人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

ラ・フォル・ジェルネ 琵琶湖ホール

2013-04-29 22:13:00 | お勧め
一言で云えば、琵琶湖ホールで音楽満載の日。
4月27日から29日まで、朝から晩までびっしり音楽が流れていた。
3日間ずっといたわけでないの、プログラムを見て、29日午後から
大津市のホールへ向かった。

音楽だけでなく、湖岸は大勢の人で賑わっていた。
私が選んだコンサートは大阪フィルハーモニー交響楽団演奏のベ
ルリオーズ「幻想交響曲」。

演奏曲はこの1曲、どの演奏会も大曲なら一つ。入場料も1500~
2000円と安い。これなら会場をハシゴしても、そう懐は痛まない。
久しぶりに聞いた「幻想」は。

ベルリオーズは楽器の使い方がうまいなあ。

弦といい、2台のハープ、教会の鐘も。ブラスの迫力は高い天井を
突き破らんばかり。その中で、隣のお嬢ちゃん最後まで眠っていた。
ベルリおじさんの負けだ。
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会場の外のメインロビーで、ホール声楽アンサンブルが
ベルディの椿姫「乾杯の歌」を歌っていた。

この曲ほど、聞くものの心を揺すぶるメロディーは少ない。
あと、カルメンの名曲がつづく。
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すごい人でしょう。
これ、ただで聞けた。
ホールのすぐ横は琵琶湖。
観光の外輪船が見えた。

なんと素晴らしい立地の音楽堂である。
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すごい真っ赤な絨毯、キリシマツツジ

2013-04-27 20:06:12 | お勧め
長岡京市のキリシマツツジが満開と聞いて散歩に
出かけた。地下鉄で阪急電車の特急に乗り換える。
シートが真新しい。新車か。
座るまでもない近さだから、立って行く。
長岡京市の駅から歩いて10分。八条ヶ池に着く。
見えた。真っ赤な雲のような塊が。
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これがキリシマツツジだ。
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花びらが小粒だが、密集しているので遠くから見ると
ベターと絨毯のように見える。
池の中に建つ料亭「錦水亭」がある。この季節、筍料理がうまい
らしいが、年金暮らしには縁がない。

SLの汽笛に誘われて、梅小路公園へ

2013-04-25 22:24:51 | お勧め
稲荷山を登っていると、「ポー」とSLの鳴らす気笛が聞こえる。
「機関車館」は京都駅の近くだが、お稲荷さんまで結構ある。
暖かだったので、久しぶりに汽車ぽっぽを見に行った。

京都駅の西、歩いて15分と案内にはあるが、バスを利用。
梅小路公園は整備されて様変わりしていた。都市公園でも
あるが、いざと云う時の避難場所にしてされている。
公園の入口に「京都水族館」ができた。水族館はあちこち入って
いるので、またの機会にした。

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建都1200年を記念してつくられた「朱雀の庭」は「春の和の
花展」が開かれていた。
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扇形車庫は重文だそうだ。ここに19両のSLが保存されてい
る。うち7両は動態保存で、「SLやまぐち号」もここから出張する。
私もSLファンだ。
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毎日、子どもたちを乗せて「SLスチーム号」が構内を走っている。
入場料400円。

六角堂の近く、ビル3階に”農場”

2013-04-23 17:19:40 | 新装開店
地下鉄御池のすぐに六角堂がある。
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さらに近くに、農産物を売り物の「八百一本館」がオープンした。
3階建ての街にあるスーパーと違った雰囲気の売り場と、3階
にあたる屋上は農園としている。
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農産物のほか、パンやワイン、魚介、肉などの売り場も並ぶ。
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宅配サービスをする。

なんでも興味シンシンのじじいい。
特にコメントはなし。

第一線を退いた音楽家たちが再び・・・

2013-04-19 21:09:10 | お勧め
映画「カルテット」を観た。
かつて名声を馳せた声楽家4人が自分たちが住むホーム
の存続をかけて心を一つにして舞台に立つ・・・その間に
流れるクラシックの名曲の数々。
ストーリーを簡単に説明するとそんなところ。

いきなり、ヴェルディーの椿姫「乾杯の歌」から入って行く
から大いに期待を持たせる。しかし、普通の音楽の世界
を描いていない。サクセスストーリーでもない。出てくるの
は第一線を退いた音楽家たちの姿。

年代で云えば70後半から80歳か。完全にくたびれたわけ
ではないが、「高音が割れる」心配を持つ。

この映画の面白さは会話だ。ずいぶん下ネタもでてくるし、
過去には不倫もしている。ところが、 聞き逃せないセリフ
が出てくる。例えば、「今日の舞台は成功しても明日はもっと
よくしないと客は満足しない」とか。

ノートに書き残そうと鞄をまさぐった。ところがノートはあったが、
ボールペンがない。いつもこうだ。こんなこともあった。カメラは
もって来てもカードがない。写真はあきらめた。家についてから
携帯電話にカメラがついていることを忘れていた。

