あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

レオ・レオニの描いた絵本が 好きです!

2010-04-27 22:51:21 | インポート

レオ・レオニの絵本の中で、よく知られているのは

『スイミー』なのではないかと思います。

小さな魚たちが、力を合わせて大きな魚を追い払う物語。

スイミーを中心に小さな魚たちが、集まって形作る大きな魚。

たとえ小さな弱い存在であっても、

知恵を働かせ、力を合わせれば 現実の厳しい世界も

胸を張って生きていける…そんなメッセージが込められているような気がします。

『あいうえおの木』からも、共通するメッセージが読み取れます。

ばらばらだった文字たちが、手をつないで言葉をつくり、

一番伝えたいことを文にして 大統領まで届けるという物語。

言葉や文にして伝えることの意味や大切さについても 考えさせられます。

『フレデリック』では、他のネズミたちが冬ごもりの前に 

いっしょうけんめい えさやわらを集めているのに、

主人公のフレデリックだけは働かず、色や光や言葉を集めます。

やがて長く冷たい冬が来たときに、

フレデリックが集めたものが どんなにすばらしい すてきなものであったか

他のネズミたちは実感することになります。

どの絵本にも 深いメッセージが込められているのですが、

私が、何より好きな作品が 『ペツェッティーノ』です。

   ほかのみんなは おおきくて おもいきったことも すばらしいことも いろいろできた。

   小さいペツェティーノは、だから 自分は きっと だれかの とるにたりない 部分品なの

   だと 思い、だれの部分品なのかを知るために 旅に出ます。

 でも、最後には 自分もみんなと同じ存在 だれかの部品ではなく 自分自身なのだというこ

とに 気づくという 物語です。  

   だれでも みんな 一人ひとりが かけがえのない 自分という 存在であること

  そのことを 教えてくれる絵本が 『ペツェッティーノ』です。

レオ・レオニの絵本は、子どものために書かれた 大人のための絵本という感じがします。

私にとっては、生きることの意味や価値について考えさせられる哲学書でもあります。

もし機会がありましたら、ご一読ください。

  ※レオ・レオニの絵本の訳は、詩人の谷川俊太郎が担当しています。

    谷川俊太郎の書いた詩も好きなので、後日ブログで紹介したいと思っています。   


その時を待つということ

2010-04-26 21:04:40 | ブログ

これまで身に付いた習性のようなもので、時間を計画的に見てしまいます。

いつ何があって、その時までに~を準備して…。

予定の中に、時間が位置づけられていて、ついついその枠の中で、いろんなことを

考えてしまうのです。

畑仕事を始めることになり、畑を耕し、野菜の種をまきました。

いつ芽が出てくるかと、毎日のように畑やプランターを見に行きました。

寒い日の続くあいにくの天候のため、発芽の時期も遅れているのかなと思いましたが、

つい最近になって一斉に芽を出し始めました。

まるで、アサガオの芽が出た時の一年生の子供たちの喜びに負けないぐらいの

感動を覚えました。

 その時がくれば、きちんと芽を出してくれる!

こちらの都合にとらわれず、時間を待つことの意味を改めて考える機会となりました。

子供の成長にも、同様なことが言えると思います。

その時が来れば、自力で大きく伸び成長する子ども。

大切なのは、その子が成長する土台となる畑を耕し、

その成長を信じ、待つことなのかもしれません。

時間は、その子を待つためにあるのですから……。

エンデが『モモ』の中で伝えようとしたことにも

サン・デグジュペリが『星の王子様』で伝えようとしたことにも共通するもの 

それはむだな時間こそが、実はとても大切な時間であるということ。

大切な人やもののために いかに時間を使うか

そのことについて、改めて考えてみたいと思ってます。

かけた時間こそ 確かな時間なのですから。


花の向こうに青い空が見えました

2010-04-25 18:39:39 | インポート

久しぶりに見せた青い空をなつかしく感じました。

いいですね。青空の下、春の光がいっぱいあふれ

色とりどりの花々がさらに明るく輝くようです。

風に揺れる木々の枝や花の向こうに青空が見えます。

背景としての青空なのに、そこに在ることで

前景である花や木、森や山々をさらにあざやかに美しく

浮かび上がらせます。

そういった在り方も、自らの生き方の範となるようです。

青い空にあこがれてきた理由の一つも

そんなところにあるのかも しれません。

『花と自然のアルバム』の写真を追加しました。

花の向こうに青い空も見えます。 


『花と自然のアルバム』を加えました

2010-04-18 21:36:54 | インポート

その時々の花や自然を写真を通して、紹介していきたいと思います。

今回載せた写真は、我が家の庭に今咲いている花と

先日出かけた大河原の一目千本桜の写真です。

白石川の両岸に沿って咲く桜並木は、見事です。

当日は肌寒く、花の向こうに青空は見えずじまいでしたが、

咲き誇る桜の姿の美しさは格別でした。

桜並木の間を縫って、遠くに蔵王山の雄大な姿もながめることが

できました。

近いうちには 桜前線も わが故郷にもたどり着きそうです。

その折には、青い空を背景にした桜の姿を紹介したいと思います。


温かい春風を 肌で 感じました! 

2010-04-18 11:35:08 | ブログ

昨日、3月まで勤めていた学校の歓送迎会(PTA主催)に参加してきました。

四年間、共育者として一緒の時間を過ごした保護者の皆さん、先生方と出会い、

まるで懐かしい初恋の相手に 再会したような 気持ちになりました。

教職を離れてまだ2週間余りしかたっていないのに、

心の底からこみあげてくる懐かしさと温かさとうれしさの混じった思いでした。

 子どもたちを真ん中に、親と地域と学校とが一つにまとまり、子どもたちのために

 できることには 進んで協力する 気風が満ちているところ …

 そこに いつも吹いていた なつかしい 温かい風を 

 改めて肌で感じながら 過ごすことのできた 楽しいひとときでした。

  よき 子どもたちと 出会い 

  よき 親たちに 支えられ 励まされ

  よき 仲間と 一緒に仕事ができたことに 心から 感謝の気持ちでいっぱいです。

人生は出会いの連続です。

これまで出会い、これから出会う多くの人に 感謝し たくさんのことを学びながら、

新たな気持ちで 明日への一歩を踏み出していきたいと思います。