金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 8月31日~9月1日

2024-09-01 16:08:46 | 競馬

 

 土曜日は札幌1R芝1200mを勝ったタワーオブロンドン産駒の牝馬オイランブチ。4番手追走で脚を溜めます。逃げたワイルドゴーアの前半3ハロンのラップは35秒3と重としては流れる展開に。直線に入るとまず、馬場の中央からサトノダイヤモンド産駒ビアンカネーヴェが先頭に立ちます。これを大外からオイランブチが豪快に差し切り、1馬身差で快勝。重の勝ちタイムは1分11秒4。2着ビアンカネ―ヴェから2馬身差の3着には、7番手から差してきたフィエールマン産駒ナンナンプー

 

 中京1Rダート1800mを勝ったミッキーアイル産駒ロードラビリンス。好スタートから3番手追走へ。逃げたゴルティスの前半1000mのラップは1分2秒8とスローの流れに。直線に入ると、ロードラビリンスが早め先頭に立ち、後続を突き放します。そのまま2馬身1/2差をつけて完勝。ダート不良の勝ちタイムは1分54秒1。2着には、2番手からデクラレーションオブウォー産駒イサナ、2馬身1/2差の3着には、6番手から差してきたミッキーアイル産駒ダノンフェルゼン

 

 札幌2Rダート1700mを勝ったヘニーヒューズ産駒アローオブライト。中団待機で脚を溜めます。平均ペースの流れから、アローブライトがマクリ気味に前に進出、直線に入ると早め先頭に立ちます。外からアメリカンファラオ産駒ルクソールカフェが並びかけ、激しい競り合いになりますが、ゴールまでアローブライトが抜かせず、クビ差をつけて勝利。ダート重の勝ちタイムは1分45秒9。2着ルクソールカフェから9馬身差の3着には、4番手からウインブライト産駒ドーバープライド

 

 中京2R芝1400mを勝ったナダル産駒の牝馬カロローザ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒0とユッタリしたペースに。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放して6馬身差をつけて圧勝。重馬場の勝ちタイムは1分22秒9。2着には、5番手から差してきたサトノクラウン産駒カルミアクラウン、クビ差の3着には2番手からフィエールマン産駒ゼンダンスバシリ

 

 新潟2Rダート1800mを勝ったスワーヴリチャード産駒の牝馬アルマグラース。6番手追走で脚を溜めます。逃げたカリフォルニアクローム産駒ビップジェシーの前半1000mのラップは1分6秒0と超スローの流れに。直線に入るとまず、2番手からニューイヤーズデイ産駒ニューファウンドが先頭に立ちます。それをおいかけて外からアルマグラースが迫り、ゴール手前でクビ差交わして勝利。ダート良の勝ちタイムは1分58秒6。2着ニューファウンドから2馬身1/2差の3着には逃げたビップジェシー

 

 札幌5R芝1500m新馬を勝ったサトノダイヤモンド産駒ダイシンラー。後方待機で脚を溜めます。平均ペースで流れる中で、直線に入ると、逃げ粘るデクラレーションオブウォー産駒ヒルノカーディフの内を突いて、ロードカナロア産駒ダノンミッションが先頭に立ちます。それを大外からダイシンラーが鋭く追い込んできて、ゴール手前でダノンミッションをアタマ差交わして勝利。重馬場の勝ちタイムは1分34秒0。2着ダノンミッションから2馬身1/2差の3着には逃げたヒルノカーディフ

 

 中京5R芝2000m新馬を勝ったルーラーシップ産駒カレンラップスター。4番手追走で脚を溜めます。逃げたホウオウアーネストの前半1000mのラップは1分7秒4と超スローペースに。直線に入ると、馬場の外側からサートゥルナーリア産駒サンライズクラシアが先頭に立ちますが、馬場の最内を突いてカレンラップスターが抜け出します。そのままサンライズクラシアに2馬身差をつけて快勝。重馬場の勝ちタイムは2分8秒7。2着サンライズクラシアからクビ差の3着には、後方から伸びてきたリアルスティール産駒ヤマトマンタル

