☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

「海の記憶」・・・モザイクあそび

2023-02-13 00:00:30 | アートライフ
                                    

玄関に活けた桜が一気に咲き始めた
2月に入ると光がグーンと明るくなる

「やろう!」と思いながら昨年なかなかできなかった
「モザイク」のミニ額造りを…

ミニミニ額2つとミニ額1つ

材料は
ずっと前に宮古島で拾ったシー(ビーチ)グラス
シーグラスとはまだ呼べないガラスのかけら
小さな貝殻、貝殻のかけらたち

日本の石を割ったものとギリシャの石を割ったもの
その小さなかけらたち

パール玉
そしてモルタル

昨年、ちょっとした補修のためにモルタルを練った時には
さほど苦労なく固まって残った分でその上に石を置いて
マグネットを幾つか作れたのに今回はなかなか固まらない
「あれは夏だった」と思い出して水をぬるま湯に変えて
より慎重に加えて新しくやり直したら何とかいい感じになった

本来のモザイクは石等を置いて完成させ
その上にモルタルで目地埋めをして仕上げる
裏側が平らになって表面になり置いた部分は見えなくなる
間接技法(下絵や文字等は逆に置いていくことになる)

今回のやり方はモルタルを少しずつ塗って
その上に石を置いていく直接技法で
簡単だけどモルタルの扱い方に難しさがあると言われる

ギリシャで研鑽を積み工房で職人として技術を磨いて
帰国しモザイク作家として活動されている
愛知県在住のAOさんと知り合い
1昨年末に家人の友情出品と言う形でコラボ展を開催した
その打ち上げのBBQを昨年春先に
AOさんの工房訪問も兼ねてやった際
せっかくだからと頼み込んでモザイク体験をさせてもらった

「毒キノコ」体験だったけれど
私は「毒キノコ」にする気は無く優しい綺麗な感じで仕上げ
帰ってからパール等をデコって「ツリー風」にした
    
               

AOさんからワークショップ用にお試しで造ったというミニ額や
割った石やそのかけら(ギリシャの石も入れて貰った)等を
分けて貰ってちょっとした道具類も用意した

今回、いつか使うつもりで残しておいた
大好きな宮古島のシーグラスや貝殻を生かすことが
できて良かった

長く海で漂っていたシーグラスや貝殻
長い海の記憶を持つ小さな石たちに心を馳せると
遠い遠い昔の波音や真っ白に続く砂浜の様子がが蘇ってくるようだ…


         
                          
コメント
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