明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

好きよキャプテン ザ・リリーズ

2020-12-15 22:21:00 | 僕の音楽日記
作詞 松本隆
作曲 森田公一

ちょっと異色な顔合わせ

学生の時
女子はスポーツ部の男子
特に
キャプテンに憧れる
そして、上級生をだ!

「好きよキャプテン」はテニス部のキャプテンに恋をした女の子の歌

実際
学生の時の女子は
どの部活の男子が気になっているんだろう?

モテないひがみ男子から言わせて
もらえれば
何故か
サッカー部の男子は
女子にモテてたなぁ

少し不良っぽく、硬派っぽいのが
女子は好きなのかなぁ
グランドを颯爽と駆け抜ける姿が
カッコよく映るのかねぇ〜

野球男子より、サッカー男子がやっぱり
モテてたなぁ

あと、バスケ部とかバレー部
サッカー部以外はダサいってイメージなんだとか

日本のスポーツでは野球人気は
サッカーJリーグが発足するまで
不動の人気を誇ってた時代が
あった。
Jリーグが出来て、サッカー人気も
定着、確かにサッカー選手って
スマートだし、精悍だし、イケメンが多いし
イケメンでなくても
ピッチを駆け抜ける姿には
惚れてしまう魅力を持つ
選手が多い。
女子が熱を上げるのもわかる気がする。

まだ、Jリーグもない
ピッチのことを
グランドといっていたころの
僕らの周りでは
競技サッカーとしては
そんなに人気はなかった。
日本でも実業団でのサッカー
高校生サッカー
とかアマチュアの域での
盛り上がり。
だから
モテる、スポットがあたってる
感じはなかったのに

女子はサッカー部男子に
惚れてる子が多かった
特に キャプテンともなれば…
そんな奴らに
密かに嫉妬していた僕。

だから
僕は未だに
サッカーは好きには
なれない
なんか
あけすけなく好きになれない。
もちろんプロの試合とかは
楽しく観戦するのだが…

スポーツ部のキャプテンは
サッカー部だろうと
野球部だろうと
テニス部だろうと
それはそれで
モテる立場なんだよねぇ

無心でボールを追いかけてグランドを駆け巡る
サッカー部男子を追いかけて
きゃーきゃー言ってる
女子を目で追いかけてる僕
「〇〇くぅ〜ん❤️カッコイイ〜!!」なんて
黄色い声がする方向を振り向く。

好きよキャプテン!なんてグランドの隅で見守ってみてる女子も
絵になるよなぁ〜

下級生からの声援を背に
キャプテンは寡黙に
打ち込んでいる姿をみせるのだ

「〇〇キャプテン〜‼️こっち向いてぇぇ〜❤️」

そう言われてても
モテる人は 易々とそんな言うことには乗らない

僕なら喜んで手を振るんだけどなぁ

恋愛格差はあの頃から
生まれていた

モテるやつは
どこまでも
何をやっても
モテる!

モテないやつは
いつまでも
何をやっても
モテない!

でも、キャプテンになれば
モテるのか?
とそこに気づいた時は
すでに遅く
そんな器でもなかった。

モテるってどんな感じなのか
さっぱりわからない少年だった
あの頃の僕


サッカーより、野球好きだから
尚更
サッカーには
気持ちがいかなかった。
おまけに
女の子にもてる競技だったわけだから、

テニス部男子
キャプテン
ザ・リリーズが歌う
キャプテン像は
僕はどうにも
松岡修造さんを思い出してしまう。

ちゃう
ちゃう
そんなんちゃうがなぁ〜




銀河

2020-12-14 16:29:00 | 散文 詩 

雲が流れる

堰き止められた朝の

向こうにむかって

太陽を、封じ込める


誰かの作戦



鉛色の朝

珈琲豆の香りが

鼻の奥を広げて刺激的な

表情を残してく


ここから先は

銀河なの


吐く息に混じって

言葉のカケラ

果てない空の向こうを

指差す君を秋桜が揺れる


長い旅路が、

始まる予感


49.195はアテネへ続く


蒼い色した未来からの猫に

願い事ひとつだけ


どうか

また

逢えますように



未来への約束(Wind Flower)

2020-12-14 05:57:00 | 散文 詩 

出逢うはずのない

季節に出会い

29.5日をかけて

天の12星座は

巡る月のように

一つの部屋に

転がり込んだあの日


しとやかに

しなやかに

せつない色の

髪のうねりが

紫色の

紅花翁草(アネモネ)

