さぁ、第100回 凱旋門賞であります。
このBlogでは、何度となく申し上げていますが、日本競馬界は、故 和田共弘オーナーと、故 野平祐二調教師が残した「呪いの言葉」によって、凱旋門賞至上主義が蔓延り、本来は馬の個性に応じて、世界各国の適性に合ったレースに挑戦すべきという、当たり前のスタンスが失われています。
その「呪い」をブチ破るには、まず勝たないといけません。呪いを破ってくれるのは、クロノジェネシスなのか、ディープボンドなのか、はたまた日本産の欧州調教馬のスノーフォールなのか?
過去100年、欧州調教馬以外は勝てないという、相当に「不公平な国際競走」にも拘らず、このレースこそが世界一のレースだと日本人が信じて已まないのは、前述の和田オーナーと野平調教師の責任が大であります。私は、その「呪い」を解くのが、第100回の凱旋門賞の意義であると考えております。
さて、ここで中心に据えたいのは、Aブライアン厩舎の主戦騎手であるRムーア騎手が騎乗する⑮スノーフォール。最後の最後まで、主戦のRムーアが、⑮スノーフォールに乗るのか、⑤ラブに乗るのかは不明でした。陣営の意志とRムーアの意志が一致して⑮スノーフォールになったということは、この馬で勝負に出たということ。⑮スノーフォールを本命に指名したいと思います。(⑤ラブは当日に出走取消となりました)
相手には、昨年のBCターフの勝ち馬④タルナワ、今年の英ダービー馬の⑩アダイヤー、同じく英セントレジャーを勝った⑪ハリケーンレーン、パリ大賞典3着・英インターナショナルS2着の⑬アレンカー、そして、前哨戦フォワ賞を勝った日本馬②ディープボンド。
ちなみに、⑦クロノジェネシスは、14番ゲートと引いたことと、ぶっつけ本番であることから、馬券は消しと致します。
馬券は、⑮スノーフォール頭固定の三連単20点 ⑮⇒④⑩⑪⑬② で。
第100回 凱旋門賞が、果たして日本競馬の分岐点となるか?
注目致しましょう!!