2008年8月28日(木曜日)
すこしずつ、外出時間をふやしています。
娘のところにも、寄れるようになりました。
なんたって、住まいは4階なんです・・・
途中で息切れするかと思ってましたが、
1度もやすまずに、階段を上ることができました・・・
フー・・・
テレビでは、ペシャワール会・伊藤和也さんのニュース画面・・・
わたしの心を重くするのは、
伊藤さんの事件をきっかけに、
テロとの戦いを正当化する流れを
意図したかのようなニュースが多いこと・・・
ちょうど10日前、パキスタンのことをブログにアップしたばかり。
http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/2a4126ee5f2af71c3bb9498ec8e580d1
テロリストを育て上げてきたのは、アメリカ。
アメリカに追従しなければ、日本の未来はないかのように煽りたて、
憲法改正を声高にまくしたてる政治家・・・
そして、したり顔でそれを喧伝するメディア・・・
若者はネットで、お年寄りはテレビで洗脳され続ける。
町村信孝官房長官は、アフガニスタンで伊藤和也さんが拉致され
死亡した事件に関連し、インド洋での自衛隊の給油活動を
継続する方針を示したという。
伊藤和也さんがこころざしたのは、飢えに苦しむ
アフガンの地に、農業を根付かせること。
日本の政府が、してこなかった底辺での支援を
NGOの職員となり、実現しようとしていた。
政府の方針は、伊藤和也さんにとってもっとも
悲しむべき方向を示しているとしか思えない。
戦争はいやだ! という声よりも
軍隊を持て! という声のほうが
正義であるかのように、聞こえだす日が
やがてくるのかもしれない・・・
そんな日が、こないように今、
わたしたちにできることは日本国憲法を守ることであり、
子どもたちにこの憲法がどんなにすばらしいかを
きちんと語り伝えることだ。
janjanと時事ドットコムの記事です。
http://www.news.janjan.jp/world/0808/0808285734/1.php
【「ペシャワール会」伊藤さん殺害―アフガンは暗闇になるのか】
田中龍作2008/08/28
アフガニスタンで農業復興を支援していた「ペシャワール会」の
伊藤和也さんが遺体で発見されたことで、同会はアフガニスタンでの
日本人スタッフの活動を一時中断させるという
農業の復興の遅れで、ケシ栽培、軍閥やタリバンの資金源、
米軍との戦闘激化、復興の遅れ、という悪循環が予想される。
援助が途絶え、人心はさらに荒廃するだろう。
アフガニスタンで医療・農業支援を続けてきた
NGO「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が
拉致・殺害された事件は、マスコミが書き立てている
レベルをはるかに超えた事態を招来しそうな気さえする。
「ペシャワール会」は日本人スタッフのアフガニスタンでの活動を
一時中断させるという。
外界から差し込んでいた光を失うことで、アフガニスタンという国が
ブラックボックスになってしまうのではないかと心配でならない。
2001年末、北部同盟を味方につけた米軍の侵攻により
タリバン政権が打倒され、20年余りにわたる内戦に
「一応」の終止符が打たれた。
その後間もなく筆者はアフガニスタンを訪れた。
道路は砲弾を浴び大きなデコボコだらけで、道の体をなしていなかった。
路肩には戦車の残骸が放置されたままだ。
畑は壊滅的な打撃を受けていた。
地雷原となっており、農業用水路は塹壕として使われたため
砲撃に遭い、ズタズタだった。
インタビューした農業省の高官が語っていたのを思い出す。
「かつてのアフガンは農業が国の富の半分以上を占めていた。
かつてのように豊かな農業国にしなくてはならない。
『地雷除去』『ケシ撲滅』『カレーズ(農業用水路)の復旧』は
(3点)セットだ」。
地雷除去は数十団体もの国際機関による懸命の作業で、順調に進んだ。
しかし農地、農業用水路の復旧は気が遠くなるほどの手間がかかる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008082800941
【ペシャワル(パキスタン)28日時事】
アフガニスタン東部で非政府組織(NGO)
「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が拉致され
遺体で発見された事件で、険しい山中を連れ回した
武装グループは警官隊と遭遇して銃撃戦になった際、
逃走を恐れて伊藤さんを射殺したとみられることが28日、
地元警察の調べで分かった。
遺体には下半身を中心に6発以上の銃創があったという。
伊藤さんは疲労困憊(こんぱい)し、逃げ切れなかったとみられる。
拘束された20代後半のアデル・シャー容疑者は、
伊藤さん銃撃を認めた上で、事件について
「政府を混乱させるためにやった」などと供述しているという。
(2008/08/28-21:17)
