☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

煌めく水の潤い時間・・・信州秋旅2023<5>

2023-12-21 00:00:44 | 徒然・・・旅

信州5日目、いよいよ秋旅最終日
原村の心地よい朝
朝食(和食)のあと広く気持ちいいお部屋で
ガラス越しに広々とした秋の風景を眺めながらのんびりゆったりと…
野鳥の声は聞こえるが姿は遠い
鳥笛を2つ持って来たのに今回はあまり野鳥や野生のリスたちと
会えなかったのがたった一つ心残りだ
(この時期どうしてかリスや野鳥が里にはあまり降りて来てないとか)

売店でこの辺りで有名な独特な裂織り作家さんの
すぐ売り切れるというコースターを今回は忘れず3枚買って
Mの木荘を出発

今日は信州旅友の蓼科三井の森在住のKさん(Oさんの奥さん)と
群馬・伊勢崎市から来て下さるIさんご夫妻とご一緒に
いつもの三井の森の帝国ホテル「竜神亭」でランチの予定

ご家庭の事情もありこのところ両家ともなかなか時間を作るのが難しい中
我々に合わせて会う時間をとって下さるのが有難くうれしい

待ち合わせのOさん宅へ向かう途中、紅葉・黄葉を求めてちょっと寄り道
この5日間にかなりの冷え込みもあり日に日に辺りの様子に
変化が見られるのがまた嬉しい

                                     

Oさん宅に着くともうⅠさんご夫妻が先に到着されていた
ご挨拶をしてまずは忘れないうちにと
それぞれ持参のお土産交換を…
群馬・高崎が本社の大人気銘菓「原田ラスク」の新商品等をⅠさんから
ウチからはわが町が本店の「小倉山荘」から季節に合わせたチョイスを
それに今回は展覧会に向けて新しく作った絵葉書のセットもプラス
(お互いが「大好物」と分かってからそれが毎回のお土産の定番に…)
O家からは箱入りの大きくりっぱな秋映えとシナノスイート(リンゴ)
(りんご買うのジャム用だけにしておいてよかった!)

この「交換」も毎回ちょっとした楽しみだ
頂くワクワクももちろんだけれど相手を思って選ぶ楽しみも…

Oさんご自慢のミニログハウスでお茶タイム
きっと「こんなこともあろうか」とⅠさんたちが
「皆さんで…」とお土産に持たせてくださった(であろう)
京都の超老舗の「生八つ橋」をみんなで一つずつ頂いた
あとはOさんとお母様に…

Ⅰさん号に便乗して竜神亭に向けて出発
辺りは晩秋の気配、お庭の秋映えもなかなか見事で
ここはゆったりと心地よく過ごせると家人が気に入っている
ランチコース(私はお肉で)にスープをつけて…
まずはお互いの近況等…
家人の秋の展覧会へ思いや意気込み?!なども…

今年も日帰りでKさん(Iさんの奥さん)が京都まで
展覧会に来てくださるとか
遠路来て頂けるのも本当に有難いし京都での再会もまた嬉しい

何やかや話題は尽きずゆっくりお食事を頂いて
ほっこり温かく楽しい時間を過ごすことができた

竜神亭を出てⅠさん号で御射鹿池へ向かう
「もう黄葉も終わりかしら」「盛りは過ぎてるだろうけど…」
人も車も多い中何とか車を停め辺りをゆっくり散策…
確かに盛りは過ぎているけれど渋みが増して⁈まだ十分に美しい

      

水面に映る情景もまた趣きがあり
木々の色や青い空の輝き、白い雲の流れが何ともいい
秋旅の最後にここに来れて良かった!

Oさん宅に帰ってお別れの時間…
(その隙間をぬってご近所の綺麗な落ち葉を拾いに行くわたし)
またの再会を約束して…
群馬へ帰られるⅠさん夫妻を見送り
「Oさんによろしくお伝えください!!」と
京都への帰途につく

すべてに恵まれて
ご縁ある人たちと大自然の織り成す「潤い」に包まれて
すべてに感謝の秋旅でした

           

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言うこのなしの潤い時間・・・信州秋旅2023<4>

2023-12-20 00:00:36 | 徒然・・・旅

秋旅4日目女神湖の朝
言うこと無しの季節の巡り合わせと
天候など諸々の恵みに感謝しかない

Aヒルズの朝食
今朝は大好きなフレンチトースト!
初めてだ!嬉しい!
        

