☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

清流の煌めく光跳ね上げて・・・わが夏のうた2018

2018-08-31 13:47:55 | 風歌

  
地震から始まり豪雨から猛暑・酷暑そして台風…
過行く日々は足早に通り過ぎていくけれど
まだ爪痕は残したまま

しかし光は溢れ
緑は高らかに歌い
空はあくまでも青く夕日は煌めく
 
夏が往く
虫たちは涼やかに歌い始め
酷暑の中にも秋の気配
  
ただただ心鎮めて
今を 時を…


  「わが夏のうた」

仰ぎ見る光の空が目に沁みる悪夢のような大雨のあと


 何時やむかわからないような豪雨、 初めてのような怖さを感じた

 スマホは昼も夜中も大きな音を立て空は全く見えない…
 ようやく晴れ上がった朝
 光溢れる空を見上げ溜まった洗濯物を干す

 光の空が目に心に沁みる…      


彦星も織姫星も見えずして七夕吹き飛ぶ強い雨音

 今年の七夕は雨の中
 豪雨の爪痕ばかりが後に残る
 七夕の「願い」は一つ
 世の人に穏やかな日常が戻り続いていくこと
       

清流の煌めく光跳ね上げて泳ぎし日々を想う夕暮れ

不思議だけれど清き川の流れを見たり匂いを嗅ぐと「血が騒ぐ」のです
(以前短歌会で「川に匂いはない」
 と言われたけれど「川の匂い」は
 ちゃんとあります!川の藻の匂いかしら…)                                    

「 私の夏」のイメージや感覚の原点は「川で泳ぐ」なのね…
        
       

青空に中央・南の稜線を浮かび上がらせ緑が歌う
 

初夏と打って変わって雨が全然降らない夏の盛り
そのせいか今年の夏ほど「深緑」が幾多の緑を浮かび上がらせ
美しかったことはないと感じた
普通、夏は曇って遠くを見渡すことすら難しいから…
晴れ渡った真っ青な夏空に「緑」が叫ぶように

またアリアを歌うように高らかに声を上げている
        
     

夕映えの蓼科山に抱かれて野鳥(とり)とたわむる魔法の時間

夕日に染まる蓼科山を今回初めて見た
神々しくでも素朴に輝く蓼科山も素晴らしく美しい
女神湖畔で鳥笛(吹くとさえずりの感じがでる木製の笛)を吹くと
8羽ほど水辺で遊んでいたキセキレイがさえずり返してくれた      
「チチッ!」「チチッ!」   「チチッ!」「チチッ!」…
「チチッ!」「チチッ!」   「チチッ!」「チチッ!」…
涼やかな風に吹かれながら豊かで幸せな時が流れる…
(「魔法の時間」は「マジックアワー」の言い換えです
      もちろん魔法のような時間の流れも)         

虫の音が光の夏を送り出す猛暑酷暑の日照りの夏を


 風に吹かれながら夜道を歩いているとさまざまな虫の声が聞こえてきた
 まだまだ酷暑は続いているけれど確かに秋はすぐそこまで… 

  

             

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「動物の不思議」編3<野生の猿が!>・・・信州夏旅2018

2018-08-26 00:11:52 | 徒然・・・旅

  
  番外編 

山荘を出て、「菜々いろ畑」さんへ
いつもより時間が早かったせいか
新鮮地場ものの野菜やくだものがたくさん出ていた
「これは嬉しい!」とばかり高原野菜を山ほど買いこみ
来年5月に作品展をすることになっている「安曇野・縁縁」さんへ向かう

安曇野に入り信号待ちかと思いきや

横断歩道をサルの軍団が!!
赤い顔、赤いお尻、10頭ほどだろうか平然とさも慣れた様子で
せきも慌てもせずほぼ一列縦隊で横断歩道を渡っていく…
   
ややみんな小ぶりな感じ
背中に子ザルをのせたものや

まだ生まれたばかりのような赤ちゃんザルを胸に抱えたサルも…
  
唖然!「何これ?!」「どうなっているの?」
あまりのことに写真撮るのも忘れた!!