すこしずつ、外出時間をふやしています。
娘のところにも、寄れるようになりました。
なんたって、住まいは4階なんです・・・
途中で息切れするかと思ってましたが、
1度もやすまずに、階段を上ることができました・・・
フー・・・
テレビでは、ペシャワール会・伊藤和也さんのニュース画面・・・
わたしの心を重くするのは、
伊藤さんの事件をきっかけに、
テロとの戦いを正当化する流れを
意図したかのようなニュースが多いこと・・・
ちょうど10日前、パキスタンのことをブログにアップしたばかり。
http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/2a4126ee5f2af71c3bb9498ec8e580d1
テロリストを育て上げてきたのは、アメリカ。
アメリカに追従しなければ、日本の未来はないかのように煽りたて、
憲法改正を声高にまくしたてる政治家・・・
そして、したり顔でそれを喧伝するメディア・・・
若者はネットで、お年寄りはテレビで洗脳され続ける。
町村信孝官房長官は、アフガニスタンで伊藤和也さんが拉致され
死亡した事件に関連し、インド洋での自衛隊の給油活動を
継続する方針を示したという。
伊藤和也さんがこころざしたのは、飢えに苦しむ
アフガンの地に、農業を根付かせること。
日本の政府が、してこなかった底辺での支援を
NGOの職員となり、実現しようとしていた。
政府の方針は、伊藤和也さんにとってもっとも
悲しむべき方向を示しているとしか思えない。
戦争はいやだ! という声よりも
軍隊を持て! という声のほうが
正義であるかのように、聞こえだす日が
やがてくるのかもしれない・・・
そんな日が、こないように今、
わたしたちにできることは日本国憲法を守ることであり、
子どもたちにこの憲法がどんなにすばらしいかを
きちんと語り伝えることだ。
janjanと時事ドットコムの記事です。
http://www.news.janjan.jp/world/0808/0808285734/1.php
【「ペシャワール会」伊藤さん殺害―アフガンは暗闇になるのか】
田中龍作2008/08/28
アフガニスタンで農業復興を支援していた「ペシャワール会」の
伊藤和也さんが遺体で発見されたことで、同会はアフガニスタンでの
日本人スタッフの活動を一時中断させるという
農業の復興の遅れで、ケシ栽培、軍閥やタリバンの資金源、
米軍との戦闘激化、復興の遅れ、という悪循環が予想される。
援助が途絶え、人心はさらに荒廃するだろう。
アフガニスタンで医療・農業支援を続けてきた
NGO「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が
拉致・殺害された事件は、マスコミが書き立てている
レベルをはるかに超えた事態を招来しそうな気さえする。
「ペシャワール会」は日本人スタッフのアフガニスタンでの活動を
一時中断させるという。
外界から差し込んでいた光を失うことで、アフガニスタンという国が
ブラックボックスになってしまうのではないかと心配でならない。
2001年末、北部同盟を味方につけた米軍の侵攻により
タリバン政権が打倒され、20年余りにわたる内戦に
「一応」の終止符が打たれた。
その後間もなく筆者はアフガニスタンを訪れた。
道路は砲弾を浴び大きなデコボコだらけで、道の体をなしていなかった。
路肩には戦車の残骸が放置されたままだ。
畑は壊滅的な打撃を受けていた。
地雷原となっており、農業用水路は塹壕として使われたため
砲撃に遭い、ズタズタだった。
インタビューした農業省の高官が語っていたのを思い出す。
「かつてのアフガンは農業が国の富の半分以上を占めていた。
かつてのように豊かな農業国にしなくてはならない。
『地雷除去』『ケシ撲滅』『カレーズ(農業用水路)の復旧』は
(3点)セットだ」。
地雷除去は数十団体もの国際機関による懸命の作業で、順調に進んだ。
しかし農地、農業用水路の復旧は気が遠くなるほどの手間がかかる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008082800941
【ペシャワル(パキスタン)28日時事】
アフガニスタン東部で非政府組織(NGO)
「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が拉致され
遺体で発見された事件で、険しい山中を連れ回した
武装グループは警官隊と遭遇して銃撃戦になった際、
逃走を恐れて伊藤さんを射殺したとみられることが28日、
地元警察の調べで分かった。
遺体には下半身を中心に6発以上の銃創があったという。
伊藤さんは疲労困憊(こんぱい)し、逃げ切れなかったとみられる。
拘束された20代後半のアデル・シャー容疑者は、
伊藤さん銃撃を認めた上で、事件について
「政府を混乱させるためにやった」などと供述しているという。
(2008/08/28-21:17)