人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

軍艦島の劣化

2020-08-29 11:35:17 | 行ってみて
長崎の海上に浮かぶ軍艦島の劣化
についてのニュースを読んだ。

数年前、軍艦島へ行きたくなって
長崎へ行った。

軍艦島は船で行くと行く手に突然
ビル群の廃墟が現れる。その姿は,
まさに軍艦のよう。

通称軍艦島は端島といって、周
囲1.2キロの小島。ここで海底
炭鉱が進められ、5千人もの人
が住み、学校や商店もあった。

炭鉱は海底にあるので、確認
できるのは島に残された鉄筋
造りの建物だけ。

建物は強風と6月の雨で崩落し
たという。

このまま、放っておくと、崩落
の恐れがあるが、危険だから近
づけないそうだ。

この世紀の遺物をどうすればい
いのか、私には分からない。

















水の中のミケランジェロ

2015-02-04 16:34:49 | 行ってみて
地下鉄北山を降りると、すぐにコンサートホール、植物園と私が良く行く
施設が並んでいる。二つの間に気になるゾーンがある。

安藤忠雄氏設計の水の庭。コンクリートの壁に絶えず水が流れる。
そこに陶板の名画がいくつか掛かっている。建物はなし。

京都府立陶板名画の庭、という。ここも年寄りは無料で入れる。


ミケランジェロ作の大作「最後の審判」


ルノアール作「テラスにて」


ゴッホ作の「糸杉と星の道」

ほかにモネ作「睡蓮・朝」
鳥羽僧正作「鳥獣人物戯画」も掛かっている。

常時天日にさらされ、色が褪せないのか知ら。

水と名画・・・寒い。夏に来よう。涼しいやろな。

アイデア80点。

印象50点。

お稲荷さんの本殿に近づけず

2015-01-02 18:16:17 | 行ってみて
元日の京都は16センチの積雪量に見舞われた。
これでも、大雪と報じていた。

お稲荷さんへのお参り客はぱたっと足が止ま
った。その反動か2日はどっと人々はお稲荷さ
んへ押し掛けた。

早速、コンパクトカメラを手にお稲荷さんへ
出かけた。

jr稲荷駅から出てくる人、人。天気が良くな
ったせいか、表情も緩んでいる。


広くもない参道に人でいっぱい。

ところどころに雪が残る。


本殿が近づくと、人の波が怖くなる。
ここから逃げることにした。

食べ物はよく売れていた。

縁起物は売れ残っていた。

帰りは、抜け道を通って、5361歩の散歩だった。

おじさん、おばさんの意見は貴重

2014-12-06 22:35:45 | 行ってみて
金沢の弟が住職しているお寺で、E叔母さんの一周忌
があった。金沢は冬の訪れで冷たい雨が降っていた。

法事には従妹夫妻や姪、その子、叔母さんからひ孫に
あたる可愛い女の子も来ていてにぎやかだった。

お昼に寿司屋で久しぶりにおいしい寿司を頂いた。
その時に献杯の挨拶をしてほしいとのこと。

瞬間に思い付いたのは、〈おじさん、おばさん〉という
存在について。

私の父親は私が高校生にのころ、病気で亡くなった。
以来、一周期のおばさんと先に亡くなったおじさんにい
ろいろお世話になった。

私が子供のころから、叔父叔母とは親しくしていたので
親父代わりの存在であった。

進学、就職、結婚と人生の折り目、折り目で意見をもらっ
たような気がする。

とくに結婚の折に私は親から見れば、とんでもない女性を
選んだものだから、母にせっつかれてわざわざ関東から金
沢へ意見をするためやってきた。

おじさんは親と違っていきなり反対するわけでないし、子
供のころから私という人間を知っているので、諭すのがさ
ぞ難しかったであろう。

おじさんから何をいわれたか、すっかり忘れた。
私は周りの反対を押してその女性と結婚した。しかし、あ
とあとおじさんとは有難いものだと思った。遠路はるばる
私の将来を考えてやってきてくれた。

親ではない、友人とも違う。しかし、事情はよく知ってい
る。それがおじさん、おばさんだ。

こんな人の意見は貴重なのだ。


新京極 変わらぬ賑いの中で

2014-11-06 22:32:36 | 行ってみて
MOVIX京都で「美女と野獣」を観た後、新京極
と寺町界隈をぶらついた。

映画館は空いていた。でも、地下2階にスクリ
ーンがあるので、穴倉に入って行く思い。

タイトルはおなじみだが、ストーリーを観るの
は初めて。CGを駆使する展開するファンタジーは
面白いが、巨人が現れ勧善懲悪。主人公同士が
結婚美女と野獣が愛し合う展開にあれあれ。



新京極と寺町をぶらついた。

誓願寺の本堂の扉が開けられていて、座像の
仏様が表から見えた。初めて拝んだが、美しい
仏像だった。





ここから顔を出し、写真を撮る。


新京極にもオアシスがある。



このマネキンは胴体から上がない。女性の腰から
脚の曲線美を見せる。
そうだ。美女と野獣に登場させたら面白いのに。

錦天満宮は、境内に提灯がいっぱい。
明るくて繁華街のお宮さんにふさわしい。





昔、日活の映画館があったのだが。


お好み焼きなどの小さな店が並んでいた風景は消えた。

なんか、すうどんを食べるような印象の街に変わって
いた。

雨中の龍谷大学祭

2014-10-30 23:12:49 | 行ってみて
2日の日曜日、お隣の龍谷大学は大学祭で、賑わいました。
ですが,あいにくの雨降りでキャンパスはいまごろ広葉樹が
色づくのに、代わりに傘の花が咲きました。

校門で分厚いスケデュールの冊子を渡されます。
龍大深草学舎は見事なビル群に変貌を遂げいます。エレベ
ーターからトイレに至るまできれいで、大勢の学生はお客
様扱いです。

こうでなければ、大学に学生が来ない時代になっています。

今年のタイトルは《万華鏡》とありました。
万華鏡のように、さまざまなサークルが活動をしており、
入場した人たちを迎えます。

子供達が「わーわー」云っています。
「呪いの家」だって。
お化け屋敷とどう違うの?

