人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

雨だれ

2011-03-06 22:41:33 | 楽器
ショパンの「雨だれ」の曲。
庭の向こうから聞こえてきた練習曲。
だれが弾いているのだろうか。
何度も同じところを、失敗している。
でも、ゆっくり雨だれが落ちる音が続くのはいいよなあ。

フルートで吹いてみる。
吹けるが、なにか物足りない。

雨だれが入ってなかった。
時差40年ほどのお話。



オーケストラの面白さ

2011-02-25 06:06:46 | 楽器
大概の高校には、ブラスバンドがある。でも、オーケストラとなると
ぐっと数は少なくなる。そのひとつ新潟のT高校の定期演奏会は
新潟を訪れた時の楽しみだ。

ある年。プログラムの一つはベートーベンの交響曲第5番「運命」だった。
バイオリンが多いぞ。と、いうのはその年入部した1年生30人が
全員バイオリンだった。演奏会が5月だったから、1か月余りで舞台
に上がったというわけであった。

そんな短期間でバイオリンが弾けるの? 

どんな楽器だって短期間での練習で演奏ができます。ただし、どの音
も出すのは難しいと思います。で、肝心な部分は経験者が演奏します。

さて、金管とくにトランペットが良く響くと思って指折り数えると
8人いた。サックスもいた。ええのかいな。

従って、ブラスの良く響く5番が響き渡った。

プロでは考えられない楽器編成だが、アマなら許される、かな。
妙に納得。

古ーいレコード、レコードは古いに決まっているが、モダン・ジャズの
ジャック・ルーシエがオーケストラを指揮しながら「ブランデンブルグ5
番」を演奏している。バッハとジャズがぴたっと遇い、今聞いても新鮮
だ。

私たちは、作曲家が指示する編成でのオーケストラを聞いている。
それがベストかも知れないが、型破りのスタイルの演奏にもホッとする
気持ちになる。