オーナー夫妻にⅠさんたちはいろいろ良くしてもらって
とっても喜んでられたことや素晴らしく美味なお食事に大満足されて
我々もご紹介した甲斐があったこと等、感謝の気持ちを伝えた
「Tメライのことを聞いてたのでちょっと緊張してましたけど
それはとても良かったです!」「うれしいですね」…
オーナー夫妻に見送られてAヒルズを後にした

今日はフリー
まずは女神湖へ…また少し紅葉が進んだ感じ
          

いつもの場所でキレイに色づいた大きな楓の落ち葉を拾う
毎年、磁性鍋で押し葉にして一足早い秋を
京都の展覧会で何気に飾ることにしている

鯉を見たり写真を撮ったりして
恒例の高原野菜等の「お買い物」に「菜菜色畑」へ

春先の異例の寒さ等で果物の出来が悪くリンゴすら種類がない
その他は今日は結構お野菜が並んでいた
今回は自宅用とあとお土産用の2軒分、たくさん買い込んだ
昨年買って帰ってよかったので大きな菊の鉢植えも…

わたしの京都にあってほしいNo1スーパー「ツルヤ」でも
Rさんが大好物というツルヤオリジナルのかりんとう( Rさんのおみやげに)
等々いろいろ買い込んだ

午前中の霧ヶ峰方面からの景色が見たいと白樺湖から霧ヶ峰へ向かう
葉が落ちたダケカンバの白い幹が並ぶ山肌が美しい
写真にはいつもなかなかうまく映らないけれど
ビーナスラインを上っていくと今日も富士山が!!
八ヶ岳の山景も美しく南アルプスもよく見渡せる
仙丈ケ岳、甲斐駒、鳳凰三山はもちろん、北岳、間ノ岳も…



この上ない青空と美しい山々と清らかな大気に感謝!
人がいっぱいのコロボックルヒュッテ
テラス席が空くのを待ってボルシチとトーストとカフェオレでランチ

               

ビーナスラインを下ってゆっくり心地よくドライブ気分
蓼科湖で少し散策…ここも秋たけなわ!
           
人も車もいっぱいの蓼科湖はそこそこに
エコーラインを入ったところの八ヶ岳が綺麗に見渡せて
蓼科山も目の前にばっちり見える何回か行ったことのあるカフェで
お茶の時間を!ゆっくりほっこり楽しむ…
           
今夜の宿はいつもの原村のMの木荘
途中、自由農園でまたまたキノコ類や野菜等々を買いこむ
リースの材料等にも使う木の実やドライフラワー等も…
(これだけ買い込めば満足です…)

ちょっと早めにMの木荘へ…
仕事の都合がつかず、明日食事会には来れないOさんと
お仕事の合間をぬって近況などを話す

お食事の前に予約してあった貸し切り温泉も満喫!!
あまりに美しい天使の羽の夕景をお部屋から…
本当に言うこと無しの潤い時間だ!!

    

                   
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秋満ちる潤い時間・・・信州秋旅2023<3>

2023-12-14 00:00:59 | 徒然・・・旅

ちょと冷え込んだ寒い朝
窓を開けると澄んだ大気が流れ込んで来る
今日も秋晴れ!青空の広がりに感謝!

「おはようございます!」
Ⅰさん、Rさんと朝食のテーブルを囲む
お部屋も温かく気持ちよく眠れたようだ 

ミルクにオレンジジュース、紅茶、ハーブティ、
朝に合わせたこだわりのコーヒーはセルフで…
塩麴の具沢山スープに2種の大きいワッフル
季節の野菜にフルーツ等
「美味しそう!」「美味しいね!」
温かい柔らかいお味の野菜たっぷりのスープが沁みる
楽しい会話の行き交う中でゆっくり時間をかけて
朝の食事を楽しむ
心地いい優しい時間が過ぎていく
「昨夜から私、お食事全部残さず食べてるわ…」
「とっても美味しい!」
とⅠさんが嬉しそうに言われる
「アニーごはん本当にとっても美味しいですね!!」とRさん…

「また来れたらいいね!」「また来たいわ!」
「また是非、ご一緒しましょう!」
私たちはここでもう1泊するがⅠさんたちは今日でお別れだ
いろいろ記念撮影をして出発!

