人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

がんばる火野正平さん

2011-11-14 23:51:14 | こわいぞー
火野正平さんが自転車で全国を回っている。
いまは佐賀県だ。

視聴者から来る手紙の要望にこたえて、現
地を走る。

どこへ行っても路は平たんではない。

「人生、下り坂も悪くない」
このつぶやきは、最高におもろい。

上り坂では、当然息が荒くなる。

「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」

マイクから思い切り日野さんのつぶれる
ような喘ぎ声が聞こえる。

視聴者から
「年寄りをいじめるな」

おもしろい。

火野さんは肺を鍛えているのだから、ほ
っとけ。


地方紙が無くなってどうなったか

2011-10-29 05:45:12 | こわいぞー
アメリカで、撤退した地方紙の影響で、地方行政を
監視する記者たちがいなくなった。どうなったか。
役人たちはやりたい放題。

29日の朝日新聞のオピニオンのページにそんな報告
が載っている。役人の給与は好き放題にアップさせ
ても追及する新聞がいないから、市民は知らない。

日本では、先の大震災で地方紙が活躍して被災者に
身近な被災の現状を知らせるのに役立った。改めて
地方紙の存在を知った人は多かったに違いない。

リーマンショックから日本の新聞もおかしくなった。
全国紙も広告がガタ落ちで、経営に深刻な打撃を与
えている。

どくに、私は新潟にいたとき、朝日新聞の週間朝日の
広告が下5段全部を占めていたことに驚いた。

経営が順調な時に採用されないような広告が、全面で
出ている。ページ数も少ない。よっぽど苦しいのか、
と思っていたら、やはり大赤字を出していた。

景気が良いか悪いかは新聞の広告を見たら、分かる。
自分ところの雑誌をでっかくしなければ、紙面が埋
まらない。obは心配だった。

今年に入って、全面広告にいつものお得意さんが戻
ってきた。青ざめていた新聞の経営も回復している
のかな、と思ったら大震災である。

災害発生後、新聞もテレビも広告なしで、惨状を伝
えた。活躍が目立ったのは地方紙の頑張りであった。
「壁新聞」で発行を続けた石巻日日新聞が注目を集
めた。

石巻よりも大きい河北新報は新潟日報に支援を求めた。
コンピューターが使えなくなったのだ。

なによりも、情報が途絶えた人々小さなニュースを運
んだのは小さな新聞、地方の新聞だった。そう書いて
いるのは紙評を書いている池上彰さんだ。



高速道で眠気に襲われて

2011-07-11 06:32:52 | こわいぞー
金沢から京都へ帰る途中の北陸自動車道、怖かった
ですねぇ。眠くて眠くて。時速100キロで、1秒
でも眠ったら、27m突っ走る。側壁に激突。”目
が覚めたら?あの世だった”、になりかねない。車と
接触したら、人様を道連れにしかねない。

眠気って、あれなんでしょうね。一度襲われたら振
り払っても、振り払っても眠気から逃げられない。

何年間も京都と新潟・上越市を往復しているが、慣
れることはない。

眠くなったら、あらゆる抵抗を試みる。

窓を開ける。
水を飲む。
頬をひっぱたく。
足をつねる。
大声で知っている歌を次々歌う。
自分の葬式を予想する。

それでも、眠気は悪魔のように、頭から張り付いて
動かない。

一方でこんなこともある。真夜中走り出して、夜明
けを迎えた時、全然眠くなかったのである。

自分の照らすライトだけ。前に車はいない。
ときどきライトを上を向ける。ライトの距離が伸び
る。空港の滑走路を走っているようだった。

この間は、金沢で葬儀を終えての帰りだった。前日
はお通夜で睡眠時間が短かった。親戚のお墓参りも
した。十分疲れていた。

こういう日は泊った方がよかったかも。あとで気
がついた。年寄りが無理したらあかんかった。
                     反省。








がんより怖いぼけ

2010-11-14 22:19:45 | こわいぞー
年をとると、もの忘れがひどくなる。「そや」と同調したくなりますが、原因
の一つは頭を放っとくからと違いますか。

入院すると分かることですが、2週間もベッドに寝ていたら、筋肉は見事に
落ちます。頭も使わんで、ぼーとしてたら錆びます。退化します。

私はなにが怖いかというと、がんよりもぼけですね。
がんが出来ても、程度が分かれば処置すれば、早期なら助かる。万一進行性の
ものであっても、死ぬまでの時間が計算できる。三か月の命やとつげられても、
三か月もあれば、大概の始末はつけられる。

ぼけはそうはいきません。本人はなにも分からんのやから。ひどくなると、
人間性も無くなります。これが一番こわい。

ぼけは本人も不幸、しかし看る人がもっと大変。例は探さなくてもごろ
ごろしています。

奈良にぼけ封じのお寺があり、全国から大勢の参詣があると言われます。

ぼけが怖い人は、とりあえずお寺へ行きますか。それでも、行った後に、頭の
リハビリをするようにお勧めします。