今年の人間ドックシリーズが今週の「大腸内視鏡検査」で終了!とお伝えしましたが、その大腸内視鏡検査で「直系6-7㎜の良性ポリープ」を発見。その場で切除して頂きました!
大腸のポリープというのは、小さいうちは「良性」で、これが大きくなるにつれて「悪性」に変化していく可能性があるシロモノなので、とにかく小さいうちに「早期発見⇒早期切除」することが鉄則なのであります。検査をして頂いた「K大学病院 予防医療センター」には、本当によく見つけて頂いたと感謝しております。
ワタクシは、今から9年前に、この予防医療センターの人間ドックで「便検査で潜血反応」が出たため、大腸内視鏡検査を受け、その時に直系2㎜と直系5㎜の2つのポリープが発見され切除して頂きました。その時の担当医師から「3年に一度は大腸内視鏡検査を受けるべき」とアドバイスを受けたので、そのあとは3年毎に大腸内視鏡検査を受けております。
過去2回は「ポリープはなし」。今回も事前の便検査では「潜血反応なし」だったので、多分ポリープはないだろうと思っていたのですが、ところがどっこい、「6-7㎜に育っていたポリープ」を見つけて頂きました。これを放置して20㎜くらいの大きさになると「悪性化」した可能性もあった訳で、本当に助かりました。
この大腸内視鏡検査、重要な検査であることは広く知られてるのですが、内視鏡検査を受ける前に「腸内を綺麗にする前処理」のステップがあって、これがけっこうなハードルになっていることから、つい検査を避けてしまう人が多いのがテーマ。
そのハードルというのは、腸内を洗浄するための「下剤液」を大量に飲まないといけないこと。3年前、ワタクシはこの下剤液を2リットル超飲まされた記憶があります。さらに水分も1リットル以上飲まないといけないので、ここで心が折れてしまう人が多い。もう二度とやりたくないと思ってしまうのです。
しかしここも、かなり改善されていることが判りました。今回飲んだ下剤液の量は何と500ml。前回の1/4に過ぎません。お水は都合1リットルくらいは飲みましたが、それほど苦にはなりませんでした。
(新しい下剤液は「サルプレップ」という富士製薬工業の製品でした。大変な優れものであります。内視鏡関係の医療技術は日本が世界をリードしているのですが、ここでも日本の製薬会社がやってくれましたね!)
大腸内視鏡検査を経験して、「もう二度とやらない」と抵抗されている方々に申し上げます。
医学医療の世界は日進月歩で進化していますよ!
心配しなくても大丈夫ですから、ぜひに定期的に大腸内視鏡検査を受検下さい。