毎年毎年、夢が破れて「出走させるのは、もうやめようよ!」と主張している私なのに、凱旋門賞の日程が近づくと、妙に盛り上がっている自分に気づいてしまいます。人間の業というか、本能が疼くというヤツなのでしょうか・・ お恥ずかしい・・
さぁ10月2日(日)の夜に2022年の凱旋門賞が開催されます。欧州最強馬バーイードと昨年の英ダービー馬のアダイヤーが10月17日の英チャンピオンSへ回ったことで、欧州の各路線の馬たちが続々と凱旋門賞への出走を表明、なんと、本日時点で出走予定馬が23頭となっております。もちろん、フルゲートは20頭ですので、3頭はアブれることになりますが、この状態はもう、何が勝ってもおかしくないと、各陣営が考えているという証左なのだと思います。
さて、予想される出走馬20頭の紹介を致しましょう。
【欧州3歳牡馬】
①ルクセンブルク (愛)愛チャンピオンS1着。英2000ギニー3着。
②ヴァデニ (仏)仏ダービー1着。エクリプスS1着。愛チャンピオンS3着。
③オネスト (愛)パリ大賞1着。愛チャンピオンS2着。
④ウエストオーヴァー(英)愛ダービー1着。英ダービー3着。英キングジョージ5着。
⑤アルハキーム (仏)仏ダービー4着。
⑥ラッソー (仏)ニエル賞2着。
【欧州古馬牡馬】
①トルカータータッソ(独)2021年凱旋門賞1着。キングジョージ2着。バーデン大賞2着。
②ミシュリフ (英)2020年仏ダービー1着。キングジョージ3着。愛チャンピオンS4着。
③メンドシーノ (独)バーデン大賞1着。2021年バイエルン大賞2着。
④バブルギフト (仏)2021年ニエル賞1着。サンクルー大賞3着。フォワ賞2着。
⑤マレオーストラリス(仏)2021年ガネー賞1着。
⑥シリウェイ (仏)2021年英チャンピオンS1着。2021年仏ダービー2着。
【欧州牝馬】
①アルピニスタ (英)5歳。ヨークシャーオークス1着。サンクルー大賞1着。
②ラパリジェンヌ (仏)3歳。仏オークス2着。ヴェルメイユ賞3着。
③ベリーエレガント (仏)7歳。フォワ賞3着。2021年メルボルンカップ1着。
④グランドグローリー(仏)6歳。2019年仏オークス3着。2021年ジャパンカップ5着。
【日本馬】
①タイトルホルダー (日)4歳牡馬。天皇賞春1着。宝塚記念1着。2021年菊花賞1着。
②ドウデュース (日)3歳牡馬。日本ダービー1着。2021年朝日杯FS1着。
③ディープボンド (日)5歳牡馬。天皇賞春2着。2021年フォワ賞1着。2021年有馬記念2着。
④ステイフーリッシュ(日)7歳牡馬。ドバイゴールドC1着。ドーヴェル大賞2着。
本日現在で出走が予想される20頭を並べてみましたが、確かに、どれが勝ってもおかしくありません。前売り1番人気のルクセンブルクにしても、絶対的な存在ではありませんので、当然ながら日本馬4頭にもチャンスは有りと思います。
そうなると、ポイントになるのは、毎年のことながら、まず第1に、天気と馬場の状態。そして第2に、レース展開。
このあたりは、明日お話いたします。(続く)