「日のあるうちに京都に帰りたい」と言うお二人の意向を聞いて
「まだ1か所、絶対外せないご案内したいところがありますから!」
と思っていた予定を変更して
蓼科山7~8合目の「御泉水自然園」に向かうことに…
例によってまずは秋色染まる女神湖を一周してから
 
     

御泉水は標高が(1700から1800ぐらい)
高いだけあってカラマツの葉はもう落ち始めていて
黄葉は終盤の感じで晩秋の気配だ
少なくなった葉の間から青い空が覗き
木々の周りが空いてまた違った味わいがある
木漏れ日が美しい
森の息吹をいっぱいに受けて木道を歩く
苔むす森、サルオガセがキレイだ
行き交う人と挨拶を交わす
やはりいつもよりかなり人が多い    
            
「良いところですね」
「でしょう!私ここ大好きなんです!」
「絶対ここ良いです!!私も大好きになりました!」
「連れて来てもらって本当に良かったです!」
木道を歩き回って、いつもの瞑想?場所で一休み

今度は広い木漏れ日の道をゴンドラ乗り場の方へ歩く
デッキが空くのを待って背もたれ付きの大きな椅子に座って
ゆったりと…
はるか遠くの峰々や女神湖を眺めながらの至福のひと時…   
                      

山を下りて「小梨の木の下」でランチを
「また御泉水には絶対来たいです。」
「今度来た時は、道路を超えた8合目の自然園にも是非行ってみたいです!」とRさん…
「以前はよく行ってました…蓼仙の滝にも何回か行きましたよ!」
「是非またご一緒しましょう!」

第2蓼科牧場に寄ってのぞかに草を食む牛たちを眺め
(Ⅰさんは牛たちに「こっちにおいで!」と呼び掛けていた)
遠くに浅間山や蓼科山を見ながら「一押し」のソフトクリームを食べた

「天気に恵まれて、これ以上ない秋が満喫できました!!」
「本当にありがとうございました!」「来れて良かったです!」
とⅠさんたちに言ってもらって茅野駅に京都に帰るお二人を送った…

今夜のAヒルズのディナーは牛肉メイン
前菜、サラダ、スープ等々昨日とはまた一味違って何とも美味!
久しぶりのとろっとろのバスクチーズケーキも美味しかった!

お母さまを京都のお宅に送り届けて今ご自宅に着いたという
Rさんからメールが届いた
「…楽しい楽しい、そしてきっと一生記憶に残る信州旅に
お誘い下さり本当にありがとうございました…
あまりにも楽しかったので今はちょっと寂しい気持ちもあるけど
温かい気持ちの方が大きいです…」
温かく優しい気持ちが増幅してとても嬉しかった

今夜もゆっくり温かく!
星空を眺めながら…

             
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冠雪白馬・秋彩蓼科・潤い時間・・・信州秋旅2023<2>

2023-12-10 00:00:30 | 徒然・・・旅

太陽に輝く木々に囲まれた白馬の朝
窓から静かな秋の歌が聞こえてくる

朝食はお部屋まで運ばれてきた
ミルクとジュースとコーヒー
フルーツ盛に焼き立てクロワッサン等々
ゆったり朝の時間を楽しむ

お隣のお部屋にもお邪魔してお喋りタイムのあと
Ⅰさんたちと昔なじみの従業員の方々に見送られてTメライを後にした

見上げると真っ青な空の下、白馬三山は白銀に輝いている
冠雪の白馬三山にびっくり!そして感動!
          
            

「白馬スノーピークス」に寄って雪の白馬連峰を満喫する
日曜のせいもあるのかいろんな催し物が開かれていて
朝から多くの人で賑わっていた
「手作りのお店」も出ていて手作り好きの私は木工製品を買った

紅葉の道へ回り道もしながら安曇野から高速に乗り一路蓼科へ
ビーナスライン沿いの「蓼科日和」さんで遅めのランチを…
オーガニックでこだわりのスープとオーブサンドはことの他美味しく
ⅠさんやRさんにもとても好評だった
Ⅰ家は京都・大原に大きな木々に囲まれた日本家屋(お屋敷)の
別荘をお持ちでそこには野鳥もたくさん来る
販売コーナーに、滅多に売っているのを見かけないねじ式の「鳥笛」が置かれていたので Rさんにお勧めした

ビーナスラインを上り色付きを増す黄葉の道をまずは女神湖へ
女神湖はまだまだ黄葉・紅葉の真っ盛りという感じで
今年もまさにため息もの…
「すごい!」「綺麗!」
秋晴れの中、まさに女神湖の秋だ!
Ⅰさんたちも大喜び!巡り合わせに感謝しかない…
  
            

いつものように恵みの女神湖を一周してから
「お天気に恵まれてる間に!」と白樺湖から車山、霧ヶ峰方面へ向かう
行く道は秋真っ盛り!秋彩!秋映え!
                  
