金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 関屋記念・小倉記念

2022-08-15 05:27:39 | 競馬

 まずは芝2000mの小倉記念勝ったのは、クロフネ産駒の4歳牝馬マリアエレーナ好スタートから5番手追走へ。内埒際でジックリ脚を溜めます。前半1000mは58秒9と淀みのない流れ。直線に入ると、内埒際から馬場の良い中央を選択して、そのまま加速。後続をドンドン突き放して5馬身差の圧勝。勝ちタイムは1分57秒4。マリアエレーナは嬉しい重賞初勝利。同じクロフネ産駒の名牝アエロリットを彷彿させるスピードと、その持続力。秋のGⅠ路線が楽しみになりました。

 2着は、中団後方から追い込んできたハービンジャー産駒ヒンドゥタイムズ芝2000mのスペシャリストが地力を示す結果となりました。もちろん、鞍上のC.ホー騎手の手腕も後押し材料になっています。3着は、モーリス産駒ジュラルディーナ。またまた惜しい3着で、重賞初勝利はお預けとなりました。4着のカテドラルは、ほぼ最後方からの追い込み、5着のピースオブエイトは、6番手からの粘り込みと、それぞれ自らの持ち味は示すことに。

 自分が狙ったカデナは、4コーナー手前の仕掛けまでは良かったのですが、勢いがつき過ぎてカーブを上手く曲がれず、外に大きく膨れ過ぎました。けして着差は大きくなかっただけに、悔しいミスだったと思います。このあたりは今村聖奈騎手の反省材料になりそう。

 

 そして新潟マイルの関屋記念勝ったのは、スクリーンヒーロー産駒の5歳牡馬ウインカーネリアン好スタートから2番手追走を選択。逃げたハーツクライ産駒シュリの前半3ハロンのペースは36秒2と、このメンバーとしては超スロー。直線に入ると、前にいるシュリに並びかけて、そのまま長い長い併せ馬の状態で粘ります。6番手にいたジャスタウェイ産駒ダノンザキッドが追い上げてきますが、前の2頭を差し切るまでには至らず、ウインカーネリアンがシュリに1/2馬身差だけ前に出たところがゴール。勝ちタイムは1分33秒3。勝ったウインカーネリアンは、これで3連勝、そして嬉しい重賞初勝利。またサマーマイルシリーズ優勝にも王手をかけました。さらに、JRA重賞レースで1番人気馬が18連敗しておりましたが、これにもストップをかけました。

 2着のシュリは惜しい負けでありましたが、逃げを選択した津村騎手のファインプレー騎乗が目立ちました。3着のダノンザキッドは、敗れたものの、メンバー最速の上り32秒6の脚を見せていますし、今日のレースは前々に居た馬に有利だったので、秋のGⅠ路線に向けて良いスタートを切ったと言えるでしょう。4着スカイグルーヴ、5着ピースワンパラディは、前々にいたことが入着の理由。レース運びの上手さが好結果の理由だと思います。


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