家の裏にある柿の木に,今年も柿の実が数多くなりました。少し大きめの渋柿は,今年も干し柿として物置につるしました。手の届かない柿はそのまま残してあるので,鳥が餌として食べてくれることと思います。もう一本のあま柿は,畑仕事の合間に私のおやつとして活用していますが,食べる量は限られているので,大半はこれも鳥の餌になることと思います。
ところで,柿のおやつタイムに,今年もうるさい仲間がいます。例の愛犬:クウタです。畑仕事の合間に,私がそのあま柿を食べていると,ほえるのです。「俺にもくれよ!」と言った調子の威勢のいい鳴き声です。私もまた,意地悪をしているわけではないのですが,クウタのそばでおいしそうに柿を食べてみせます。実際,柿好きの私にとっては,心からおいしく味わっているのです。その様子を見て,クウタはほえるのです。クウタには,俺にはくれないで,すごくおいしいものを一人だけで食べているという感じがするのかもしれません。クウタの鳴き声が最高潮に達した頃,しかたないそぶりで私は柿のかけらを放り投げてやります。私が近づくと,クウタは絶対とられてはいけないという感じで,もらった柿を遠くまで運んで,安心したように食べ始めます。そんなやりとりが,今年も続いています。
夕方の5時近くになると,我が家の上空を鳴きながらハクチョウやガンが群れをなして通過します。刈り取りが終わった田んぼの落ち穂を食べた鳥たちが,ねぐらである伊豆沼に帰る光景です。日中は,近くの田んぼで落ち穂をついばむ鳥たちの姿をたくさん見ることができます。
今日は,畑でナンバンと落花生を収穫しました。十分に乾燥させた後に味わう予定です。
夕食では,畑で採れた赤カブ,ミズナ,レタスなどが入ったサラダやコマツナの炒め物を味わいました。
食べて味わう秋のよさ といった感じの 秋の深まるこのごろです。