見てきました!
パリーポッターフリークの鏡氏が「とても良い出来!
シリーズの中で第1作と並んで最高!」とか
書いていたので期待していた
原作はたしか4巻まで読んだ
映画はもちろんシリーズみんな見ている
DVD等で何回も見ている作品もあるが
何回見ても新しい発見があって面白い
そんな作品もめったに無い特にシリーズものでは…
1回見るだけでは見逃したり理解不十分になってしまう部分も
あるにはあるがその部分も含めて面白いし興味が湧く
どんな最後になるのか世界中が注目した最終話
ヴェルデモード卿の強力な魔法を受けても生き残ったハリーには
「ヘビ語」が話せたりなど共通点や密なつながりがあり
ヴェルデモード卿を葬り去るにはハリーも共に行かねばならない
のでは…と初めてシリーズを読み始めた時から思っていて
ちょっと心が重かった…
映画のなかではあれほど力を持っていたダンブルドア校長が
いとも簡単に死んでしまうのが不思議でいつか蘇るのでは…
と期待していた
また初めから悪役みたいなスネイプがすっかり
ヴェルデモード卿の手下に納まって本物の悪者になってるなんて
あまりにおかしい…
死の秘宝part1でドラコがハリーを助けるような場面があったけど
それも不思議…
また児童文学を愛するものとして子どもを対象とする作品は
ハッピーエンドであるべきだという考えを持っているが
果たしてこの作品でそれが可能なのか…
そのあたりも全てつじつまが合う最終話になっていた
シリーズ始めの楽しく奇想天外な不思議がいっぱい詰まった魔法の世界から
話の展開はユニークで引き込まれるものの
ヴェルデモードのよみがえりとともにだんだん
暗く重くなっていく物語世界
多くの犠牲がありすぎてちょっと悲しく苦しかった…
原作本を途中にしているのはそのあたりもある…
しかし最終話は多くの犠牲はあるものの見えたのは光…
感じ取ったのは「守るものがあると強くなれる」ということ
このシリーズでは友情とか家族とか仲間とかを大切に描いてきたが
「誰かのために」…それは自分のためにでもあるのだが…
と思うと勇気がわき力が湧いてくる
信じ合える仲間がいれば自分を励ましてがんばれるのだ
思いがけない力も発揮することができる・・・一体性の力だ
(その点、ブラック・闇の勢力はいい時はいいのだが、
一旦不信が沸き起こると猜疑心に囚われ
疑いが際限なく広がっていく分離の世界とも言える)
もう一つは「自分の道は選ぶことが出来る」ということ
命の一体性を感じながら自分の方向性・進むべき道はしっかり「選ぶ」…
「全部お任せ」の大いなる信頼を持ちつつ…
言葉にすると非常に分かりにくいし説明は難しいけれど…
人の生きる道についても考えさせられた…
鏡さんも書いてたけれど最終話「もう一回は見たい!」
(1話から最終話までもう1度通して見て見たい気持ちも強くなった)
そしてまだ読んでいない後の巻も是非読んでみたい…