見ていると不思議な葉だ。
受け継がれた歴史にちょっと立ち寄って
心を遊ばせて見るのも嬉しいものだ。
毎日こころ揺らせながら・・・
菅平から黒姫高原へ。
今夜の宿は去年思わぬ出会いから
美味しいコーヒーに手作りの酵母パン
何とも美味な夏野菜を出してもらったガストハウスMさん。
オーナーのTさんは兵庫出身ということで
初めてなのに話が弾みとても良い出会いで心に残っていた。
1年ぶりの再会。
看板犬のアニーも元気だった。
まずお勧めの温泉までの地図を描いてもらって「苗場の湯」へ。
地元の人たちが盆踊りの用意をしていた。
ご当地ムード満点でいい感じだ。
小さいがお湯が柔らかくとても良かった。
やはり源泉はいい。
黒姫高原のこの辺りは箱根駅伝やマラソン等の
練習場所として有名なところだとか。
ガストMさんも夏は特にそうした常連の人たちが多いらしい。
今朝まで大学の合宿の方々が宿泊してらしたが
たまたまお盆に入るということで今夜は我々だけ。
とってもラッキー!。
夕食はご当地の笹の葉寿司を用意してもらい
新鮮野菜をふんだんに使った爽やかで珍しい
とっても美味しいお料理を次々と・・・
おなかいっぱい頂いた。
ハーブや良いオイルで味付けされとってもヘルシーな感じ。
なおかつとても美味!大満足!!
お話も盛り上がり、心地よく楽しい夜となった・・・
あくる朝は「高原野菜」を買いに
Tさんの車で「道の駅」へ連れて行ってもらった!
嬉しい限りだ!
去年来た午後には全部売り切れて何一つ残っていなかったが。
トマトにピーマン、かぼちゃにキャベツ、
きのこ、にんにく、とうがらし、
ここでしか買えないぼたごしょう等々。
Tさんに教えてもらいながら心行くまでお買い物・・・
プラムにプルーン、ブルーベリー・・・
蓼科の「菜菜色畑」等で買ったものと合わせて
すごい量のお買い物。
これだけ野菜や果物をいっぺんに買ったのは初めてなくらい。
今年はお隣や友人等へのお土産は「信州の高原野菜」にしよう!
帰って朝食。酵母パンや夏野菜、紫蘇ジュース
コーヒーもいっぱいお代わりをして・・・
とっても美味しくおなかも満腹!
開け放たれた「森の食卓」は三方から優しい緑と心地よい風が・・・
美味しくて楽しく優しい時間に感謝!!です。
心残りの「もも」を買いに飯綱高原へ。
(こちらもTさんに地図を描いてもらい・・・)
そしてTさんお勧めの池の平いもり池へ。
名前に似合わず睡蓮が美しく咲き
緑が素晴らしいとっても素敵なところだった!
北陸道を帰ることに。
「渋滞は気にせず」が合言葉。
今年も富山で降りて新鮮なお寿司を食べて一休み・・・
名神で灼熱の京都へ・・・
今年の信州の旅もなかなかいい旅でした!
今年も台風4号と共に信州へ。
昨年も台風と地震とご一緒することになったが
台風一過で連日晴れ渡った。
今回は残念ながら青空にはちょっと恵まれなかったが
それはそれで良い旅となった。
信州への車での夏の旅は連続25年目となる。
いつもお世話になるペンションの奥さんに
「この前30年ぶりというお客様が見えて
昔のノートを調べていたら、25年前のがでてきたわ。
もう25年になるのね・・・」と言われ気がついた。
時の流れの不思議を感じる。
蒸し暑い京都の夏を毎年の「信州の旅」で
何とか乗り越えてきた感がある。
蓼科の森が見えてくるといつも胸が踊る。
白樺並木と落葉松林・・・空気感が違う!
今夜は女神湖の花火大会と言うのに天候が心配だった。
まずビーナスラインを霧が峰に向かう。
霧で見えない。
引き返すことにして下方を見ると
八ヶ岳連峰を覆うように巨大な虹が架かった。
赤から紫しっかりと目の前に見える。
横に伸びたあまりにも大きな虹!!感激!!
出逢えた幸運に感謝!
中野市に住む友人一家と蓼科の別荘に滞在中の友人一家と
女神湖畔で待ち合わせ花火見学!
これも恒例となってきた。
女神湖太鼓のパフォーマンス。
若い子達で構成され今年は随分腕が上がっていてかっこよかった。
空は晴れて北斗七星やカシオペア座がくっきり見える。
もう大丈夫!風もなく素晴らしい「花火の夜」となった。
湖面に移るスターマインはやっぱりいい!
湖畔のあちこちからまた船の上から
大きな音と共に見事な花火が上がる。
音があっての花火なんだ。
そして人の歓声も!
