タケホープの酔いどれ走遊記Ⅱ

アラカンの酔いどれランナーの実にくだらない日記
20数年ぶりのサブスリー復活を目指します。
禁酒しなきゃ無理⁉

「真田三代」 火坂雅志

2024年09月20日 | 長野県

上巻の表紙 装画

「川中島合戦図屏風」

「真田幸隆像」「真田昌幸像」

下巻の表紙 装画

「大坂冬の陣図屏風」

「真田幸村像」 幸隆像に昌幸像も有ります。

 

上田城と砥石城に行きたくなりました。

 

あとがきより 一部抜粋

 世の中は理不尽なことだらけである。その理不尽に対して、たいていは文句も言えず、黙り込んでしまう場合が多い。

 人が生きていくにはたしかにがまんや辛抱は大切である。がまんや辛抱ができない人間は、結局、何事も為すことはできない。

 だが、ときには、覚悟を決めて、何かに立ち向かわなければならないときもある。それは、自分の誇りを守るときだと私は思う。

「表裏比興の者」と言われながら、真田氏を一地方の土豪から大名に成長させた昌幸。それと対照的に「義の人」と言われる幸村。おのれの筋をつらぬいたという一点で、じつは似た者どうしの父子であるのかもしれない。

               火坂雅志

コメント
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