あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

久し振りの積雪

2024-02-23 10:52:24 | 日記
 昨日は、久し振りの積雪で、季節はまた冬にもどったかのようです。
 前日から朝方まで降り続き、15cmほどの深さの雪です。
 今年最後の名残り雪かもしれないと思い、雪化粧の景色にしばし見とれていました。

 さてと気持ちを切り替え、久し振りの雪かきに取り組みました。
 さらさら雪ではなく水っぽい雪でしたので、シャベルに乗った雪はなかなか重く、作業を終えるまでには
 たっぷりと汗をかきました。
 今冬、三度目の雪かきとなりましたが、これが最後の作業となるのかもしれません。
 三寒四温の言葉通りに、暖かい日と寒い日が交互に続いて、やがては春本番を迎えることになりそうです。
 
 午後に太陽が顔を出し、枝々に積もった雪が輝いていました。
 少しずつ雪解けも始まったようです。
 そのきらめきに誘われ、カメラを持ち出し、庭木の様子を写真に撮りました。

 ロウバイの愛らしい黄色のつぼみ、

 モクレンのふくよかな花芽、

 若々しい梅の花芽、

 おだやかな気品を漂わせて咲く琵琶の花、

 屋内では鉢植えのレモンの花があまい香りをふりまいています。


 カメラのレンズ越しに 命あるものの息吹が感じられ、その生命力が心の中までしみ通ってくるような
 感動を覚えました。

 雪が降っても、やはり春はそこまでやって来ているのですね。
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自分を見捨てない のび汰

2024-02-21 11:32:12 | 日記
昨日の『天声人語』には、深い共感を覚えました。
ドラえもんの物語の中では、のび汰は何をやっても失敗を重ね、そばにいるドラえもんがいつも
ハラハラ心配する存在です。
そののび汰を、天声人語では
「でもあんなに何度もつまずきながら、決して人生をあきらめないのが、のび汰のいいところだ。
 年に数回は(今の自分より少しはましになりたい)と一念発起し、宿題をやろうと机に向かって
 ママを驚かす。考えてみれば、芯は強いのかもしれない」
と、認めています。
 決して長続きはしないものの、いざとなったら困難に立ち向かうことのできるのび汰なのかも
しれないと、私も共感を覚えました。
 さらに共感を覚えたのは、くるくる回る床屋の看板を人に例えて語る作者の藤子・F・不二雄
さんの言葉でした。
「上へ上へと夢を追いながら、じつは同じ場所にいる。しまいにはその『上昇の夢』さえ忘れて
 しまう。そうじゃなくて挫折しても明るく夢を見続ける『自分を見捨てない人』に共感してほ
 しい」
 天声人語の筆者は、これはきっとのび汰のことだろうと指摘しています。
 私も同感です。のび汰だったら、同じ場所に留まりながらも決してあきらめることなく夢を見続け、
何度でもそれに向かって挑戦し続けるだろうと…。そして、ドラえもん自身が、夢そのものの象徴な
のではないかと…。
 天声人語では、それに続けて、卒業シーズンを迎えた高校生に目を向け、希望の道へ進む人・涙を
のんだ人、それぞれが新たな人生の一歩を踏み出す時、大事なのは『自分を見捨てない』ことだと語
ります。そして結びにドラえもんの物語にもどり、のび汰が大事に育てたタンポポから飛び立っていく
綿毛の言葉を取り上げています。
 のび汰が『どこへ行くつもり?』とたずねると、綿毛は『わかんないけど…、だけどきっと、どこか
できれいな花をさかせるよ』。と答えます。
 旅立つ若者たちもそうあってほしいという願いを込めて最後には「旅立つ若者たちに幸あれ」のメッ
セージが添えられていました。
 たとえ夢が叶わなくても、のび汰のように夢を見続けるハートだけは持ち続けてほしい。挫折するこ
とがあっても決して『自分を見捨てない人』であってほしい。
 私はもう若者ではありませんが、私自身も何歳になっても、そんなハートの持ち主でありたいものだ
と強く感じました。
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春は もう そこまで

2024-02-19 19:50:09 | 日記
久し振りの投稿となります。

先日、一足早く春を味わいました。
暖かい日が続き、毎年フキノトウが顔を出す庭の一画に、ちょこんと今年のフキノトウが顔を
出していたのです。娘と妻が見つけ、その日の夜にさっそく天ぷらに。
フキノトウのほろ苦さは、春そのものでした。
あちこちの草むらには、コバルトブルーのオオイヌノフグリも顔を出し始めました。
モクレンの花芽も大きくふくらみ、例年より早く花を咲かせそうです。
春は、もうそこまで来ているのですね。

夜には、星座音痴の私にも見分けがつくほど、南の空にオリオン座が輝き、冬の大三角を形作る
ベテルギウス(オリオン座)・シリウス(おおいぬ座)・フロキオン(こいぬ座)が燈台の灯のように
鮮やかに輝いています。北の空には北斗七星(おおくま座)が輝き、そのひしゃくの形の先には
北極星も見つけることができます。
空気が澄んでいるからでしょうか、星々がとてもきれいに輝いて見えます。
寒さも和らいでいますので、星を見上げるのには最適かもしれません。

例年だと2月に入ると渡り鳥達が北の国に帰り始めるそうですが、今年は暖冬なのでその時期が
早まり、もう移動の最終段階に来ているとのこと。田畑や川、沼で見かけた白鳥などの渡り鳥の
姿も、もうすぐ見納めになりそうです。

春はいろんな所でいろんな顔を見せ始めているようです。

この時期ですから 童心に立ち返っての春探しも いいですね。
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