台風12号の影響により、これから東海地方・関東地方は大雨になりそうで心配な状況ですが、今週の日曜日は、いよいよ、あのコントレイルが神戸新聞杯に出て参ります。調教をつけている福永騎手の言葉を借りると「春はまだ緩いところがあったが、それがなくなり、ほぼ完成に近づいている」とのこと。
東海地方に降った雨の量が馬場にどこまで影響するか、心配ではありますが、日曜日までには良馬場まで回復しそう。出来れば、良好な馬場で、コントレイルの成長度合いを確認したいものです。
ところで、福永騎手は、こうも付言していました。「相変わらず、一人になると遊ぶところは、全く変わっていない」と。つまり、早めに先頭に立つと「ソラを使う」、すなわち、そこで加速を止めてしまい、他の馬が来るのを待ってしまうクセのことですが、このクセは直っていないらしい。
神戸新聞杯は中京2200mなので問題ありませんが、本番の菊花賞は、京都3000mですから、早めに先頭に立つ展開も十分に有り得ます。ミスターシービーやナリタブライアンの三冠目はそんな勝利でした。すでにコントレイルは歴史的名馬の域にありますが、福永騎手にとっては、最後まで、レース展開に悩まざるを得ない、難しい馬であり続けそうです。
え? コントレイルがソラを使うのは当たり前ですって⁉ 何たって、飛行機雲ですから‥。
おあとが宜しいようで‥。。。