人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

立派な本屋がある町、留萌

2017-04-30 07:11:37 | 80はミステリーゾーン
商店街はおろか、店がどんどんなくなった
町。留萌市にたった一軒の本屋がある。そ
れも広々とした店内。

本屋は市民たちが署名がきっかけとなり、
熱心な店主の働きと、ボランティアが支え
町の文化の拠点となっている。

nhkの朝の番組は、心良かった。

沢山の本屋がある京都に住んでいると、留
萌のような市民が支える本屋があることに、
驚く。

恐らくスーパーも消えたのだろうか。人は
本屋がなくなることに耐えられなかったの
だろう。

本屋が定期的に開く読み聞かせ会で、子供
達が目を輝かせている。

親たちが本屋を支える源泉となっている意味
が分かったような気がする。




がん”酷知”でノックアウト

2017-04-27 18:02:32 | 80はミステリーゾーン
「内視鏡による検査の結果、あなたは食道がん
です」

「がん?」

「そうです」

「助かるんですか」

「それは、手術してみないとなんともいえませんが、
外科手術しますと大手術になります」

「他にも方法はあるのですか」

「初期ですと、内視鏡で手術できます」

「私の場合は軽いのですか、重いのですか」

「ゼロ期です」

ゼロ期でも、「大手術もある」という外科の先生の言
葉で私はノックアウトを食らっていた。

おまけに、高齢だから癒着が考えられるという。


NHKで「がん酷知」なる放送を
していた。

私の場合、まさに”酷知”そのものであった。

食道がんの治療は、他に放射線、抗がん剤によるもの
があるが、すべての治療を投入する場合もある。

このなかで、従来から取られていた手術によるがん摘
出手術は、食道を抜き取るまでが聞くだけで卒倒もの。
食道を取った後、胃を引っ張り上げ、残った管に胃を
くっつける。

後は抗がん剤でがんを叩くわけだが、がんが全身に回
っていたら、回復は難しいという。

ところが、私の場合、消化器内科の医師による内視鏡
による手術が行われた。

2時間に及ぶ胃カメラによる手術は成功し、食道は撤
去せずに残った。

これは、私の運が強かったことを物語る。


一時は、外科医に「おおごと」を告げられたが、
同時に発生していた胃がんも内視鏡で手術。しかし、
後遺を防ぐため、胃を摘出したにせよ、食道は6年
を過ぎても、「元気に」残っている。

がん告知は残酷であっても、すぐ死を覚悟しなくて
もよい。医学は確実に進歩しており、治療の方法は
いろいろあるというわけだ。


あたる人がいるからきれる

2017-04-26 11:06:07 | 80はミステリーゾーン
きれやすい老人が目立つという。
新しいニュースでは、今村前復興相が記者会
見できれていた。

なんでそこできれる? もう何回もテレビで
追いかけているが、あの場面だけではきれた
理由が分からない。

あの場面以前に切れる前段階があったんだろ
う。テレビは瞬間を切り取るから、それが命
取りになって、要職を失う人が多い。

スポーツ選手のように、「優勝のことより、
毎日毎日が大変です」と答えておけばいいも
のを笑いを取ろうとして、失敗する。

夫婦二人で軽い認知症になったテレビをみた。
鍋で湯を沸かす夫。「火に気をつけて」と妻
はまだしっかりしている。

次に「手に油がついた」と怒り出した。
悪いのは妻だと。これも分わからないが、な
んかもの悲しい。

独居老人にはあたる相手がいないから、怒ら
ない。

テレビのレシピを覚える

2017-04-26 10:38:27 | 80はミステリーゾーン
新しい料理の味を楽しみ、海馬も鍛える
テレビの見方がある。

レシピを記憶して、冷蔵庫の中の素材で
つくること。

今日のǸHk朝の番組。皮つきもも肉のス
ープを作っていた。

皮つきもも肉は皮をパリッと焼く時出る
脂はすぐにふき取る(勉強)。

冷蔵庫に生姜がなかったので、白ネギを
使う。
スープはいつもの通りヒガシマルのラー
メン汁を使う。
私のスープになかった酢をリンゴ酢に替
える。
めんつゆで味付け。
レシピにないものに赤のパプリカとパセ
リ(大量に買ってある)を加える。

こうして、できあがりはぐーー。

発見したスープの味は、ソテーしたもも
肉が加わりめちゃおいしい。
酢の味がさらに食欲を増した。
舌も海馬も大喜びであった。





赤ちゃんの苦労を知る

2017-04-25 04:55:25 | 80はミステリーゾーン
知り合いに「スポーツをしている」と
云った私に「何のために?」と問われ
て、答えに窮したことがあった。

