☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

ハリーポッターと死の秘宝part2

2011-07-28 00:11:32 | 徒然

見てきました!
パリーポッターフリークの鏡氏が「とても良い出来!

シリーズの中で第1作と並んで最高!」とか
書いていたので期待していた
 
原作はたしか4巻まで読んだ
映画はもちろんシリーズみんな見ている
DVD等で何回も見ている作品もあるが

何回見ても新しい発見があって面白い
そんな作品もめったに無い特にシリーズものでは…
1回見るだけでは見逃したり理解不十分になってしまう部分も

あるにはあるがその部分も含めて面白いし興味が湧く

どんな最後になるのか世界中が注目した最終話
ヴェルデモード卿の強力な魔法を受けても生き残ったハリーには

「ヘビ語」が話せたりなど共通点や密なつながりがあり
ヴェルデモード卿を葬り去るにはハリーも共に行かねばならない
のでは…と初めてシリーズを読み始めた時から思っていて

ちょっと心が重かった…
映画のなかではあれほど力を持っていたダンブルドア校長が

いとも簡単に死んでしまうのが不思議でいつか蘇るのでは…
と期待していた
また初めから悪役みたいなスネイプがすっかり

ヴェルデモード卿の手下に納まって本物の悪者になってるなんて
あまりにおかしい…
死の秘宝part1でドラコがハリーを助けるような場面があったけど

それも不思議…
また児童文学を愛するものとして子どもを対象とする作品は

ハッピーエンドであるべきだという考えを持っているが
果たしてこの作品でそれが可能なのか…

そのあたりも全てつじつまが合う最終話になっていた
シリーズ始めの楽しく奇想天外な不思議がいっぱい詰まった魔法の世界から
話の展開はユニークで引き込まれるものの

ヴェルデモードのよみがえりとともにだんだん
暗く重くなっていく物語世界

多くの犠牲がありすぎてちょっと悲しく苦しかった… 
原作本を途中にしているのはそのあたりもある… 
 
しかし最終話は多くの犠牲はあるものの見えたのは光…
感じ取ったのは「守るものがあると強くなれる」ということ
このシリーズでは友情とか家族とか仲間とかを大切に描いてきたが
「誰かのために」…
それは自分のためにでもあるのだが…
と思うと勇気がわき力が湧いてくる
信じ合える仲間がいれば自分を励ましてがんばれるのだ
思いがけない力も発揮することができる・・・一体性の力だ
 

(その点、ブラック・闇の勢力はいい時はいいのだが、
 一旦不信が沸き起こると猜疑心に囚われ
 疑いが際限なく広がっていく分離の世界とも言える)

もう一つは「自分の道は選ぶことが出来る」ということ
 
命の一体性を感じながら自分の方向性・進むべき道はしっかり「選ぶ」…
「全部お任せ」の大いなる信頼を持ちつつ…
言葉にすると非常に分かりにくいし説明は難しいけれど…
人の生きる道についても考えさせられた…

鏡さんも書いてたけれど最終話「もう一回は見たい!」
(1話から最終話までもう1度通して見て見たい気持ちも
強くなった)
そしてまだ読んでいない後の巻も是非読んでみたい…

                

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縁(enisi)の糸

2011-07-24 00:23:16 | 徒然

 織作家の友人とめったに乗るとこの無い京阪電車で
大阪・京橋に向かっていた
京橋のK画廊で9月に開催する友人の「織」の企画展の

打ち合わせをするためだ

電車に張ってある天神祭のポスターが目に留まった
「24日の宵宮・25日の本宮はこれからなんだ・・・」
祇園祭の巡行が終わって京都人としてはひと段落の感じがしていた

それからふと思い出した
もう5・6年前にもなるだろうか
大阪の友人が大阪天満宮近くののマンションに引っ越したというので
「きっとお二人とも天神祭の感じはあまりお好きではないのは

 よくわかってますがせっかく近くに引っ越したので
 こんなことがないと天神祭にはご縁が無いと思うので
 是非、宵宮に来てください!!自宅にも立ち寄って下さい…」
 と誘ってくれた
 
 その言い回しが何とも面白かったので

 こんな機会がないと出かけることもないし…
 とお誘いを受け家人と二人出かけた
 京都の祭とはギャルをはじめ浴衣の着方さえ全く違う

 雰囲気に圧倒されつつおみこしを見(ギャル神輿も)
 大阪名物イカ焼き等を食べ(大阪のイカ焼きとはイカをまるごと
 焼いたのではなく卵だけのうすっぺらいお好み焼きのようなもので

 京都には全く無い)
 一味もふた味も違う祭り情緒をそれなりに楽しみ味わうことができた

 その日その友人に紹介された友人たちの中の一人が

 これから行くK画廊の親戚の人で家人の展覧会を…と言う話になり
 ご縁よくつながって…
 これまで2回展覧会を開かせて貰った
 
 去年秋2回目のK画廊での展覧会の折

 わたしが着ていた友人の作品のシルクの織の
 ロングベスト等がオーナーの目に留まり説明するうち

 「うちの画廊でその織作家の方の作品展を・・・」と話が進んだのだ 
 (展覧会に来た人たちにも評判でオーナーに見せるため

  サンプルとして預かった作品を見せた友人に「是非に…」
  ということで展覧会中に数点売れたりした)

