☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

水無月のうた

2009-06-30 00:01:52 | 風歌
久し振りの雨
日照り続きの夏の香りに 雨の匂いが沁み込む
ほっと 一息
 
今日で6月が終わる
「水無月」を食べて
本格的な夏に備えようか
 
今月詠んだ短歌から
 
  ほたるうた・・・ 
 
    尾を引いて光飛び交う蛍道枕草子口ずさみ行く
 
源氏蛍の優雅に舞う川沿いを気持ちよい夕風に
吹かれながら歩いていると、枕草子の「春はあけぼの」
の「夏は夜」の1節が口をついて出てきた。
平安の世に想いを馳せて、、、

    寄り添いて光を放つ恋蛍明日へつなぐ命燃やして

以前調べた「蛍の光は、オスとメスの出会いの信号」だ
と言うことを思い出した。
そのせいか寄り添うように光る2匹の蛍を
たくさん見かけた。蛍の短い命にも想いが行く、、、
 
  
  紫陽花のうた・・・
    
    紫陽花に思いたくせし母の文字墨色深く心和らぐ

此処10年ほど、誰かに教えてもらったらしく
6月の決った日に、母が紫陽花の枝を切って
それに私の名前と生年月日を書いた短冊を
つけて届けてくれていた。
それをトイレに吊るしておくと婦人病から
守ってくれるのだとか。
今年は春先から体調を崩してぐずぐずしていたので
「今年は無理かな」と思っていたけど
先日「紫陽花を取りにおいで」と父から電話が、、、。

たとえつたなくても「三十一文字」に
心のうちを詠んでおくとその情景が
くっきりと切り取られて残る気がする。

                 
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フェアリーメッセージ・・・こころの旅

2009-06-26 00:19:24 | フェアリーメッセージ

 心はころころ変わるから「こころ」と言うとか
 
 心はいろいろな所に旅をして
 いつも ウロウロ揺れ動いています
 
 何より「心が美しい人がいい」と言う人も多いけれど
 本当言って 程度はいろいろあるにせよ
 心が
 美しく気高い時もあれば
 醜くゆがんでしまう時もあります

 人生は「こころの旅」と言っていいでしょう
 豊かな旅をするには
 一つには努めて「心を静める時間をもつこと」
 
 ニュートラルに過ごす時間が「心」に栄養を与え
 成長へと導きます
 不安や恐怖に苛まれたり
 どうしても我欲に引きずられたりして
 疲れている心を
 その時間がデトックスしてくれます

 もう一つは
 「揺れ動く自分の心を観察する もう一つの心をもつこと」
 
 もう一つの心が育つと
 自分の中が大きく変わります
 豊かさが生まれ 自分の内面世界が広がります
 
 こころの旅を 豊に楽しみたいものですね

   
 
 
 
 

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蛍、ほのかにうち光りて

2009-06-20 23:41:23 | 徒然

蛍の飛び交うのを眺めながら川沿いを歩いた。
気持ちいい風が吹いている。

うる覚えの「枕草子」の一節が頭に浮かぶ。
「夏は夜、月の頃は更なり。
闇もなほ 蛍の多く飛びちがいたる。
またただ一つ二つなどほのかにうち光りて行くも
をかし、、、」
 
かすかな草の香りに包まれて口ずさみながら歩く。
平安の頃は漆黒の闇の中
数え切れぬほどの蛍の柔らかな光が
点いたり消えたりしながら飛び交っていたのだろう。
幻想的な世界が目に浮かぶ。
 
小泉川の中流から上流にかけて「源氏蛍の里」を蘇らせた
この地域の人たちの労苦は知ってはいたが
「観にいこう」と思いながらも此処何年か
時期をいっしてしまっていた。
昨年と1昨年は友人の誘いで宇治の山深くに
「蛍がり」に出かけたが
今年はその友人も生まれ故郷の長野に引っ越したので
「今年こそは地元で!」と早めに夕食を済ませて出かけた。

京都・西山の麓、小泉川にかかる橋のたもとに来ると
ちらほら見物らしい人たちが、、、。
「ホタルをとらないで」の看板も見られる。
車を止めて草が綺麗に刈られた土手をを
川に沿ってゆっくり歩く。
川面に目をやるとあちらこちらにちらほらと
蛍が柔らかな光を放っている。
ボーっとした光がスーっと消えたり点いたり
飛び交っているのが何とも言えず風情がある。
たくさんとまではいかないが充分楽しめる。
かえるの声や虫の音も聞こえてくる。
夏の夜の香りがする。
 
蛍について以前しらべたことを思い出した。
「蛍の光」はオスとメスとの出会いの信号だという。
オスがメスの近くで決まったリズムの光を放つと
メスはそれに応えるように、2秒ほど遅れて光る。
 
葉の上にとまってほのかに光っているのがメス。
オスは川の上を飛び回って強い光を放つ。
オスは点けたり消しり光を点滅させながら
葉の上のメスのほのかな光を見つけると
飛びながら近づいて行く。