          

「あっ!富士山だ!」「富士山が見える!」
思わず声を上げる!富士山が大きい!
「こんな黄葉・紅葉の中で富士山まできれいに見えるなんて!!」
「すごーい!」「綺麗!!」
「ここで綺麗な富士山が見られるなんて思ってなかったわ!」

富士見台の駐車場から周囲の峰々を眺める
そびえたつ蓼科山に美しく気高き富士の姿
テンションが上がる
堂々とした八ヶ岳
甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ケ岳等、南アルプスもよく見えた…
                
                

「釣瓶落とし」の如く日が落ちてきた
美しく輝く夕映えの御嶽山を後に
今夜のお宿「Aヒルズ」へ…

いつものようにオーナー夫妻にとってもいい感じで迎えてもらった
Ⅰさんたちには広い部屋を用意してもらっていたので一安心

お楽しみのディナー
前菜から凝った珍しい彩り豊かなお料理と食器にⅠさんたちも満足気
次々と運ばれてくる焼き立てパンも美味しいが
食べ過ぎてはメインが危ないと注意を促す…
甘ーい紅あずまと林檎のスープは暖かくやっぱり美味!
サラダやリゾット等…どの皿も見た目も味も素敵!
メインは熟成鴨のグリル仕立て、季節のご当地野菜を添えて
少食ぎみで好き嫌いの多い感じのⅠさんがどれも美味しそうに
いい感じで食べてられるのでなんか嬉しかった
Rさんも「美味しい!」「綺麗!」と…

白馬や蓼科の自然のあまりの美しさに心を動かされたお話や
蘇ってきた過去の思い出話等ゆっくりゆったり
お食事しながらの楽しくいい時間が進んでいく…
ときにオーナーさんも気さくにお話に加わってもらって…

デザートもコーヒーも美味しくしっかり頂いて
満腹・満足のディナータイムを過ごすことができた

ずいぶん冷え来たので床暖にエアコンも少し入れて
お休みタイムもゆったりと…

               
                      (夕映えの御嶽山)
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秋採・秋映え・潤い時間・・・信州秋旅2023<1>

2023-11-27 00:00:59 | 徒然・・・旅


京都の11月は「夏日」から即「晩秋」へ
初冬を思わせる寒さもあり
紅葉も駆け足で進んでいく
いつもよりかなり早い

京都・三条木屋町での家人の裸婦に特化した秋の展覧会も
(でもテーマは「cosmos」宇宙との会話)とてもいい感じで終わり
まだ何かと忙しさがが続く

まずは1か月少し前の信州秋旅から…
今年の天候は予測もつかず「晴天と紅葉の見頃」を祈っての旅
今年は白馬1泊蓼科2泊原村1泊の4泊5日

今回の秋旅は、京都の旧知のお友達のIさん母娘と初めの2泊をご一緒する
昨年秋の家人の展覧会で娘のRさんと「できればご一緒に信州旅行を」と
お約束をして今回実現した

車での長時間はお母様には「少ししんどいかも」と
電車を乗り継いで来られたお二人と途中で連絡を取り合いながら
JR松本駅で何とお約束の時間通りにお会いすることが出来た
ちょうどランチの時間
松本でご当地自慢らしいお店を見つけてお蕎麦を食べた

「来年5月に展覧会予定をしている安曇野のE縁に行ってみませんか?」
「是非、行ってみたいです!」ということで
白馬に向かう途中、安曇野に寄り道して行くことに…

途中の道は紅葉が進み色付きが増していく
ちょっとワクワク感が湧いて秋彩気分も盛り上がっていく
中央道でも薄曇りの空が幸いしてかいつもより
甲斐駒や仙丈ヶ岳等南アルプスの峰々の山肌まで
いつもより鮮明に綺麗に見えて嬉しかった

E縁さんのオーナーご夫妻は連絡無しで行ったので
まさかの遠来の京都からのお客にびっくりされていたが喜んでもらった
まずは喫茶スペースでコーヒータイム
合わせた抹茶のスラブチーズケーキも美味
窓から見える広々とした辺りの色づく秋に囲まれて「ほーっと一息」の感じ

ミニギャラリーでは「四つ葉のクローバー」に特化した展示会が
ギャラリーでは大塚浩司さんの繊細な鉛筆画の
「白馬のマウンテンアート展」が開催されていた
壁いっぱいに北アルプスを細かく精密に描いた鉛筆画がぎっしり飾られている
真ん中の広いテーブルには大塚さん研磨の糸魚川翡翠のペンダントトップ等が並んでいた

ジュエリー作家の息子さんとのコラボの糸魚川翡翠のアクセサリーと
鉛筆画の展覧会を毎年、ここでされいることはE縁さんのインスタで知っていた
以前から糸魚川翡翠のジュエリーには興味があり機会があればと思っていた