 もし友人の誘いで天神祭に行かなかったら
 きっとK画廊での家人の展覧会もなかった
 だろうし友人の作品展にも繋がることなかった…
 その話を友人にしながら「縁の糸」の不思議さを思った
 
だいたい宵宮で「展覧会」の話が出た時
 家人がすぐに「やりたいですね」なんて言ったのが
 とっても不思議で思わず彼の顔を見たぐらいだったのだ…
 

 1回目の個展の時にはK画廊でもっともっと
 不思議な「縁の糸」のつながりも…
 本当に不思議なことから全く別の件でずっと会いたいと

 思っていた人たちとK画廊のご縁で出逢うことができたのだ…

 今気がついたけれど大阪の「天神祭」にはご縁はなかったけれど
 このブログにも書いたことがあったが

 天神さん(菅原道真公にも)には
 なんだか深いつながりやご縁があったんだったなあ…

 新しい豊かな今日をつないでいく縁の糸を広げていきたい…

                 

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祗園囃子の・・・

2011-07-19 00:18:24 | 徒然

 祇園祭の山鉾巡行も終わり今日は雨・・・
 連日ギラギラの太陽に照らされていた植物たちはほっと一息ついているだろう

 今年の「祇園祭」は巡行までの天気が良く三連休も重なって
 例年に比べ外国人はまだまだ少ないものの連日大いに賑わった
 宵山の日は友人が自宅に来るというので
 夕方少しはやめに宵宵山に出かけた
 
 四条通はもう歩行者天国になっている
 月鉾、菊水鉾、カンコ鉾、長刀鉾・・・通りを入り鉾町を巡ってみる
 鶏鉾、放下鉾、南観音山、山伏山・・・
 屋台が連なり、時と共にどんどん人が増えてくる
 特に室町界隈では和装関係の掘り出し物、小物等がたくさん売りに出されている
 店を次々覗いてはついつい買ってしまう・・・それも楽しみ
 
 雅な祗園囃子ととも建ち並ぶ山や鉾の提灯が揺れる
 それぞれの山や鉾で、縁起物の粽や扇、手拭いなど工夫したものを売っている
 粽売りの声が響く、子供たちが活躍していたりする
 練習してきたのであろう、町内の子供たちが浴衣姿で

 昔から歌い継がれた「うた」を声を合わせて歌っているのも
 なかなか情緒があっていいものだ・・・

 祇園祭の中心地に事務所を開いている知人が宵宵宵山から三日間ここ毎年
 ゆかりの人たちに向けて事務所を開放している(飲み物や食事も・・・)
 祭り情緒の中、顔見知りの人や初めての人、いろいろな人が集うことになる
 三日間毎日通っている人もいる・・・ 
 生の祇園囃子や賑わいを遠くに聞きながら・・・贅沢な時間だ

 巡行が「動く美術館」
と言われるように鉾や山には豪華な様々な飾りが施される
 ペルシャ絨毯のような飾りにはギリシャやペルシャ、エジプト等々の図柄も多く
 異国情緒が漂い、中国風、韓国風等々の飾りなどとっても盛沢山・・・
 もちろん贅沢な螺鈿細工や絢爛豪華な刺繍や織物

 傘等に日本情緒たっぷり・・・
 その取り合わせが何かとっても不思議で

 「何故?」と言う疑問がいつもあった
 
 この日、鉾町に住み今年祇園祭保存会の会長さんを招いて話をしてもらい
 そのテープおこしを担当したという知人から話を聞いた
 その話によると諸外国から「豪華絢爛」「美しい」「珍しい」

 と言う基準で集めたり買い付けたりしたものを
 「皆に見てせたい」「見てもらいたい」ということで取り混ぜて
 山や鉾に飾りつけて披露するという形になったという・・・
 従ってこれという謂われやポリシーというのは無いらしい・・・
 「京の粋というにはちょっとなあ・・・」とか

 「ちょっと節操が無いような・・・」とか
 密かに思っていたが「そういうことだったのか・・・」と納得した
 
 昨日は用事があって巡行の終わった四条通を車で通った
 まだまだ人通りは多く飾りが取り外された山や鉾が並んでいた
 その姿はすっきりと凜として美しく「縄がらみ」が本当に見事だった

 これからも「祇園祭」は7月いっぱい後の祭り等の行事が続く・・・
 京の暑い熱い夏、祇園囃子の響きはいにしえの雅を含んで

 心に体に染み渡る・・・

                                     

