人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

越前海岸の水仙

2021-12-14 20:16:05 | 日本海

金沢の友人から、今年も福井県の越前海岸

で自生している水仙が送られてきた。

たちまち、福井での思い出が沸き上がる。

 

もう昔、私は新聞社の武生に駐在していた。

ところが、受け持ちの範囲はとても広く、

取材範囲の越前海岸は訪れることは少な

かった。当時、車をもっていなかったか

らでもある。

 

むしろ退職してから車を所有したので、度々

越前海岸に訪れている。その多くはカニのシ

ーズンだった。

 

その時見たのが越前海岸に自生する水仙で

あった。

 

水仙は日本海から吹き付ける風に立ち向か

って咲く。根強いことで、県民から愛され

ている。

 

水仙は薫り高い。どんな匂いだと聞かれる

と聞かれると「水仙の匂いだ」と答えるし

かない。

 

水仙は地元の協同組合に注文すれば送って

くれる。だが、新鮮な水を絶やさないと枯

れるから注意しなければならない。

 

水仙は今年お裾分けの家が増えている。まず

ビレッジのサロンに飾った。

 

水仙が送られると、今年も終わりに近づく。

 

 

 


高田駅の美

2020-07-13 10:20:10 | 日本海
 
この見事な建築物はえちごトキめき鉄道の
はねうまライン・高田駅である。
2015年3月以前はjr東日本の駅だった。

付近には高校など文教、国や県の出先機関、
そして高田公園があり、一日3000人が利用
している。

建物の外側はなんとなく城のような3層で、
東京駅の丸内駅舎の雰囲気を模している
そうだ。
 
観光で上越市に訪れた人は、駅を振り
返って「お!!」と、思わず立ち止るだろう。



燕に米俵、妙高山 上越は五月晴れ

2015-05-05 07:12:56 | 日本海
毎朝、3000歩の散歩を続けている。通っている接骨院
が連休でお休みなので、歩くことで習った体操の効果
を確かめる。

家の近くに関川が流れる。その橋から妙高山が輝いて
いる絶好の撮影場所を発見した。




「お、ゴロンドリーナ」



シャッター通りとなった商店街の一軒に燕が忙しく
軒を舞っていた。



前はお米屋さんだった店の脇に大八車に米俵が載せられ
タイムスリップしていた。


この商店街どうなるんだろうな。




美しい公園都市ー上越市

2015-05-04 03:49:23 | 日本海
直江津から高田へ移り住んだ娘宅は高田城ゆかりの
高田公園近くにある。付近には高田高校はじめいく
つかの高校や中学校も隣接する文教地区でもある。
(コマーシャルのようで。でもtakadaと読みます)

歩けば分かるすごく素敵な公園である。



木立の間からの銀山。
公園の中も素晴らしいが、遠くに見えるまだ雪をの
せた山の連なりである。


遊歩道には、作品が展示されている。

連休公園は大勢の子供達で賑う。
橋から鯉を見る。「たくさん泳いでいるよ」



桜の名所だが、今は堀端の草花が季節の間を補う。









復元された三重櫓は城跡のシンボルとなっている。



市立総合博物館では、「花の高田」と「小林古径展」をしていた。
小林古径は近代日本画壇の重鎮で、上越出身だ。『牡丹』や『少女』
などの作品や写生を展示している。

公園が街の中心地にあり、市民の憩いの場であるばかりでなく、図書
館や野球場、テニスコートなどスポーツの拠点として機能していると
ころが素晴らしい。

青空と結婚・マラソン・フルート

2014-10-12 22:13:55 | 日本海
歯の治療で上越に来ている。
いつもは雨模様の多い越後にも、こんな日があるのか。
晴れたお天気が続いている。

まず結婚式に出会った。



新郎・新婦はどこだ?
私は新婚さんより、後ろにそびえる教会?教会風結婚式場?
に興味あり。
見事な高さだ。

高田公園へ向かうと「えちご・くびき野100キロマラソン
の出場者が走っていた。
100キロとはすごい。

朝5時半に出発してからフィニシュは午後7時30分まで。
出場2500人のうちどれだけが完走できるか。



最後はフルートアンサンブル 「オイレン」のコンサート。
「おもちゃの交響曲」から「少年時代」、「アナと雪の女王」
からlet it go 、「セビリアの理髪師」など。

ここにもユルキャラが出てきて指揮をしていた。
上越にも上手なフルート奏者がたくさんいた。






北国新聞に同窓会の予定が載るとは

2014-10-05 00:56:29 | 日本海
80歳を機に最後の同窓会。
そんな記事が北国新聞に載っていると金沢の
弟が知らせてくれた。

え?そんなのニュースになるの?

金沢二水高校の第五期同窓会は、80歳を最後
に最後の同窓会を10月7日、能美の辰口で開く。

これって、お別れ会なの? それとも、祝賀会
なの?