元敏腕新聞記者のRさんが壁の「作家プロフィール」を見て
「<ガロ>で活躍されてたんですね!」
「<ガロ>大好きで毎号買ってました!」
・・・
えっ!元漫画家だったんだ!
「ガロってちょっと硬派?!でマニアックな感じでしたよね…」
「つげ義春とか…」「<無能の人>とかですね…」とわたし
「通ですね!さすがです!<ネジ式>とかだったらみんな言いますけど…」
思わぬところでほめて?もらったけど購読していた訳ではない…
 
<ガロ>の話からRさんともども話が盛り上がって
大塚さんの現在までの道のりを駆け足で聞いてしまった感じ…
白馬(縁縁さん夫妻は長く白馬でペンションをされていた)の話で
オーナーと話が弾んでいたらしいIさんがギャラリーに…

Iさんとわたしは「せっかくのご縁だから」と大塚さん研磨の
糸魚川翡翠のペンダントトップをそれぞれ買うことにした

安曇野での「途中下車」も堪能して一路白馬へ
今夜のお宿は今や日本最初のオーベルジュと言われる「Tメライ」
I さんのご親戚でもあり以前からよくお話は伺っていた
白馬辺りのドライブ中にどんな建物かなと見に来た事もあった

久しぶりの白馬近辺は雪質の良いこと等から近頃外国人人気で
また昔の勢いを盛り返しているとは聞いていたが
一時とは全く違って新しいオシャレな建物やお店がたくさん出来て
随分賑やかで新しい感じになっていた
コロナ禍の影響も感じさせない

「Tメライ」は森の中のとっても瀟洒で素敵な建物
建て方にも建物の見え方にもオーナーの細かいこだわりがあるらしい
今夜はお客さんもかなり多い感じ
名物らしいウェルカムプリンを頂いて
2階の通されたお部屋は何と古風な英国風?スイートルーム
リビングは天井が高くとっても素敵な趣き
ちょっとびっくり、ちょっと感激…
   

少しお部屋で休んでから
レストランに案内されて4人でゆったりディナータイム
おしゃべりが弾む

さすがに日本初のオーベルジュと言われるだけあって
(現代まで営業を続けているという意味らしいが)
イギリス人シェフ?によるメイン、スープ、デザート等こだわりがあり
接客の仕方等もさすがになかなかのものだった
オーナーご自慢の7千本のワイン蔵が地下にあって
ワインを楽しむのがご自慢の宿らしいが下戸なのでまことに残念…

お食事のあとオーナー主催のワイン会(お客様自由参加)があり
今まで40年の道のりやご苦労話、ご自慢や今の様子等少し聞いて
早めに素敵なお部屋へ…
バスタイムのあと、朝早く出発し盛り沢山だった今夜は
広いベッドでゆっくりお休みタイム…

夕方から降り始めた雨が山沿いでは夜のうちに雪に変わり
早朝には白馬三山は輝く真白な銀世界になっていた…

            


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青に浮くオレンジ燃える夕空に・・・わが秋のうた<1>

2023-11-03 00:00:42 | 風歌

京都は猛暑の夏がどこまでもと言う感じで
真夏日がずっと続いた9月
30日からの一夜の雨で一気に夏から秋へ
数日ですっかり急展開の秋模様
嘘のようにクーラーからストーブへ
急に来た冷えと寒さが沁みた10月

それでも畦道の真っ赤な彼岸花が長く咲いて
月半ばには金木犀の香りが一気に広がった…
辺りもほんのり色付き始め
オレンジ色に輝く夕空が美しく
日々秋の深まりが…

今では当たり前のような不思議な季節の移り変わり
さて11月は意外と暖かいかも…
夏の名残の秋の短歌を今のうちに…


シーグラス旅の思い出ミニ額に宮古の海の色を想いて

蘇る宮古の旅に思い馳せビーチグラスでモザイク遊び

宮古島で14年前に拾い集めて「想い出箱」に
いつか形にしたいと大切にしまっていたシーグラス
やっと日の目を見て第2弾のモザイクのミニ額創りを…
14年前と今年の春の旅の想いと思い出と
あの大好きな海の色を思い浮かべながら…
         
                     

日めくりに合わせるごとき虫の声秋の香りも漂わぬ間に

あの酷暑が続いている8月終わり頃から
夕方には蜩の声に混ざって秋の虫の音が聞こえるように
「こんなに暑いのに」鳴く虫に愛おしささえ…


漂いてまた漂いてあの浜にビーチグラスの旅想う朝

ビーチグラスのモザイクのミニ額を何気なく見ていると
宮古の海の色とあの波の音が聞こえてくる…
どこからどのように海を漂い波に乗って
時を重ねあの浜辺にたどり着いたのだろう
その旅にちょっと思いを馳せて見る


