抱えて笑った記憶がある。

遠い昔のラジオ番組でしかも
ギャグネタだから
サラッと忘れていってしまうことが
ほとんどなのに…
それだけははっきりと覚えている。

何故?忘れてなかったのか
別段 由紀さおりさんのファンでもなかったし、
ましてやまだ、吉田拓郎さんのファンでもなかったわけだった。
ただ
(ルームライト )が
金沢事件の余波で放送自粛された経緯のある歌だったことも合わせて
後年知ることになるのだが…

改めて 歌謡曲として当時の歌謡界の牙城を切り屑さんとして
奮闘していた
吉田拓郎さんの気概を
感じた歌でもあったのだ。

面白おかしくギャグに使われたこの歌だったけど、
ちゃんとした形でちゃんと聴くと
今 世間でも何かと話題に上る
不倫の歌なのかなぁとさえ思えてくる。
タクシーで帰宅するのに
送ってくれる男性
送られる女性、
何回ともなく
薬屋の門を曲がる
最初の頃の薬屋を曲がる時の気持ちと
男性と会って
帰りを毎回のようにタクシーで送られる回数が増えていくにつれ
薬屋の門を曲がる時の気持ちが

(慣れてしまった…)とだけ気持ちが表現されて
この歌は終わっている。

慣れてしまった…
とは


もうその男性にはときめかなくなったのか?

会うことに最初は抵抗はあったものの
今では当たり前の慣れ
となってしまったのか?

女性のしたたかさをチラッと見せた
一面でもある。

またそれを上手く表現して歌ってる由紀さおりさんでもあった。

名曲なのである。





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