会長のI氏に尋ねたら「さあ?」と携帯の声。

それにしても、出席者が76人とはすごい。

最後だからこんなに集まるのか、未練がまだあ
るのか。

旧制第4高等学校のある同窓会の最後は70歳
であったと、聞いたことがある。

平均寿命が延びる結果だろう。まだまだ元気な
じいさん、ばあさんが多くなっている事実がこ
こにある。

最後に気勢を上げるかどうかを、しっかり見て
来よう。

たった139人の駅に新幹線

2014-09-18 16:49:36 | 日本海
来年3月14日開業の北陸新幹線の「上越妙高駅」に
行って来た。

場所は上越市の信越本線、「脇野田」駅近くで、
今工事中だ。

手前の線路とプラットフォームは「脇野田駅」

新幹線開業まで在来線の駅は「脇野田」駅だが、
開業とともに「上越妙高」駅に変わる。

「脇野田」駅の1日乗客数は、昨年度わずか139人
に過ぎないが、新幹線開業になれば、新潟県で糸魚
川駅とともに停車駅になる。

今の「脇野田」駅は小さな”田舎駅”だった。


駅の中には、8月地元子供達が駅に感謝する記念の
写真などが張られていた。



なお、新駅は娘宅から車で10分くらい。来春から
金沢から新幹線利用とする。車はもうしんどい。







青い大海原と天に至る千枚田

2014-07-30 20:23:16 | 日本海
輪島に人はいなかった。
おなじみの朝市は午前中だけ。
休み明けの駐車場はガランとしていた。



でも、街は整然と新しいのだが、アンティーク調。
え?あれはどこにもあるビジネスホテルじゃないか。




足湯にご婦人が一人。お湯に足をつけていた。



足湯といえども、形を整えるのが、観光輪島。



これはぺっと用か。

だれもが訪れる「キリコ会館」。
能登にはキリコ祭りが主だったものだけで18もある。
7月から9月にかけて各地で催される。

また、「あえのこと」など奇祭も数多い。
「会館」へ行けば、全て確かめることができる。
やはり、能登は民俗学の宝庫なのだ。

そして能登は「やさしや土までも」




耕して天に至る「千枚田」は圧倒的な広さであった。
これまで何回も訪れたが、いつも大海原との対比が
すばらしい。
ここも、観光客用の展望台が作られていた。

心落ち着く門前の総持寺

2014-07-28 19:01:10 | 日本海
門前に曹洞宗の大本山祖院の総持寺がある。

入口は実に質素。近くに高校があり女子生徒が参拝客に
「こんにちは」と挨拶する。



入山料400円を払って境内を進むと目の前に山門が立ちはだかる。
境内の建物全てが欅造りなので、落ち着きがある。
京都にも知恩院や南禅寺、東福寺など名だたる山門が人を招くが、
総持寺の山門は静かに奥能登の地に佇む。


裏から見ると、一面芝生が植えられ、山門を浮き上がらせていた。

山門の前に掃除する可愛い小僧さん像が。
掃除、つまり作務は座禅に次ぐ重要な修行であると、説明している。


素晴らしい。


山門からは法堂や仏殿など一目で確認できる。
もう、一つ一つ中に入って拝観する必要がないほどに、分かりやすく
伽藍の配置が頭には入る構図であった。


焼香台の灰が枯山水紋様に刻まれていた。

奥能登観光はここを初めに訪れることをお勧めしたい。

波が荒いのはサービスです

2014-07-25 20:21:55 | 日本海
ペンション「ふるさと」は自然林の中にある。
朝の散歩がよかった。

ただし、近くに原発がある。
原発と聞くと、ぎくりとする人がいるであろう。
なにもなかければ、静寂そのもの。

宿を始めたおばあちゃんは話好きで、28年前に
ペンションを立てた時の話から、その時の借金が
まだ残っているので、死ぬわけにいかないとか、
こちらから聞くわけでもないのに、よくしゃべっ
た。それも、こちらが朝ごはんを食べている間の
こと。

ペンションのおもてなしは、囲炉裏で焼く魚だと
のこと。焼き魚コースは複数でなければやってく
れない。だから、私はパスした。

今度ご兄弟でいらっしゃったら、焼き魚とともに
広いお部屋も用意します・とのこと。

宿から近くに景勝地の能登金剛「巌門」がある。
高い崖を石段伝いに降りると、遊覧船乗り場が
あった。


船は二人以上でなければ出発しない。

しばらく待っていると4人連れが来た。
間もなく景勝地の能登金剛を海から眺める。
ところが、この日は波が高く、船が揺れた。

えらい揺れますなあ、と尋ねたら、
「サービスです」と船員は答えた。

帰りの道は崖を上がると、同乗の女性たちの
笑い声がはじけた。

おじいは稲荷山で足を鍛えているのに、手すりに
つかまって、息を切らせていた。
ああ、しんど