「ボスザルみたいなサルが黒い首輪のようなものを付けていた」と
話してもみんな信じてくれない…

後で安曇野のネット調べても何も出ていない…
本当の話です

   
いつもにもまして蓼科山の美しい表情を見ることができた…
不思議がいっぱい詰まった素敵な夏旅に感謝!!

    
             女神湖のレストランで出会い,霧ヶ峰のコロボックルヒュッテで再会した

        シベリアンハスキーの親子4頭!
      フォトジェニックな犬たちでポーズをとっての撮影会のようになっていた!

      これはは自然なお姿…
      

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「動物の不思議」編2<野鳥がきた!>・・・信州夏旅2018

2018-08-22 00:12:57 | 徒然・・・旅

   
「野鳥がきた!!」


白駒池に向かう途中4人でランチ
以前よく立ち寄っていた酵母パンと手作りベーコンのお店へ
本当に久しぶりに運よく今日は開いていた
ここはペンション主体らしく多分レストランやっているときも

時間や人数限定でこのところはご縁がなかった
  
外のテラス席を見るとそばに餌台があり、そこに美しい野鳥が…
静かにそばの席に座る
この野鳥は「ウソ」のオス、名前は知っているが実際に見るのは初めて
喉元の鮮やかオレンジが目を引く、こんな綺麗な鳥だったのか
「この子は人に慣れているけど他のトリは警戒心が強いから

 なか寄ってこないと思うよ」とオーナー
と聞いてすぐ少し小ぶりで茶色い腹のトリが並んで向日葵の種を食べ始めた
メスだ、きっとつがいだ
手作りベーコンを美味しく頂いていたらウソたちが次々とやってきた
ウソのつがい4組はきた
綺麗な水場がわれわれの手が届くところにしつらえてある
「水飲んでいいよ!」「水浴びしてもしてもいいよ!」
何と水を飲む姿も水浴びする姿も見せてくれた!
そうこうしているうちに近くの木にはキジバトやいかる?!などなど
すぐそばの枝にはコガラが可愛い姿を…
クチバシで枝をツツク姿が何とも愛らしい
お友達も子どものころからの野鳥が好きということで
「野鳥好き」の私たちにとってたまらなく幸せなランチタイムとなった
以前ここで食事をした時もゴジュウガラやシジュウガラが
たくさん来てくれた
「ここにはリスモ来るんだ!お客さんのいるときは残念ながら来ないんだけど」
とオーナーが話していたけれど

その時もリスが何と2ひき遊びに来てくれたのを思い出した…
そういえばその時の写真に「たまゆら」が写ってたのが
何枚かあったなあ…

    
               (これは以前ここで食事した時来てくれたリスを撮ったもの)
    

 

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「動物の不思議」編1<牛が来た!>・・・信州夏旅2018

2018-08-18 00:10:31 | 徒然・・・旅

 
それほど動物好きともいえない我々だが(野鳥好きではある)
小動物たちとは
不思議なご縁を頂くことはよくある
(人間の赤ちゃんやまだあんまりしゃべれない幼児とかも…)
それにしても今回の旅は「不思議な出会い!?」が特に多かった…
 
 「牛が来た!!」
霧ヶ峰から女神湖にもどり、美味しいアイスクリームでも食べようと
第2蓼科牧場へ。乳牛があちこちでかたまりながら牧草を一心に食べていた
30頭あまりか。何しろ何キロか?!はある広い牧場故

こんなに牛が見られることも珍しい
かなり大きいのや珍しい色や模様の牛も…
観光客も結構多い
   
牧場のかなり端の柵の近くで家人が結構はなれた(20から30メートル)
黒い模様のやや小さめの牛に向かって「こっちにおいで」と呼んでいた
私も試しに珍しい薄茶の模様の牛と精悍な黒い模様の牛に呼び掛けてみた
心の中で…(30から40メートル離れた)
するとどうしたことだろう
家人が呼びかけた黒い牛が家人のほうに向かって動き出し