 

 新潟5R芝2000m新馬を勝ったリアルスティール産駒ヴィンセンシオ。好スタートから2番手追走へ。逃げたグレイグアンの前半1000mのラップは1分7秒0と超スローな流れに。直線に入ると、ヴィンセンシオが馬場の外側から早め先頭に立ちます。その内側からオルフェーヴル産駒キャピタルリッチが並びかけ、いったん先頭を奪います。激しい競り合いのあとヴィンセンシオが再度差し返してクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは2分8秒4。2着キャピタルリッチから1馬身1/2差の3着には、3番手からイスラボニータ産駒ジュンアサヒソラ

 

 中京6Rダート1400m新馬を勝ったモーニン産駒ハリーケーン。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは36秒4と泥んこの不良馬場としては平均ペース。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放してそのまま3馬身差で圧勝。ダート不良の勝ちタイムは1分27秒0。2着には、4番手から差してきたシニスターミニスター産駒トラヴェリンバンド、1馬身1/4差の3着には、2番手からダイワメジャー産駒ヤマニンシュラ

 

 日曜日は札幌1R芝1500mを勝ったモーリス産駒ヒシアマン。4番手追走で脚を溜めます。平均ペースで流れる展開。直線に入ると、馬場の外側からヒシアマンが早め先頭に立って後続を突き放します。そのまま6馬身差をつけて圧勝。稍重の勝ちタイムは1分30秒8。2着には、後方から外を追い込んできたワールドエース産駒ワールドキッス、1馬身1/2差の3着には、8番手から差してきたダイワメジャー産駒ホウオウライダー

 

 新潟1R芝1400mを勝ったサンダースノー産駒の牝馬マリノトニトゥルス。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒5とスローの流れ。直線に入るとスピードを加速、逃げ切りを図りますが、2番手からミッキーグローリー産駒ルチアーナが並びかけ激しい競り合いに。それでもマリノトニトゥルスが抜かせずにクビ差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分22秒4。2着ルチアーノから5馬身差の3着には3番手からフォーウィールドライブ産駒シルフレイ

 

 札幌2R芝2000mを勝ったブリックスアンドモルタル産駒マハートマーベル。好スタートから3番手追走へ。逃げたマイユニバースの前半1000mのラップは1分3秒3と平均ペースに。直線に入ると、残り200mのところで馬群を縫ってマハートマーベルが抜け出します。そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは2分5秒5。2着には、最後方からマクリ気味に追い込んできたリアルスティール産駒シャルクハフト、1/2馬身差の3着には、中団から差してきたキタサンブラック産駒バントック

 

 新潟2R芝2000mを勝ったエピファネイア産駒の牝馬ヴァルキリ―バース。6番手追走で脚を溜めます。逃げたレイデオロ産駒ポッドロワールの前半1000mのラップは1分0秒5と流れる展開に。直線に入るとまず、3番手からウインブライト産駒サンカシグレが先頭に立ちます。これを外からヴァルキリーバースが追いかけ、ゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは2分1秒5。2着サンカシグレから1馬身3/4差の3着には逃げたポッドロワール

 

 中京3R芝2000mを勝ったモーリス産駒ラッキーベイ。好スタートからマイペースの逃げへ。前半1000mのラップは1分1秒3と平均ペースに。直線に入ると、逃げ切りを図るラッキーベイをエピファネイア産駒リビングストンが追いすがりますが、ラストまで抜けせずに1/2馬身差をつけて勝利。重の勝ちタイムは2分3秒3。2着リビングストンから3/4馬身差の3着には、4番手からデクラレーションオブウォー産駒サイモンベローチェ

 

