がんと診断された人は10年間で
どれだけ生き残っているか。
がんの種類やステージもひっくる
めて59・4パーセントであるこ
とが国立がん研究センターの調査
で分かった。
これまで、5年生存率を知らされて
いた。
かつてはがんと診断されると、死
刑宣告を受けた思いをしたものだ
った。
それががん患者の6割まで生き残れ
る。医学が進歩している証しであろ
う。
私の場合も、食堂‣胃がんで手術後
11年を数える。生き残っているのだ。
これで、安どしてよいかというと
手術をした医師は”無罪放免”といっ
てくれない。
引き続き胃カメラ検査をするよう勧
めてくれている。
つまり、がんについてはこれで完結
ではないということだ。
新型コロナウイルスも、がんと似て
しつこい。
どんどん変異して、生き残っていく。
ワクチンができたらといって、これで
開放されたという考えがいかに無意味
であることがわかる。