同時くらいに私が呼んだ2頭がゆっくり体を起こして
我々の方に向かってくる!!
それに合わせるかのようにすべての牛たち(30頭あまり)が

こっちに向かって動き始めた!!
ただただ唖然と見つめるばかり…
私たちの目の前に来た3頭を中心に全ての牛が勢揃い
牛たちは柵の前に綺麗に並んで全員集合ならぬ全頭集合!!
近くにいた人たちは「何が起こったんだ!!」「どうしたんだ!!」と
叫びちょっとした騒ぎに…

牛たちは耳に番号のタグがつけられ
「18号だけ呼んだのに・・・」と家人
 
私が呼んだ茶色模様の牛は静かにあまり動こうともしないで
優しい目で見つめてくる… 5分以上そのままで…
相手が大きい動物なのと大勢なので

とにかくびっくりしてしまった!!

そうこうしているうちに「今度は何が起こったんだろう」と

観光客たちがワイワイ言いながら整列している牛たちの方に
スマホ片手に駆け寄ってくる…
「せっかく来てくれたのに何もしてあげられずごめんね!」と

牛たちに謝って静かにその場を離れた…???・・・
      

 
     
   (上の写真が私が呼んだ牛さん2頭、

    下の写真が私が呼びかけた薄茶模様の牛さんと家人が呼んだ牛さん。
    こうして見ると牛さんたちは本当に優しいいい顔をしている。

    「鹿男あおによし」を思い出してしまった…)

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神秘の湖「白駒池」へ・・・信州夏旅2018<2>

2018-08-15 00:04:51 | 徒然・・・旅

今日はまず友人たちと御泉水公園へ
湧き水と太古の森感あふれる蓼科山7合目のフィトンチッド満さいの森
整備された木道を歩くだけで心が静まり気が満たされていく
  
ご実家が佐久という(昨日まで滞在)だけれど
夏の女神湖周辺は初めてというSさん
涼しさと心地よい風と澄んだ空気感! 
隣町だというのにあまりの違いに昨夜から
なぜ「女神湖が一番!」と「人」が言うのかわかった!と盛んに…
  
秋はご一緒したことがあったけれど「夏のこの森はまたいいね!」

「すばらしいね!」を連発…
サルオガセがより幻想的な感じを醸し出す
本当に精霊が住む森…鶯をはじめいろいろな野鳥の声が響く
飛び交う姿も垣間見えるが特定できない
「クイナです!」と鳴き声を聞き分けれれたらどんなに楽しいだろう

 湧水の大きな池にかかる小橋の上で
「鯉は来て当たり前だけれどこの前ニジマスが来て
 くたのは嬉しかったです!」と話していたら
「向かって来てますよ!まっすぐに!(あなたの方に)」
見たら本当に私を目指して大きなニジマスが…(きっとこの池の主だと思う)
くるっと目の前で旋回して綺麗なおなかを見せてくれた
感激!

10年以上ぶりでピラタスの丘入口近くの酵母パンと手作りベーコンのお店が
開いていたのでテラスで美味しい昼食を…  

お二人は「ぜひ白駒池に行ってみたい」と昨夜から言っていた
「白駒池は大人気で2時間待ちだからお勧めできない」と
宿でもここでも言われたけれど
家人だけは「絶対大丈夫!」と何故か自信ありげにで言っていて
「とにかく行ってみよう!」と話がまとまり出発…
  
秋に2回ほど訪れたことがあるが私たちも夏は初めてだ
この付近は良くドライブはしているけれど…
なんと何とその時駐車場2台分開いて何
の苦も無く
スーッと入ることができた
「うそ!」と言う感じ…

池までの森は縄文の森というか太古の森
根っこがくねくねと張り出し長い年を生きた大木が勇壮と並び立つ
御泉水の森とはまた違った不思議感が漂う
御泉水の森に比べてここはもっと静か
で深く重い感じ…  
秋に来た時と趣きが違う