花言葉を合図に

また、無常の時の急流の

流れ弾にあたって

弾かれた二人


車輪止めをはずして

進み始める運命列車


向こうとこちら

時のホーム

走り去る車内の

君を探すのは

もう無理だ

君からは

僕が見えてても

目視では見失っていく


願い事

絵空事

他人のふりをして

眩しすぎた季節に

影を引いて


時には女になり

時には少女になり

変幻自在の女優のように

魅力的すぎる

面影の輪郭は

薄く伸ばした水彩画

赤くせつない貝の色と

苺の雫


また逢う約束など

する事もなく

その時まかせの風まかせ

巡るくるその時まで

期待も裏切りも

何もないまま

どちらか片方だけが

取り残されないまま


闇夜を照らす

明るい月のように

海辺の町に降り注ぐ

明るい太陽のように


その日その時




春だったね cover 奥田民生 坂崎幸之助

2020-12-13 05:47:00 | 僕の音楽日記
1972年アルバム
「元気です」の第一曲目

あのぶっきらぼうな
不機嫌そうな
歌い方
字余りにして
譜割りも複雑
1番と2番、も違う
まさにボブディラン
のようだった。

「春だったね」は
誰もが歌いたがって
でも、誰でもが
歌えてなくて
いろんな人が
coverするも、皆、
「春だったね」のニュアンスから
かけ離れてしまって

何か聞いてて
違うと思う

けれど
同郷の後輩
ロックの
奥田民生さんが
坂崎幸之助さんの
お台場フォーク村での
ステージでcoverした

「春だったね」はまさに
ニュアンスは
アルバム「元気です」のそれだ!
みんななかなか
この歌は歌いこなせない
気持ちだけが先走り
特に言葉をたたみ込むように
歌うところが多いし
気持ちがどうしても前のめりになる

坂崎幸之助さんのサポートギターも
アルバムの中の雰囲気を醸し出し
いわゆる
ファンからすると
「いい感じ」なのです。

僕を忘れた頃に
君を忘れられない

この意味深で難解な
ある意味
恋愛哲学のような
言葉で始まる
「春だったね」

アコースティック演奏
だからフォークと
決め込むなかれ
細かいことは気にするな!
ロックなんだと気づかされた
「春だったね」

歌い手もそれを証拠に
ロックの奥田民生さんだと
見事にしっくりいく
という事だ。





岡本おさみ歌コトバ ㉕ かくれましょう

2020-12-12 21:01:00 | 僕の音楽日記
本音はいきがって
言うものではありません

敵には味方と思わせ
味方には敵と思わせ

かくれましょう かくれましょう
かくれましょう かくれましょう


結局のところ 
自分でも敵か味方か
わからない
それで いいんです。

怒りは奥に飲み込み
悲しみは微笑みに変える
本音は衝動で
吐くものではありません

かくれましょう かくれましょう
かくれましょう かくれましょう

結局のところ
いつか開き直る時がくる
時期を待ちましょう



岡本おさみさんにして、
物分かりのいい
言葉にまとめた詩だ
物事を
受け止めたものの考え方

本音は…
いきがっていうものでは
ありません!

なるほど、本音は隠し持ったまま
建前で上手いこと
かわすのが
大人のやり方なのか?
本音を粋がって言うほど
トンガった若者でもないけど
逆に今は
粋がって言いたくなる僕だけど
むしろ大人になれば
本音を言えないうちに
何事も過ぎ去ってしまう
ことの方が多い。

本音とは感情を直接的に
出せる事だったりする
「好きだ」「嫌いだ」「YES」「NO」どちらかしかない
中途半端な選択で感情を
封じ込めで
息苦しい中を生きている。
本音を隠し持ったまま
日々を過ごすのは
誰もが当たり前の日常。

かくれましょう
と歌っているけど
ホントは
かくしましょう
なんじゃないかな?

かくれる…というのは
建前の影にでも
かくれるのだろうか?

そして、

結局のところ
いつか開き直る時がくる
時期を待ちましょう

と締めている。


開き直る時はいつか?
悟った時なのか?
諦めた時なのか?

人は本音で生きて
いければ
楽なことはない

かくしましょう
かくしましょう

本音は見抜かれないように

ホントはね…

みんな
その言葉から
本音が言いたくて
本音をさらけだしたくて
うずうず
してるんだろうか?

言わぬが 花

寡黙、沈黙の美学
などと

黙っておく事の方が
美しかったりするもの
なんだね。