本日、山梨県甲府市「常盤ホテル」にて、将棋の叡王戦五番勝負第5局が行われます。
先に2勝してタイトルに王手をかけたのは、挑戦者の伊藤匠七段。それでもギリギリのカド番を藤井聡太叡王は凌いで2勝2敗のタイへ戻し、本日の第5局を迎えます。
藤井聡太八冠は、ここまでタイトル戦で敗れたことがありませんので、もし伊藤匠七段が勝てば、藤井聡太八冠が初めて保持するタイトルを失うことになります。無敵の王者が初めてタイトル陥落を経験することとなりますので、これは「将棋界一強時代」の区切りとなるタイトル戦ということになります。
藤井聡太八冠から初めてタイトル奪取を実現するのが、藤井聡太八冠とは同級生ながら年下となる伊藤匠七段であれば、これもまた「将棋界の歴史が動く一局」ということになるのでしょう。
注目の対局は、本日夕刻には決着がつくと思います。
ぜひご注目を!