今年はそのことを思い出したせいか
寄り添って互いに光る蛍のカップルを
ことのほかたくさん見かけた。
 
ほのかにうち光りていくも
いとをかし、、、。

                 
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紫陽花のうた

2009-06-17 13:56:25 | 夢話

色とりどりの紫陽花が咲き誇っている
優しいうたが聞こえる
 
春の初め
鉢植えの紫陽花たちに声をかけた
「今年一つも花をつけなかったら、
申し訳ないけど処分させてもらうね、、、」
 
「墨田の花火」は、毎年決って美しい花を見せてくれるけれど
次の年も花を見せてくれる紫陽花は少ないのだ
それでも鉢はなかなか捨てられない
毎年買う紫陽花の鉢は年々増えて
たださえせまい玄関はいっぱいになってしまう
  
「教えてくれたら 私にできることはなんでもするよ!」
「今すぐに肥料をやって!!」

そのせいなのかどうなのか
今 どの鉢も花をつけ
白 紫 ブルー 濃ピンク 薄ピンク
紫陽花 額紫陽花 墨田の花火 初めて見る?と思える種、、、
色も種類もいろいろに
優しく可憐に咲いて
なごみの時を運んでくれる

  紫陽花は小さな花が手をつなぎ優しいうたを歌ってる

そのむかし、子どもたちのために作った言葉を思い出した
紫陽花を見ていると 
柔らかい時間が静かに流れていく
                   
 
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魅せられて・・・DINYOS

2009-06-14 12:12:17 | アートライフ

ダンスカンパニーDINIOS(ディニオス)の
ソロダンスコンサート「魅せられて」に出かけた。
場所は京都三条[アートコンプレックス1928]。
今年で10回目を迎える。
ほとんど毎年出かけている。
 
DINYOSは京都発信の日本を代表する
プロのダンスカンパニーでその実力はニューヨークをはじめ
ジュッセルドルフやモントリオール・ジョグジャカルタ等
世界でも高く評価されている。
1990年結成。全員女性。
群舞は比類なきが如くの素晴らしさがある。
ソロダンスもこの10年
ダンサーの一人ひとりが確かな実力を磨いてきた。

今年は1日3ステージ、9人全員のソロダンスを観ることになる。
こちらも気合を入れて行かなくては、、、。
「アートコンプレックス」もとても贅沢なスペースで
観客は目の前でダンサーの動きの全てを
観ることができる。
時に汗の飛び散りや息遣い、皮膚感までも、、、。
 
ソロダンスはこれまで様々な女性の生き様に焦点を
当てて展開されてきた。
時の流れや時空の移ろいの中で
テーマや全体を流れる調べが少しずつ変化を見せる。
10回目となる今年はどうだろう。
期待は高まる。
 
今回は「田村俊子」「高群逸枝」「アメノウズメノミコト」
「越路吹雪」「ユディット」「オフェーリア」
6人の女性を主題にした6作品
「猫」「樹霊」など抽象的な2作品
ヴィンセント・ゴッホ追慕のエッセイ風作品合わせて9作品。
すべて渡辺タカシ先生の創作・振付・演出。
それぞれのダンサーの個性や持ち味(隠し味?も)等を
活かしまた引き出して、、、。

「無言歌」と題した「樹霊」を象徴した作品
ダンサーの個性やばねのある俊敏さを
持つ個性的な動きの魅力と合わせて
映像的効果も面白く新しい感覚でとても新鮮で面白かった。
 
「猫」も新しい切り口で渡辺先生の語りもまた味があり
ダンサーの柔軟な動きも美しく茶目っ気のある側面も引き出して
先生やメンバーたちの動物たちに寄せる強く熱い思いも
あふれてくる素敵な作品に仕上がっていた。
 
「ユディット」ではダンサーのいろいろな面での
大きな成長を感じさせられた。  
「神々の原にて」古代や古事記づいてる身にとっては
悠久と神々の気を感じ清らかで大らかさを感じさせる
アマノウズメは新鮮だった。
最後に布紐で舞台上に日本列島が描かれたのを
何人の人が気づいていただろう。
 
今までは作品にもよるのだが
どうしても描かれる人物の物語性や演出に気持ちが
引かれてしまうことがあったが
今回はどの作品もダンサーの動き自体に意識が自ずと向かった。
演出上の関係もあるだろうが
一人ひとりのダンサーのより一層の表現力の向上と
自信や意識の成長が大きいように思う。 
  
  
「ダンスの素晴らしさ」に目を開かせてもらったのは
渡辺先生と「DINYOS」との出会いから。
美しきダンサーたちと素晴らしい演出に「魅せられて」
また今年の夏が始まる。

                                                  
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ラ・ネージュ夢一夜

2009-06-09 12:10:10 | 夢話

友人Yさんのスペース白亜のホール
京都・伏見の「ラ・ネージュ」で
久し振りのコンサートが開かれた。
世界でもおそらく唯一つだろうと言われる
「箏」と「オーボエ」のジュオ。
今日の箏は13弦、福原左和子さんと
オーボエは京響の元首席奏者の呉山平カンさん。
 
オープニングはお馴染みの「春の海」から。
オーボエの響きはやはり素晴らしく
ラ・ネージュにいっぱいに響く。
面白い取り合わせだが箏の音色や表現と
オーボエが見事にマッチしている。
今日は日本の作曲家の作品がほとんど。
 