 中京5R芝1400m新馬を勝ったキングマン産駒フードマン。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒2と重馬場にしては流れる展開。直線に入ると、馬場の中央からフードマンが押し切りを図ります。すぐ外からラブリーデイ産駒チムグクルが迫りますが、これに1/2馬身差をつけて快勝。重の勝ちタイムは1分22秒6.2着チムグクルから6馬身差の3着には、6番手から差してきたエピファネイア産駒ドラゴンガール

 

 新潟5R芝1800m新馬を勝ったエピファネイア産駒の牝馬エンジェルマーク。好スタートから2番手追走へ。逃げたシスキン産駒グロスビークの前半1000mのラップは1分6秒8と超スロー。直線に入ると瞬発力勝負になります。逃げたグロースビークが押し切りを図るところに、エンジェルマークが並びかけ激しい競り合いに。ゴール手前でエンジェルマークがクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分52秒9。2着グロスビークから7馬身差の3着には、5番手から差してきたウインブライト産駒ウインバーテックス

 

 新潟6R芝1400m新馬を勝ったブルーポイント産駒マックアルイーン。好スタートからマイペースの逃げへ。前半3ハロンのラップは35秒6とゆったりしたペース。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放します。そのまま3馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分23秒3。2着には、4番手から差してきたブルーポイント産駒アッケシ、1馬身差の3着には、中団後方から追い込んできたレッドファルクス産駒ソナタン

 

 札幌9R芝1200mシンガポールTC賞(2歳オープンクラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒の牝馬カワキタマナレア。後方待機で脚を溜めます。逃げたミスフォルテの前半3ハロンのラップは34秒2と流れる展開に。直線に入るとまず、2番手からサトノクラウン産駒ヴ―レヴ―が先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。しかし、大外からカワキタマナレアが豪快に差し切って、後続に1馬身3/4差をつけて完勝。稍重の勝ちタイムは1分10秒1。2着ヴ―レヴ―から1/2馬身差の3着には、5番手から差してきたモズアスコット産駒モズナナスター

 勝ったカワキタマナレアは、短距離としては圧倒的なパフォーマンスで2連勝2歳牝馬の短距離路線でトップ級と言って良いでしょう。血統的にはダートもOK。秋はどの路線に進んでも面白い存在だと思います。

 

 


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【競馬】 新潟記念(GⅢ)と小倉2歳ステークス(GⅢ) 不安定な天候と風に強い馬は⁉

2024-09-01 03:08:13 | 競馬

 まずは中京の小倉2歳S

 新種牡馬タワーオブロンドン産駒の⑩アーリントンロウに注目デビュー戦は出遅れて後方待機、しかもスローな流れで大外を回しての惜しい2着2戦目は一転してスピードを活かした逃げで、新潟芝1400mを1分20秒6のレコードで押し切りました中京芝1200mは差しが有利ではありますが、ここは⑩アーリントンロウのスピードで押し切れると見ます。

 相手には、函館2歳S3着のアルアイン産駒⑬エンドレスサマー

 馬券は、まず本命⑩アーリントンロウの単勝。そして⑩アーリントンロウから⑬エンドレスサマーへのワイド1点

 2歳のスピードスター誕生となるか⁉

 

 

 そして新潟記念

 台風の影響で、不安定な天候と強風が想定されます。ここは、厳しい環境でこその2頭で穴馬券を狙いたいと思います。

 まずは、4歳牡馬のキズナ産駒③ジューンアヲニヨシ。この馬の未勝利戦は、雨中の不良馬場の京都芝2200mを豪快に差し切ったもの。荒れたコンディションを苦にすることはないと思います。

 もう1頭は、4歳牝馬のゴールドアクター産駒①ゴールドプリンセス。この馬の未勝利戦も、小雪が降る重馬場の小倉芝2000mを後方から豪快に差し切ったもの。また3勝クラスの松籟Sでも、雨中の重馬場の阪神芝3000mを中団から見事に差し切り勝利。この馬も荒れるコンディションは苦になりません。

 馬券は、③ジューンアヲニヨシと①ゴールドプリンセスの単勝ワイド1点 ①③

 

 


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