青に浮くオレンジ燃える夕空にほっと一息虫の音を聞く

暑さの中でも空は日を追うごとに秋の色を増していく
真っ青な空にオレンジ色が徐々に強くなって
見とれるほど美しく輝くひと時!
何処からか虫の音も…


酷暑より一夜の雨で秋模様吹く風ひんやり京の夕暮れ

9月末から1日の大雨で本当に「秋」が来た!
どこも体育大会予定の1日は真夏日予想で「熱中症」の
注意喚起が出ていたのに…
すっかり寒くなってびっくり!
冷やっと、ひんやりのこの時期の
京都らしい風が吹き始めた


過酷なる猛暑の夏も食落ちず秋はことさら喜ばしきか

酷暑を乗り切るには食べられる時に食べねば…と
気が付けば…ちょっとは考えないとね…
秋の誘惑にも…



           
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月下美人・秋の訪れ2023<3>

2023-10-07 00:00:42 | 徒然・・・月下美人

煌々と輝く中秋の名月が過ぎて
3日続きで4輪の月下美人が咲いた
10月に向かう夜の激しい雨の後
長い長い夏がやっと…
一足飛びに秋の気配が色濃くなっている             
          
           

例年のごとく酷暑の8月は咲かず
9月の10日過ぎに少し小ぶりな1輪が咲いた

葉焼けで黄色くなっていた葉が少しずつ緑に戻り
4つの芽がでた
どんどん育って30日に雨の中で1輪
10月1日に2輪、2日に1輪
殊に1日の1輪と2日の1輪はちょっと驚くほど
見事な大輪の花を咲かせた
華麗な華やぎとともにその静謐さにもうっとりする
1輪でも香りも一入で芳しさが辺りいっぱいに…
甘く芳醇!でも清々しいのが何ともいい

         

日が短くなって咲き始めが早い
9時ごろには7部から8部ほど開いて玄関のドアを開けると
香しい香りが漂っている

12時を過ぎると全開に…
「ああ、いい香り…」「ほんとうに!香りも強いね!」
思い切り息を吸い込む
通り過ぎる風は少し冷たい
もう秋の香りに満ちている
やっとやっとの秋の訪れ…
これから一気に本格的な「秋」に向かって進むんだろうな…

あと1回咲いてくれれば嬉しいんだけれど…
でもまずは今年も見事に咲いてくれてありがとう!
感謝!感謝!だ

                  
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「海の記憶」夏のおわりに・・・モザイクあそび<2>

2023-09-24 00:00:24 | アートライフ

まだ終わらない長い夏が続く
もう9月も後半だと言うのに…
それでもさすがに時折吹く風の香りと
徐々に大きくなる様々な虫の音に
夏の終わり観が漂い近づく秋を感じる

この夏はあまりの酷暑に玄関にはグリーンを色々合わせて生けてみたり
ドライフラワーを飾ったりしていた
八重咲きのオリエンタルリリー「アイシャ」を見つけて
その美しさに魅かれて久しぶりに生けて見た
白が際立ちちょっと豪華で華麗だが清楚感も漂う
さすがオリエンタルリリー、とてもいい感じで
飾ってみると涼やかな一陣の風が吹きぬけるよう…
             


夏の息吹を残す間にと「海の記憶」第2弾
シーグラスをメインとしたの「モザイク遊び」を…

用意していた残りのミニ額3つと
「モザイクやりたい!」と思ったきっかけの桜材
今回は14年前に宮古島で拾い集めたシーグラスを
何とか最大限に生かしたいと取り組んだ

シーグラスをメインに日本の石やギリシャの石を割ったものやその欠片
貝殻やその欠片、小さなパール玉や淡水パールを…
シーグラスにはまだなっていない(でも角は取れている)ガラスの欠片も…
透明感が残っているのでキラキラ光ってまたそれもいい感じ

また「モルタルこねこね」の要領をつかむのにちょと手間取ったけど
やって行くうちに要領もだんだんわかって来て
まあどれもいい感じに仕上がったと自分的には満足…
額は白いアクリルや白にほんの少し青を加えた感じで仕上げた

  

3枚縦に並べて飾って見ると思ってたよりいい感じ…
作家もののミニステンドグラス作品の時計やライトや飾り等と
いい感じのハーモニーが生まれてこれもまた楽しい

以前、たまたま東急ハンズで見つけて買った桜の枝?の切れ端3本
虫食いが進行している1本のその個所の皮を剥いで
そこにモルタルを入れこみ、シーグラスやビーズやパール
石等を置いて遊んでみた

材を買った時から「そんな風にしたら面白いかも!」と思っていて
モルタル等の使い方等を知りたかったのだ
今回、これも何とか形になって嬉しかった
             


宮古島の海の色と想い出とともに
14年間大切に温めていたシーグラスと
今年の宮古島の春旅で拾った貝殻等々を小さな額等に収めて
作品化して飾ることができて何か嬉しくてちょっと幸せ!