「今を生きる」「Ivusa」はボランティアの団体です。
ずっと説明してくれたs.s君に熱いエールを送ってきた。

人気のあるのは、やはり模擬店。

客の呼び込みに熱が入ります。

龍谷大学のシンボル「顕真館」では、龍谷賞の授与式があ
ったあと、吹奏楽部の演奏がありました。



私の目当てはこれ。
龍大の吹奏楽は、いつも大学部門ではトップの質の高さを
誇っています。

演奏はさすが! すごいもんでした。 





ずっしり黒田清輝展

2014-06-11 21:10:19 | 行ってみて

「黒田清輝展」が京都文化博物館で開かれている。
明治から大正にかけて日本洋画界に大きな影響を与えた黒田清輝
は没後90年に当たるという。
ポスターにも登場する『湖畔』はじめ、代表作の「智・感・情」
(いずれも重文)は本物を初めてみて、びっくりした。
その大きさに、重量感あふれる存在感に。
「すごい!」

裸体画の「智・感・情」は、赤外線画像も何枚も簾のように天井から
下げられていて、見る人の興味を集めている。



『昔語り』という巨大な木炭画の場合、僧や舞妓など何人かの登場
人物は別々の絵画に分けられて、それはそれで一つの作品と展示さ
れている。
その一つがこの「舞妓」で、複写が売られていたので、買った。



「赤髪の少女」は後ろ向き。これも買った。それを家で複写した。

6月20日、午後6時から「黒田清輝の名画とフランス音楽」
がある。演奏は京都市立芸術大学の音楽部生たち。楽器はfl
,ob,cl,hr,fg.

28日から長崎小旅行

2014-05-27 22:36:08 | 行ってみて
ピーチが信じられないくらい安い料金で飛行機に
乗せてくれるというので、3日間の長崎小旅行に行
ってきます。

長崎へは、亡妻と現役時代に行ったことはあるの
ですが、雲仙とグラバー亭くらいしか覚えていま
せん。
皿うどんがめっちゃうまいと娘が云っているので、
しっかり食って来ようと思っています。

それにしても、これまであなた任せの旅行が多か
ったので、たった3日間のスケデュールを組むの
さえ年寄りはありったけの脳みそを使わねばなり
ません。

私のマンションの扉には「確認したか」という張
り紙を磁石でとめております。

老人は毎日物忘れとの戦いとなっております。
あらゆる行動に確認が必要です。

とくに、運転には自分が走る凶器になってはなり
ませんから、石橋を叩くようなハンドルさばきが
必要です。

でも、かつてのような細かなな予定表を作る、と
いうのもイイと思いますが、アバウトもまた良し
と思わんでもない。
足の向くまま気の向くままの旅も楽しいのではな
いかと。せっかく一人旅に出るのですから。

長崎に私だけの発見をしたいなと、やる気だけは
十分です。

なに、こけたらあかん、と。
おおきに。外国へ行くのじゃないのだから、日本
語が通じれば、なんてことはない。

ラ・フォル・ジュルネ盛況

2014-04-29 18:50:20 | 行ってみて
びわ湖ホールへ行って「ラ・フォル・ジュルネ」
を楽しんで来た。
「ラ・フォル・ジュルネ」はびわ湖ホールで、29
日まで大中小の3ホールのほか、館内外の空間を全て
使って音楽を生演奏で埋め尽くす。
出演するのは、プロの演奏家はじめ、滋賀県内の高校
生、コーラス。子供達がたくさん来ているなと思った
ら「キッズプログラム」も組まれていた。


ホールのキャラクターもお出迎え。


大ホールの前でも、演奏家たちがリサイタル。ここは
無料で聞けるので、沢山の観客が集まる。

29日の大ホールでは違うオーケストラがなんと4公演
あった。演奏曲目は大小2曲くらいなので、約1時間。
私が選んだのは、日本センチュリー交響楽団。

ドボルザークの「チェロ協奏曲」。チェロは「アレクサ
ンドル・クニャーゼフ」で、これはもうけものだった。
うまいし、迫力あり。やっぱりヤマ越えて大津へきて良か
った。
拍手は盛んだが「ブラボーおじさん」はいなかった。


去年は「幻想交響曲」だった。
音楽会はこれぞというのを1曲聞くのが一番いいと思った。


北国と中山道の街、長浜

2013-12-17 22:57:02 | 行ってみて

長浜に40年前にいた。北国と中山道の交わる古い街だった。

冬は雪が積もって北国に、中山道の行く手は中京の商いが

見える。秀吉が築いた長浜城はこじんまりと港の傍らに鎮座

する。港からは大津へ、竹生島へと船による海路がいまも開

けている。

今の長浜は、かつての古い街は残しつつ「黒壁スクエア」と

称する有名な観光地と変貌してしまった。

むらさきいものお菓子を2個買って、だれもいない時に食べる。どの

店も凝っている.観光客はつい中を覗きたくなる。

中でガラス館は元銀行。観光客が必ず入館する。

ガラスのアクセサリーなどが並ぶ。

長浜といえば曳山が有名だ。

博物館には2基の山が展示してあった。山は舞台が設けてあって、

4月に子供歌舞伎が演じられ、湖国は一気に春を迎える。