8月22日(日)に、愛知県名古屋市の名古屋東急ホテルで行われた叡王戦五番勝負 第4局は、先手番の豊島叡王が91手で快勝。五番勝負は、2勝2敗のタイとなり、勝負は最終戦へ持ち込まれることになりました。
戦型は相掛かり、序盤から研究手を駆使して、豊島叡王がリードを奪う展開に。そのままリードを広げて最後までミスなく、豊島叡王の快勝となりました。
ここ数戦、良いところがなかった豊島竜王・叡王が、久々に、らしい姿を取り戻してくれた1局になりました。
次の両雄の対決は、24日(火)25日(水)の王位戦第5局となります。勝負の行方は、ちょっとした分岐点で左右に分かれることが本日の対局でも判りました。引続き、将棋界の頂上決戦を楽しみに致しましょう!