映画では俳優たちがボケているし、観客の私はせりふを覚え
ようとしたが、なんにも記憶していなかった。

映画のパンフには、4人がそろって舞台に立つシーンが写され
ているが、映画はそこで終わっている。こんなこと書いて悪か
ったかな。

名優ダスティン・ホフマンが初めて監督し、日本にも訪れている
話題作。もう一回観てセリフを確かめてもよい作品だった。


西本願寺の思い出は遠く

2013-04-17 23:37:48 | 京都の名所
西本願寺へ久しぶりに訪れた。
一般門徒の姿は少なく、修学旅行生たちが見学に訪れて
いた。
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40年前、私は西本願寺を拠点に、宗教記者をしていた。
お西さんに記者クラブがあったからだ。お東にもクラブが
あって、朝出勤は新聞社の支局ではなく、どちらかの本
山へ向かった。

お寺の記事はのんびりしたものと思われるが、結構「抜いた」
「抜かれた」の世界があった。

思い出すのは「抜いた」ことではなく、「抜かれた」こと。「東寺
の海外重文流出事件」は、いまもはっきり覚えている。いずれ
書いてみよう。

お西の建物はとにかくでかい。お東とどっちが大きいかと尋ね
られたら、「どっちも」と答える。私はお東の末寺の出だから。
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飢餓海峡の三國さん逝く

2013-04-15 22:04:46 | 日本海
重い暗い空に覆れた日本海。その沿岸で繰り広げげられる
重厚なサスペンス。三國連太郎は冷徹な殺人鬼を演じた。
すごかった。「釣りバカ日誌」のスーさんと雰囲気は全然違
うで。


90歳かあ。なんか最後まで仕事してたな。

三國さんを直接知っているわけでないのだけれど、良く知
っている人がまた一人死んだ感じだ。

長生きするということは、世話になった人、友達が次々死ぬ
ことやで、とだれかが言った。

その通りになっている。

私はまだ平均寿命の一歩手前で生息しているが、みんな死ぬのが
早すぎる。

いずれもお別れのあいさつなしや。




無名の若手女性画家が描く大量の襖絵とは

2013-04-12 19:29:45 | やるー
今日も接骨院へ行く。駐車場に入ったが、降りられなくなった。
ラジオの話に興味が湧いたから。

話し手は禅寺の大本山妙心寺の塔頭の襖絵について語ってい
た。

塔頭の襖は64枚ある。そこに新しく絵を描くことになった。
絵筆を取るのが、有名な画家ではなく、無名の若い女性だと
いうことだった。女性は芸術大学院を卒業しているので素人では
ない。普通、名の知れた画家に委嘱するものだが、なんで実績
が薄い女性に絵を託したのか。


この話から話をずらして、京都に数多の寺院があり、その多くに
襖絵が存在する。寺院を拝観に訪れると、この絵は「狩野派の
だれそれでございます」と説明される。
何百年前に名の知れた画家が競って寺の襖絵を描いていた。
では、今から何百年後に残すための絵を描く例があるだろうか。

多く見られるのが、復元作業。原画は収蔵庫にしまい込み、復元
画を現場の部屋に残す。

どこのお寺か忘れたが、6枚くらいの襖一杯にイワシの絵が
描かれていた。金子みすゞを意識したものだろう。イワシの目が
印象的だった。

これも襖6枚くらいなら見られるだろうが、60枚を超すイワシの図
は空想するだけでお腹、胸一杯になるだろうね。

千住博さんの絵がすごいと思ってもお寺の襖にはねえ。

   本音は「もったいない」

でも、いいじゃないか。なにを無名の画家が描くか知らないが、
何十枚も描くうち、どんどん変化し、うまくなってゆく。わくわくし
ないか。


内視鏡を嫌う我が食道、なんでやろう

2013-04-11 17:12:04 | がん治療
奇妙なことだが、前回の胃の内視鏡検査から、我が食道
君、ご機嫌が悪いのだ。

検査の前に飲む胃の泡を消す液体のまずいこと。もともと
胃がないので、なんで胃の泡を消す液体を飲まなければ
ならないのか、と前回の検査で看護師さんに尋ねた。

「胃はなくても、食道をきれいにします」
あ、そうか。一応納得。

今日はとくに液体が咽喉に入っていかない。

二口飲んで後は水に流した。

次に咽喉に吹きかける噴霧状の麻酔が気持ち悪い。
「気分が悪くなったことはありませんか」と看護師さん。
・ありません。でもたっぷり、かけてください。
「たっぷりね。あはは」
笑われてしまった。
でも、検査でつらいのは、内視鏡が咽喉から食道に通
過する時が一番。

いつもは、この後内視鏡はスムーズに入っていくのに、
今日は食道が拒否しているようだ。
「飲みこんでください」
m医師がささやく。

苦しい。また、がん発生か。

検査結果についてm医師。

「なんともありませんでした」

え?なんともない。
心配して損した。

3年前に食道と胃にがんが見つかってから、手術・食道
拡張を含め、もう何回となしに胃カメラを飲んだ。

それが、食道が回復するにつれ、胃カメラが苦しくなった。

なんでやろう。なんでやろう。


外国人から見ると異国情緒?

2013-04-10 13:55:04 | 京都の名所
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お稲荷さんのお参りの多くが外国人だ。
グループで話す言葉を聞けばすぐわかる。
「・・・・・・?」
うづらの焼き鳥、英語で書いているが分かるかなあ。
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鯖の棒寿司も「・・・・・・・?」

でも、店は覗く度に、異国情緒たっぷりと思うんだ。
外国人から見ればの話。
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ここは「せんべい屋」
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時計にのれん、下駄、傘ーなんでも1050円だよ。
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店のお兄さんがうなぎを焼いているよ。
和服を着ているからって日本人とは限らないよ。
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