シーグラスのモザイク額を
見るとはなしに何となく眺めていると
エメラルドグリーンやアクアブルーの
宮古の何とも言えない海の色とともに
優しく強い海風とそこに生きる生き物たちの
息吹が漂ってくる

シーグラスで「モザイク遊び」をしていると
大古の「昔むかしの海の記憶」さえ
蘇ってくるようだ…

                

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雲湧きて眩しき白が浮かび立つ・・・わが夏のうた2023

2023-09-08 00:00:16 | 風歌

ブルームーン・スーパームーンを越えて
9月、長月の始まり
しかし暑き夏はまだまだ終わりそうもない

猛暑、酷暑、豪雨、竜巻等々…
もう異常気象とは言わせないとばかりに
それが「通常」「日常」となる気象状況…
まだ見えてないところでも
全てが早い勢いで変わりつつあるような…
ますますそんな感じがするこの夏の日々
しかしこの夏の紺碧に輝く夏空の
突き抜けるような美しさは秀逸だ!

知らず知らずのうちに内なる変化の兆しも…
それは嬉しいコトなのだけれど…
やっとやっと少しずつ
普通の?日常が戻ってきた夏でも…

そんな2023年わが夏の短歌を…

白鷺の中州に10羽集い居り流れ見つめて彫像のごと

流れの速い宇治川の中州にオオサギ、チュウサギ、コサギが
それぞれ川面を見つめている…
アオサギやゴイサギ等も含めてサギ類は長い時間身じろぎもせず
(正にそう見える)獲物を狙っている姿にいつも感心する
「珍しく?!哲学的だ」と評されたけれど
ただ見たままを詠んだだけです


雲湧きて眩しき白が浮かび立つ空の青さが猛暑の救い 
 
外気温計の表示が「40℃」と言うのを人生で今夏初めて見た
いつもにも増して暑い暑い夏…
しかし夏特有の真っ白いモクモク雲が浮かぶ紫紺の空の美しいこと…


雲なびく飛び切り碧い夏空が38度の酷暑の救い
 
毎日「不要の外出は…」とか言われて
実際少し動くと汗だくの日々
それでも青い空を見上げると気持ちが晴れ晴れする
降り注ぐ夏の光は心地よい(一瞬は! )
 
                     

水遣れば飛び跳ね逃げるその姿ハーブ育ちのバッタの奴め

何年か前からどうも家の植木鉢群にショウリョウバッタ?が
住みついてるらしい
ただでさえ植木鉢育ちでひ弱なハーブが食い荒らされるどころか
食い尽くされて枯れてしまう
今年買った6鉢のいろんな種類のバジルがほとんど収穫できず全滅!
数年前種が飛んでかいろんな場所で育っていたレモンバームが枯れた時は
肥料をやったからとか水遣りの問題かとか思っていたが
違ったらしい…バッタの奴め!でも殺せないんだけど…
 

和やかに顔を見合わせ笑い合うただそれだけの普通がいいね

大っぴらにマスク外してお互いの顔を見て話し
顔を見合わせて笑い合うただそれだけの当たり前が
豊かな日常に心和む日々に繋がっているんだとしみじみ…


雲間より光る満月友として走る高速異次元のごと

いつも思っていた「お日さまやお月さんに恵まれている!」と
雲間ではあるけれど「満月」とともに高速を走れるなんて…
夏旅の終わりに大きな素敵なプレゼントをもらったみたい
「満月を友に」走る高速はまるで空に向かって
異次元への道を走っているような…

            

季節知り鳴きだす昆虫(むし)の健気さよ38度の酷暑を越えて

こんな酷暑の中でも8月の終わりになると
宵には秋の虫の声が聞こえてくるように…
澄んだ音色に思わず耳を澄ませる
自然の営みは素晴らしい…自然の生き物たちの…
人間技がこんな過酷さを生み出していると言うのに…
遠く及ばない及ぶはずもない地球の営み…宇宙の力…  

