秋のGⅠシリーズ第1戦、スプリンターズSです。昨年12月の香港スプリントの勝者であり、春の高松宮記念を勝ったダノンスマッシュが出てきますので、実績では頭1つ、いや2つくらい抜けている存在がいるGⅠレースであります。
普通であれば、この馬を頭固定で、穴馬探しの三連単馬券で良いと思うのですが、今年は何と言っても、超速モズスーパーフレアと、狂気メイケイエールの2頭が創り出すマッハの世界が、どのような結果を生み出すのかが全く読めません。しかも、台風が去ったあとの中山競馬場の馬場は、この3週間、殆ど荒れていないので、前が止まらないパンパン馬場になる可能性が大。
この2頭が、前半3ハロンを33秒フラット、後半3ハロンを33秒後半で纏めると仮定しますと、皆が早めに前を追いかけ過ぎると、前に行った馬が総崩れになる一方で、誰も追いかけないとすると、この2頭で悠々と決まってしまう可能性も。
昨年のように、最後方から追い込んだグランアレグリアが勝って、ほぼ同じ位置にいたアウィルアウェイが3着に来たような、追込み馬中心の決着になるのか? あるいは、超速と狂気による2頭の晴れ舞台となるのか?
もちろん、どちらにしても、王者ダノンスマッシュは、何らかの形で勝負に絡んで来るとは思いますが、まずは、2頭によるレース展開に「一定の前提」を置かないと、次の予想が立てられないということに。
ということで、今回は、⑯モズスーパーフレアと⑥メイケイエールが未曽有のハイペースを生み出し、その結果、前が総崩れとなる展開に賭けることに致します。
本命には、追込み馬の中から、⑪ジャンダルムを指名します。浜中騎手に久々のGⅠ勝利を期待したいと思います。相手1番手は、スプリントの絶対王者⑭ダノンスマッシュ。その他は、すべて差し追込みの脚質の馬たちで、①シヴァージ、②ミッキーブリランテ、③ラヴィングアンサー、⑨クリノガウディー、⑩エイティーンガール、⑬アウィルアウェイ。
馬券は、⑪ジャンダルムと⑭ダノンスマッシュの2頭軸三連単24点 ⑪⑭⇒⑪⑭⇔①②③⑨⑩⑬ で。それから、保険馬券として⑯モズスーパーフレアと⑥メイケイエールの馬連1点 ⑥⑯も。
夜の凱旋門賞の前に、もの凄い超速レースを観たいと思っています!