2日目は温泉に立ち寄り湯して信州そば(天盛)を食べてから
友人の別荘へ。
ここで気になったのが天麩羅そば、天盛、天ざるの違いだ。
今までまったく気に止めなかったんだけど。
天麩羅そばというのは「熱いおそば」というのは知っていた。
京都には「せいろ」というのもあるし・・・
これは「ざる」より上品さを狙ってると思うんだけど・・・
京都には「天ざる」しかない気がする。
さっそく中野の友人に聞いてみると
「ざる」は刻み海苔が載っていて
「盛」は海苔なしということだった。
「へーっ」という感じだ。
京都の「たぬき」は「あんかけうどん」のこと
大阪は「きつねそば」のこと
東京は「揚げ玉うどん」のこと・・・
ちなみに京都では
ねぎと刻んだおあげさんが入っているうどんをしのだ」といい
大きなおあげさん入りを「きつね」と言う・・・
なんて話でちょっと盛り上がった。
3日目は蓼科から菅平へ。
中野の友人一家と待ち合わせ。ラグビーのメッカ。
中心街は一目でラガーマンと分かるムクツケキ男性陣で溢れている。
どちらかと言うと草食・装飾系好みの私としてはちょっと・・・
と言う感じではある。
曇り空が残念だったが頑張って上ったダボスの丘は
清清しい風が吹き渡り
マツムシソウや桔梗等が咲き乱れ
見渡す山々は美しく重なり合い
いつまでも漂っていたいような心地よい時間が流れた・・・
「宮崎アニメになるんだ!」と思ってとっても楽しみにしていた。
その面白さにワクワクしたものだ。
人知れず人の家の床下に住み
その家からいろいろなものを「借り」てきて
(盗んできているのと変わらないと思うのだが
「借りてきている」という言い方が面白い)
けっこう素敵な生活を送っている。
お金持ちの家に借り暮らししている小人たちは
必然的に優雅な暮らしぶりなのだ。
物がなくなっていくら探しても
見つからないことってよくあるが
使っているんじゃないかと
楽しい想像をふくらませたものだ。
床下に住めなくなったアリエッティたちは
野原に暮らすことを余儀なくされる。
「野に出た小人たち」「川を下る小人たち」と続く
シリーズものになっている。
(岩波書店の翻訳名・原題は「借り暮らし・・・」)
詳しい内容はあらかた忘れてしまったけれど
子供時代を代表する作品であったことは確かで
その想いは今も胸深く刻まれている。
病気の少年が主人公。
そのお屋敷のモデルが青森県にあり観光客が押し寄せているとか。
この作品ではもちろん「床下の・・・」がベースになっているが
上記3作のエキスが取り入れられている感じだ。
宮崎アニメならではの背景画の素晴らしさ
アリエッティたちの暮らしぶりや
「借り」の仕方の描き方等の克明さに惹きつけられる。
やはり原作の持つ設定等の力が物を言って
十分魅力的な仕上がっている。
声優の人選も成功しているようだ。
初監督作品としてはなかなかだ。
(「ゲト戦記」には本当にがっかりしたが、、、)
このアニメを見た多くの子供たちにも(大人の方も)
是非読んでほしいものだ。
そして空想の世界で遊んでほしい。
たくさん読んでいる。
和製のものではさとうさとるの「ころぼっくるシリーズ」は
全巻読んだと思う。
本当に面白かった。
海外の児童文学で育った私が
いぬいとみこの「木かげの森の小人たち」を初めて読んだ時
日本にもこんな面白い作品が生まれてきているんだと
嬉しくなったのを覚えている。
知り合いからいつも定期的に届いている資料の中に
「小学校2年の時、みんなが寝静まった夜中に
ガヤガヤ騒ぐ声がして目を開けると布団の上に
小指ほどのいろんな格好の小人が3,40人乗っていた。
目が合ったら一斉にあっという間にいなくなった。
横で寝ている妹を起こして話したけれど
全く取り合ってはくれなかった。
でもそれが原体験となって
今有機農法に取組む原動力になっている・・・」
と言う手記が載っていた。
その経過が今一つ分からないけど
「見ないけど大切なものの存在に気づく」
と言うようなことだった。
若者たちの間で「小さいおじさん」が話題らしい。
何と若者5人に1人は見ていると言う話もある。
30センチから40センチ、緑のジャージ姿、はげ頭、
これも目が合うとすぐ消えるらしい。
アイルランドのレプラコーンと言う妖精とも共通点が多いと言う。
どう言う事?非常に興味深い話ではある。
ちなみにアリエッティたちは20センチぐらいだ。
とっても魅力的な世界だ。
他にも「小人」を実際に見たと言う話は聞かないこともない。
逢えるものなら逢ってみたいものだ・・・
それがたとえおじさんでも・・・
開くかどうか。
日が暮れて大きな花のつぼみが少しずつが開き
あたりに芳しい香りがただよい始めるまでわからない。
5輪全部開くのか、2輪開いてあくる夜、残りが開くのか・・・
神秘の華だ。
一夜だけ・・・
待ち遠しく不思議な時間が流れる。
今年もツバメの雛が生まれたのだ。
声に惹かれてそーっと覗いて見る。
体より大きな口?!を開けて鳴いていた。
かわいい!3,4羽はいるようだ。もっといるかも・・・
あちこちの屋根や軒を点検するように飛んでいた。
何気なくの覗いた3階の窓から
間近かに観察することができて面白かった。
我が家の壁際や軒を何回か調査をするように飛び回っていたが
どうやら不合格だったらしい。
来てくれると嬉しいけど、糞の始末を思うと、、、。
この前車で市内を走っていてふと設置されてる気温パネルを
見ると何と40度だった。
4時ごろなのに・・・こんなのは初めてだ。
家の近くでも5時半頃に38度、ビックリした!
土用の丑の日近辺だったこともあって、
老舗の最近できた銀座の支店で「うなぎ」のコースを頂いた。
まずアナゴ重が食べられるようになって
もしやウナギもとほんの少し食べてみると
何と美味しかった。
6年前「一色町」でひつまぶしを美味しく食べることができた!
もう大丈夫。
天然ウナギの白焼きのキャビア添えや
フカひれとウナギ入りの茶碗蒸しとか
めったと食べられない?!豪華ウナギで
猛暑の今年の夏を何とか乗り切れそうだ・・・
やっと蝉が本格的に鳴き始めた。
日本人だけが「左脳」で虫の声や自然の豊かな音を
キャッチできると言う。
だから「蝉時雨」などと言う素敵な言葉も生まれたのだ。
「夏の味わい」を豊かに楽しみたいものだ。