福原さんのために作られたばかりらしい
肥後一郎作曲の「手事四綴」。
まだ仕上げ途中ということだったが
とても面白い作品でまた聞いてみたい。

福原さんの演奏を聴くのは5回目か。
フルートや尺八などなど聞くたびに
ジュオの楽器が違っっている。
いろいろなジャンルの音楽家とコラボされていて
以前購入したC・Dは香港のギター奏者ユージン・パオとのもので
とても楽しいものだった。
  
「風のうた」等の沢井忠夫作品や
これで今年3回目となる「川のほとりの子守唄」
当日も見えていた千秋次郎さんの作品等々。
気持ちに沁みる演奏を目の前で味わうことができた。
 
<音楽のシャワーを浴び><音楽家を身近に体感する>
ことができる空間「ラ・ネージュ」。
それも「亭主」Yさんの審美を通過した上質の、、、。
日本を代表するような演奏者も
観客を目の前にしての真剣勝負の場となる。
もっと多くの人に体験して欲しい
させてあげたい気がする。

今日のもう一つの成果は「オーボエ」という楽器について
少し分かったこと。
もともと中東生まれでフランスで楽器として完成したそうだ。
音色はずっと前からとてもとても好きだったが
あんなに扱いが大変な楽器とは知らなかった。
コンサートの間も細心の注意が必要で
一瞬たりとも気が抜けない感じ。
リードの扱いが大変で音を出すしくみも
とてもこまやかな感じ。
そんな思いの中からあの素晴らしい音色が生まれる。
 
優しい音色につつまれて
「ラ・ネージュ」での音楽夢一夜が更けていった。
                                       
 
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出雲大神宮へ<2>

2009-06-05 11:52:58 | 夢話

今度は水タンクを用意して、出雲大神宮へ。
わざわざ行くとなると道は遠かった。
 
気持ちを引き締めて?!鳥居をくぐる。
まず作法に従って身を清める。なかなかいい所だ。
本殿は中が工事中で参拝の気分がでない。
 
何か惹かれるものを感じて山手の方へ。
崇神天皇社。神話に出てくるような何て言うんだろう
白い上下分かれた(足下を縛っているような)服に
髪を両方の耳元で縛ったような髪型をした人の
「絵」が浮かぶ。
映像ではなくて「絵」。見たことがない絵。
 
どんどんのぼると上社があった。
気の高い場所だ。
そこを降りていくと真名井のわき水が流れている。
大きな岩磐が二つ。・・・
 
出雲神社に来て感じたことは
神社の果たしているエネルギー的な役割について、、、。
本来は「奉ること」によって
「鎮める」とか「封じる」とかの役割が強かったのでは、、、。
そしてうまくいけばエネルギー転換を図る。
 
近頃は、神社では「お願してはいけない!!」と
言われるようになった。
「感謝する」あるいは「志を立てる」場所だと。
その通りだと思う。
簡単に「おかげ」を求めたり「パワーをもらう」ことを求めるのは、、、。
 
そうした意味が今回ここに来て
しっかり」感覚としてつかめたような気がする。
神社は7つのチャクラを具現しているというのは
知識として知ってはいたが、、、。

「国譲り」の場所という話。
オオクニヌシ尊だとかニギハヤヒだとか。
天孫族とかダン族とか、、、。
いろいろなお話をたくさん聞いているはずなのに
自分の中できちんと整理どころか全く入ってないのが
今回よく分かった。
気がなかったのも、、、。
もう一度気を入れて学習しなくては、、、。

真名井のわき水を頂き付近のきれいに整えられた棚田を上る。
辺り一帯が美しく見渡せる。
今も水田として残されてるのがいい。
何か古代の匂いがする。
穏やかな風の吹くこの地でどんなドラマがあったのだろう。
 
水路を見るとどこも茶色に染まっている。
このあたりの水には鉄分がよほど多く含まれているのだろう。
これも「赤い池」の理由の一つかも。
そこに天候の加減で藻が発生したのだろうか。

何のご縁かまだ定かでないが
この地に来て何かたくさんの気づきを頂いたような気がした。

                                 
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ファアリーメッセージ・・・鏡の中のあなたへ

2009-06-02 13:50:04 | フェアリーメッセージ

 毎日 自分に話しかけていますか?
 毎朝 鏡を見るとき 
 しばらく時間をとって
 自分を見つめてください
 
 そうすると 自分に話しかける言葉が
 自然に浮かんできます
 そのとき そのとき あなたに必要な事柄が、、、
 
 そしてしばらく 鏡のあなたと話してください

 そして どんな状況にあっても
 最後に 鏡のあなたに 
 微笑みかけてください 
 
 寝る前は少し時間を多くとって・・・
 
 ただボーッとしているだけでも いいのです

 それを毎日続けていると 「自分と対話する習慣」が
 自然と身に付いてきます
 本来の自分とつながるチャンスも生まれます

 人間関係や
 身の回りにおこる出来事は
 自分の鏡
 
 自分との対話が 
 豊かな現実を生み出します

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