                     
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光の伝言☆原村から初野辺山へ・・・信州夏旅2023<5>

2023-08-29 00:00:16 | 徒然・・・旅

原村の朝
野鳥の声は聞こえるが遠くてなかなか姿が見えない
持ってきた2種の鳥笛を鳴らしてみる
それでも遠くから応えて鳴いてくれるのが嬉しい

結構ガッツリの朝食の後
露天樽風呂でゆっくり足湯…
ちょっと冷めているがかけ流しのお湯は熱く
暖かさがじんわりと沁みて来る
朝の時間をゆったりと…ちょっと贅沢な時間

チェックアウトの後
自由農園で葉物野菜や果物等のお買い物
発泡スチロールの箱に氷詰め等できる工夫はしたけれど
この暑さの中もつかしら…
ちょうど宿の駐車場に帰り着いたところにOさんご夫妻が…

今日はOさんの新車キャプチャーに便乗して
初めての「野辺山方面」へ
まずはヤツレンポッポ牛乳!
併設の農畜産物直売所でまたお買い物…
捜しても京都でも信州でもなかなか手に入らなかった
紫蘇ジュース用の良い「紫蘇」が…ちょっと感激
他にも珍しいものも…
Oさんお勧めのソフトクリームは濃厚なお味でさすがに美味しかった

Oさんご夫妻が子どもさんが小さい時
よく来たと言う「滝沢農場」へちょっと寄り道
乗馬ができる広場では子供たちがたくさん並んで順番待ち
看板猫もいて長閑ないいところだが
日差しが強すぎて早々に退散…
                

ランチは「八ヶ岳高原ロッジで」と決めて向かう
(八ヶ岳高原ヒュッテでも有名シェフの特別ランチフェアが開催中とか
 でも女子組があまりそういうのは好みでないので)

八ヶ岳ロッジはクラシカルな木造り、重厚なハイグレード感が漂う
借景も素晴らしくことにロビーからは赤岳が真正面に!(見出し写真)
何と望遠鏡も設置されていた
 
 

レストランに向かう廊下がギャラリーに…
立体陶板(とでもいうのか)の作家さんが
明日からの展示会に向けて飾り付けをされていた
色付けが綺麗で珍しい感じがいい
「後でゆっくり見せてくださいね…」

ここでもレストランの広ーいテラス席でランチコースを…
ここも標高1500m、見渡す緑、吹き抜ける風、夏の光が心地いい
前菜からサラダ・スープ・メインと彩りもよくお味も優しくいい感じ
時に強い風が吹いて涼しさを通り越して寒くなってきたので
お願いしてデザートは室内へ移動…
それをきっかけにホテルの方と話が弾んで
クローズになっていジュエリーの展示会を
作家さんを呼んでもらって見せて貰ったりした
各所に飾られている大きな生け花やアレンジメントのセンスがいい
(いろんなホテル等々あんまりそう思ったことないのだが)
                  

廊下のギャラリーの展示はほぼ終わっていた
金沢の作家さんで毎年夏にここで長年展示会をされているらしい
八ヶ岳俱楽部のギャラリーでも長年されているとか…
高層の街並みを彩り豊かに立体も少し取り入れた陶板の
作品を中心に大小いい感じで展示されていた
九谷焼っぽい緑が効いている
わたしはこの陶板の特徴が詰め込まれたごく小さな作品を
O夫妻はそれより少し大きな緑が美しい作品を
作品に惹かれたこともあり「これもご縁」と
(1日早いけど)それぞれ購入させてもらうことにした
家人も画家ということもあり喜んでもらった
名刺をもらったので家人も名刺を…
昨年、京都旅行で我が街に来られたたことがあると言う
我が街の名所の神社と寺院を金沢芸大の同期と回られたらしい
「歩いて回ると遠かったけれど、すごくよかったです…」

「八ヶ岳高原ヒュッテ」にも回ってみた
「八ヶ岳高原ロッジ音楽堂」はリハーサル中で
中には入れなかったのが残念   

    

堂々たる夏の八ヶ岳を違う角度から見てみたかったけど
今日は雲が厚くて…次の機会を待とう

Oさんご夫妻のお陰で夏旅最終日も満喫できた!
原村まで送ってもらって
「秋の再会を楽しみに!」

雲間に輝く満月を友として
中央道から名神を一路京都へ…

お久しぶりのふれ愛、新しい出会いにも恵まれ
真夏の光に満たされ森の満ち足りた息吹に包まれ
湖の煌めきに吹き渡る風の優しい声に
自然の豊かさをいっぱい頂いた夏旅でした!

全てに大いなる感謝を…
               
   

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