明日から12月ですね。今年もあと一か月を残すのみとなりました。
寒さも一段と厳しくなってきますが、ハートだけは温かく保っていきたいものです。
12月と言えばクリスマス。
クリスマスと言えば、私にとっては一番に思い浮かぶのがサンタクロースです。
70を超えたこの歳になっても、サンタのことを考えるとなんだかワクワクしてきます。
1年生の担任をしていた時に、ある女の子が「うちのサンタはね…」と、サンタのことを
あれこれ話してくれた時のことを思い出します。サンタは、その子の家で飼っている犬の
名前でした。でもそれだけ、サンタクロースはその子にとって身近で親しい愛すべき存在
だったのだと思います。
そこで以前のブログでも取り上げましたが、サンタの登場するお勧め絵本をまた一冊ずつ
紹介していきたいと思います。
〇その1
「サンタクロースって ほんとにいるの」
てるおかいつこ 文 ・ すぎうらはんも 絵 科学のとも絵本 福音館
この絵本は、サンタクロースについて子どもがあれこれ質問し、それに親が答えるという
会話形式の絵本です。そのやりとりがなんとも微笑ましく楽しい会話になっています。
皆さんでしたら、子どもが次のように問いかけたら、なんと答えるでしょうか。
① どうして ぼくのほしいものがわかるの?
② どうして よなかにくるの?
③ サンタは なつのあいだは どうしているの?
④ こないうちもあるのは なぜ?
この答えを考えるだけで、楽しくなってきます。
子どもの心に届く どんな言葉をかけてあげようかと悩んでしまいそうですが…。
絵本では、次のように答えています。
① 子どものほしがっているものが わかるひとだけが サンタになれるんだよ。
② おれいをいわれるのが はずかしいからだろ。
③ おくりもののじゅんびのあいまに すこしはなつやすみをとるんじゃないかな。
④ びょうきの子のそばで あさまではなしこんでしまって まわりきれなくなったのかなあ。
絵本の結びは、次のような会話になっています。
「ねえ、ほんとうにいるの?」
「いるよ。サンタクロースはね
こどもをよろこばせるのが なによりのたのしみなのさ。
だって こどもがしあわせなときは みんながしあわせなときだもの。
サンタクロースは ほんとにいるよ。
せかいじゅう いつまでもね。」
戦火の中で暮らす子どもたちは、サンタの夢を見ることができるのでしょうか。
子どもたちが求める何よりのプレゼントは、銃火や空襲におびえることなく、未来を夢み、希望を
持って生きることのできる平和な世界を実現することなのだと思います。
パレスチナとイスラエルとの間に、ウクライナとロシアの間に、子どもたちの願いによりそう真の
サンタクロースが現れることを 心から祈ります。
寒さも一段と厳しくなってきますが、ハートだけは温かく保っていきたいものです。
12月と言えばクリスマス。
クリスマスと言えば、私にとっては一番に思い浮かぶのがサンタクロースです。
70を超えたこの歳になっても、サンタのことを考えるとなんだかワクワクしてきます。
1年生の担任をしていた時に、ある女の子が「うちのサンタはね…」と、サンタのことを
あれこれ話してくれた時のことを思い出します。サンタは、その子の家で飼っている犬の
名前でした。でもそれだけ、サンタクロースはその子にとって身近で親しい愛すべき存在
だったのだと思います。
そこで以前のブログでも取り上げましたが、サンタの登場するお勧め絵本をまた一冊ずつ
紹介していきたいと思います。
〇その1
「サンタクロースって ほんとにいるの」
てるおかいつこ 文 ・ すぎうらはんも 絵 科学のとも絵本 福音館
この絵本は、サンタクロースについて子どもがあれこれ質問し、それに親が答えるという
会話形式の絵本です。そのやりとりがなんとも微笑ましく楽しい会話になっています。
皆さんでしたら、子どもが次のように問いかけたら、なんと答えるでしょうか。
① どうして ぼくのほしいものがわかるの?
② どうして よなかにくるの?
③ サンタは なつのあいだは どうしているの?
④ こないうちもあるのは なぜ?
この答えを考えるだけで、楽しくなってきます。
子どもの心に届く どんな言葉をかけてあげようかと悩んでしまいそうですが…。
絵本では、次のように答えています。
① 子どものほしがっているものが わかるひとだけが サンタになれるんだよ。
② おれいをいわれるのが はずかしいからだろ。
③ おくりもののじゅんびのあいまに すこしはなつやすみをとるんじゃないかな。
④ びょうきの子のそばで あさまではなしこんでしまって まわりきれなくなったのかなあ。
絵本の結びは、次のような会話になっています。
「ねえ、ほんとうにいるの?」
「いるよ。サンタクロースはね
こどもをよろこばせるのが なによりのたのしみなのさ。
だって こどもがしあわせなときは みんながしあわせなときだもの。
サンタクロースは ほんとにいるよ。
せかいじゅう いつまでもね。」
戦火の中で暮らす子どもたちは、サンタの夢を見ることができるのでしょうか。
子どもたちが求める何よりのプレゼントは、銃火や空襲におびえることなく、未来を夢み、希望を
持って生きることのできる平和な世界を実現することなのだと思います。
パレスチナとイスラエルとの間に、ウクライナとロシアの間に、子どもたちの願いによりそう真の
サンタクロースが現れることを 心から祈ります。