登り坂は結構きついけれど木道が整備されすっかり綺麗になっていた

やっと白駒池に出た
透明感が強く水が美しく輝き珍しい浮草も…
背が青い糸すじトンボやアキアカネ、ギンヤンマ等

たくさんのトンボが飛び交う
池の周りも雰囲気はあまりかわらないが木道ができていた
独特の雰囲気が漂うそこが魅力
心地よい風が吹き静かに時が流れる
  
10月に来たときは0℃と言う時もあったが今日は予想以上に暑い
トレッキングや登山帰りの人も多い感じ
友人たちにも大いに満足してもらって「来られてよかった!」と思う

今夜も星降る女神湖
夕方30年以上のお付き合いの石と木と漆喰造りの山荘へ…



   

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麗しき蓼科へ・・・信州夏旅2018<1>

2018-08-12 00:41:28 | 徒然・・・旅

  
酷暑、灼熱の京都から一路信州へ
「蓼科」3泊4日の夏の旅

この日を待ちわび「命にかかわる」と言われる酷暑を耐えて…
(さすがの京都でも道路わきの温度計が40℃や42℃を示すのは初めて見た)  

中央道に入るとひときわ色合いさまざまな深い緑が目に沁みる
猛暑と晴れ上がった天気のせいか南アルプスと中央アルプスの山肌まで
夏にこんなに綺麗に見えるのは初めてだ

歌うような緑の美しさに気持ちが晴れ晴れする
     
春旅で立ち寄った八ヶ岳俱楽部の
「まるてんぼう」さんの展示会で注文した
家人のポシェットが出来上がったと連絡があった
ので
小淵沢の本店に立ち寄った
展示スペースと工房が一体化した木造りの広く素敵なお店
ここにはもうエアコンが無く時に心地よい風が吹き抜けていく
24時間エアコンづけの毎日を送っていた身にとってはこれだけでとても贅沢

   
ポシェットはとてもいい感じにでき上っていて家人も満足気

製作者のSIRATAKIさんと私のショルダーバックを
創ってくれたHINATAくんとクリエーターとしての話等々
いろいろと話がはずんだ
家人の絵や仕事ぶりにもとても興味を持ってくれた感じ…

昨年秋会った時には大人しく控えめで口数も少なかったHINATAくんが
積極的に自分の意見や考えをよく話してくれたのが嬉しかった

蓼科東急リゾートのペンション「プラネット」へ
飾られた家人の作品に会うのも楽しみ

それぞれがしっくり馴染んでとてもいい表情を見せているのが嬉しい
お客さんにも評判が良いらしく不思議なくらい話題にもよくのぼるという
食事もとっても美味しくて他のお客さんと「作品」の話も…

翌日は一路女神湖へ
向かう道筋の風景がまた清々しく美しい
時々は車を止めて大気と時空と緑織りなす山々の光景を

味わうのもいつもと同じ
やはりここも今年は今までで一番暑い

昼食後霧ヶ峰へ
コロボックルヒュッテのテラスにはとても気持ちのよい風が吹いていた
いつもより涼しいのが不思議
女神湖のお店でも一緒だった大きな4頭のシベリアンハスキーと遭遇
「さっきもお会いしましたね!」と飼い主さんに声をかけられた
テラスは犬たちのポーズをとってのスマホ撮影会になっていた…

霧ヶ峰を歩く
 今年は季節の進みのせいか暑さのせいか名残のキスゲも

ヤナギランも咲いていない
マツムシソウさえ少ない
野鳥が良い声で鳴き近くに姿を見せてくれた

女神湖の「アニーヒルズ」で数年前の秋この宿で知り合った
東京方面からのお二人とご一緒する約束を…夏は初めてだ
 
お風呂上りに女神湖へ散歩
キセキレイと遊びながら吹きすぎる涼風を心ゆくまで浴び
夕映えの蓼科山の美しさに息をのむ 
「赤富士」ならぬ「赤蓼科山」は初めて…感動ものだ
 
 
夕食をともにして盛り上がる話は尽きず…
外に出て美しき満天の星を仰ぐ
火星が赤々と輝き天の川もかすかに見えた


                 

           

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