メイショウドトウという競走馬を覚えている競馬ファンは、今でも数多くいらっしゃると思います。
2000年2001年のG1で初挑戦から5戦続けて、あのテイエムオペラオーに敗れ、6度目の対決となった2001年宝塚記念で悲願の逆転Vを成し遂げたのがメイショウドトウ。あのメイショウドトウも今や27歳となって、養老牧場ノーザンレイクで余生を送っていますが、ここへ来て別の観点から注目を浴びております。
それは、牧場に居ついている猫の「メト」と、相棒のように仲良くする様子が広く反響を呼んでいるのです。
いや~、こんな風に余生を過ごせたら最高ですね。
ちなみに、猫のメトは、平気でメイショウドトウの背中にも乗るそうです。メイショウドトウも怒らずに、そのまま大事に乗せるそうですから、どれだけ仲が良いのかという感じ。
ちなみに、気性の荒い競走馬が、猫を馬房に入れたとたんに、急にリラックスして静かになる・・なんてことが良くあるそうです。
有名なのは、ハンガリーで54戦54勝という実績を上げたキンチェムという名馬は、大変気性が激しくて、人間に対しても横暴な態度を取るなど危険な馬だったそうですが、これが子猫を馬房に入れると、急に静まり返って、大切に可愛がる素振りを見せていたそうです。
日本でも気性が荒くて有名な種牡馬ノーザンテースト、ステイゴールドなども、猫が大好きで、猫を見ると静かになる習性があったとのこと。
猫は、人間だけでなく、サラブレッドのような大きくて難しい生き物のハートに対しても、そっと入り込んで癒してくれるパワーがあるのですね。
やっぱり凄いわ、ネコ!