いまなら、こういうだろう。

「生きるために」

「年に2回胃カメラ検査をしている」
「なんのために」
「生きるため」

同じことである。

身体の機能は使わないと、衰えて行く。
骨も筋肉も神経も鍛えないと使用期限
が切れて、やがて死に至る。

生物は皆同じ。

話は飛ぶが、私は時々、筋肉の機能停止
状態を体験する。
そうなると、立ち上げることも出来な
い。二本足の動物が立つことの難しさを
実際に体験する。

ならば、大概の動物のように四足で動く
ことは簡単なのか。

これも、難しい。
赤ん坊がはいはいする姿を思い出して
いただきたい。

赤ん坊は手と足ではなく膝を使って前
進する。それから、立ち上がるまでが
大変な苦労なのだ。

超老人が筋肉痛になって赤ん坊の心が
分かったこと。



祇園の可必館とブレッソン展

2017-04-22 16:42:43 | 80はミステリーゾーン
祇園・四条通り北側に「可必館・京都現代
美術館」がある。「かひつかん」という名
の人通り多い四条通に建つ美術館。

並びの店と同じくらいの間口なので、通り
過ぎるかもしれないが、魯山人で知られる
名の知れた美術館なのだ。


 
今は20世紀の大写真家と言われる
「アンリ・カルティエ=ブレッソン」
展を開いている。

入館料1000を払って入館。1階入
口にブレッソンの作品が展示してある。

美術館は1,2,5階と地下1階が
展示室。5階は魯山人の額がかかっ
た和室にもみじの木がガラス張りの
空間に植わっている。

外の音は一切聞こえないので、樹木
を眺めていると気が安らぐ。

ブレッソンの写真は所蔵のもの。

地下1階には魯山人の壺などが展示
してある。

筋肉痛を無視、テニスやってみて

2017-04-20 23:10:52 | 80はミステリーゾーン
昨日はいささか冒険をした。
オートテニスで練習、そんなに体を動かし
ていないのに、例の筋肉痛の予兆だ。

目を覚ますと、風呂をわかし、ぬるめのお
湯にゆっくりつかる。湯舟の中でストレッ
チ、脚の筋肉を揉む。
風呂から上がって、歩く運動を繰り返す。

湿布剤をべたべた張って、テニス教室に出
かけた。

常識的に考えれば、筋肉痛で運動するのは
無茶だ。だけど、やってみないと分からん。

痛い目に遇うことを覚悟して、練習に加わ
る。

不思議。動きはすっきりしないが、やれる。

ゲームでも、スライスで相手を失敗させた。

帰って。

何にも起こらず、身体は普段通り。
もし、大事を考えておとなしく寝ていたら、
筋肉痛のやつ、いい気になって盛り返して
いたに違いない。

痩せの悩みもあるのです

2017-04-20 22:34:02 | 80はミステリーゾーン
太った、水を飲んでも太るという人が
いる一方、痩せの悩みもあるのです。

胃の無い人達の機関紙には、胃を失って
様々な異変や悩みを訴える投稿が見られ
ます。

69歳の男性は胃の幽門切除後、4年半
経過、がんの再発はないが、毎日体重の
変化に苦心しています。

男性の体重は72kgから手術後65kgに
減りましたが、スポーツをすると2kgぐ
らいすぐ減ります。カロリーメイト、お
にぎり、飴などがんがん食べても、2kg
を回復するのに4日かかるといいます。

私は52kg~54kgをうろうろして一日、
2回体重計に乗ってため息をついており
ます。

でも、かかりつけ医は、「全然、問題あ
りません」と言います。





つい本音が出てしまい

2017-04-19 08:43:14 | 80はミステリーゾーン
このところ、政府高官の「すみません、言ったこ
とは撤回します」という謝るシーンが多くなって
いる。

テレビでは「あれは本音、思っていることをその
まま言っているだけ」と解説される。

自分ではいいことを言ったつもりだが、「先生、
あれちょっとまずいのでは」と指摘され、初めは
うけているじゃないか」
分かっていないから、訂正までに時間がかかって
いる。

スポーツ選手はその点、実にそつがない。
お相撲さんだって「一日一日です」
プロ野球のヒーローも「ファンのお陰です」

よく聞くと面白くもなんともないご挨拶だが。

これで、世の中丸く収まる。

本音がでると、わやくちゃになる。
みんなまーるく。****ピアノ








敬老パスの有効利用

2017-04-18 23:52:14 | 80はミステリーゾーン
今日もクリニックのある西洞院から大丸前の高倉
まで」市バスに乗った。敬老パスは有難い。バス
ひと駅でも乗っけてくれる。

もっとも、敬老パスは前は無料だったが、いまは
収入に応じて年間の使用料を払っている。私で年
間1万円だが、これでも利用度を考えるとかなり
安い。

年寄りにとって、都会と地方の差は、交通機関
が使えるかどうかが大きい。

今のところ、テニスコートやスーパーは車を動か
し、近くのお医者さんやコンビニへは自転車を使
う。いうことなしの便利さだ。

上越市へ行くと、娘や孫が迎えに来てくれるが、
一度、タクシーを呼んだら、高かったこと。

天候のいい方ではないので、歩くと大変。
上越市なら買い物に不便はなさそうだが、老人たち
は日常の移動はどうしているだろうか。