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数霊占い・・・

2011-07-15 00:09:55 | 夢話

 祇園囃子が聞こえる今夜は宵宵宵山
 明日の宵宵山には四条辺りに出かける予定・・・
 
 何日か前から山や鉾が立ち飾り付けが出来上がって
 いろいろな店が出て昼間から鉾町は賑わいを見せている
 それぞれの鉾や山で奏でられる祇園囃子が何とも言えない風情を醸し出す 

 久しぶりに占星術研究家でストーンセラピストのAちゃんのブログを見たら
 数霊占い・今年後半がアップされていた
 2011年だから2+0+1+1に誕生日を足していき最後に2桁であれば一桁ずつ足す
 自分に当てはめて計算してみた
 
 新しい出来事のはじまりが突然にやってくるように、
 この一年は、これまでとは一味違う一年になるでしょう。
 突然の出合いや、偶発的な出来事に注意を払ってください。
 将来のきっかけが潜んでいる可能性があります。
 また、新たな出合いが出合いを呼んで、
 今まで縁のなかった関わりやコミュニティに導かれるかもしれません。
 そして、この一年は、なんらかの自由を得る可能性も暗示しています。
 もしかすると、足かせに感じていたしがらみから解放されたり、
 不自由に感じていたことが解消されるでしょう。
 今年新しくはじまる流れは、あなたに多くの実りをもたらします。
 環境を大幅に変えることになったり、転居や転職、改築など、
 あなたの生活が目に見えて変わることも。
 また、新たに得ることで、負うことになる責任も増えるかもしれませんが、
 あなたの望みが叶えられる流れにある以上、それらは喜ばしいものとなるでしょう。
 後半ははじまったばかりですが、変化を恐れず、多くのことにチャレンジしていってください。
 これまでと同じような生き方やライフスタイルを維持しようとするよりも、
 これまでならトライしなかったことにトライしてみたり、
 似通った人たちとばかり付ききあうのではなく交友関係を広げるなど、
 変化を求めて、新境地を開拓していったほうが有意義に過ごせるはずです。
 また、恋愛面は、多くの出合いが予想されるものの、熱しやすく冷めやすいとき。
 本命がいる人は、一時の気の迷いで大切なパートナーとの関係を台無しにして
 しまわないよう に、誘惑に流されないほうがいいでしょう。
 興味や好奇心の矛先を間違えなければ、幸運な一年となるはずです

 何か当てはまりそうな感じ・・・何かいい感じではある・・・
 意識的にはしっかりそうなんだけど実感やや乏しく
 いろんなものが自然と取れて行き、ずいぶん身軽にはなったけれど
 つぎの現実がまだなかなか見えてこない狭間にいる感じ・・・
 それをちょっとずつ楽しめるようにはなっきている・・・

 「数霊」って古神道から来ているようだけれど良く分からない(カタカムナにも・・・)
 母音・子音とかも関係し、いろいろな考えに基づいていろいろな見方があるのだろう
 「占い」と言うのも本当に様々あるが、依存と言うのではなくそれをきっかけに
 自分の内面を探っていく(それも前向きに)ことにつながればいいと思う
 
 空は良く晴れているが今日も時折心地よい風が吹く
 ご近所から綺麗な南部風鈴の音がなんとも涼やかに聞こえてくる
 暑い熱い京の夏もいいものだ・・・                  
                                  

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梅雨明けを歌うがごとき・・・

2011-07-12 00:25:33 | 夢話

   激しい雨のあと急に梅雨が明けた
 梅雨明けを告げるはずの蝉は今年もまだ鳴かない
 お隣のツバメの巣は順調のよう
 親鳥が巣を守っている
 まだ雛のかえっている様子はないが、卵はもう生れている感じ・・・

 青空の広がりは気持ちがいい
 暑いけれど今日はいい風が吹いている

 この前京都がエアコン普及率全国一と知った
 やっぱり!京都の蒸し暑さは只者ではない
 風が吹いてもそれは熱風・・・
 各部屋に冷房対策が必要となる・・・
 
 子どもの頃まではまだ我が家や他家にも夏仕様が残っていた

 (家の作りも今とはちょっと違うのだが・・・)
 各部屋のふすまやガラス戸等をはずして涼しげな長暖簾をかけて

 家中の風の通りをよくする
 敷物も夏使用の花ござや竹を使ったものに変え

    玄関も夏のしつらえにする 
 もちろん簾やよしずをかける、食器等も夏用のものにして・・・
 夕方打ち水をする等々・・・祖母の姿が浮かんでくる
 
 早速今年も毎年訪ねている信州・蓼科の山荘を予約した

 晴れ晴れとした夏空は気持ちを大らかにさせる
 夏が来ると「暑い!」「この暑さ何とかして・・・」と言う感じが強かったが
 今年はなぜか澄み渡る眩しい青が嬉しい
 夏空! 「太陽がいっぱい!」「光あふれてる!」って感じがいい
 ちょっとしたワクワク感は水泳が大好きだった子供の頃以来だ・・・
 
 今年は月下美人の葉の勢いも良く新しく伸びて

    大きくなった葉も緑に輝ている
 シュートも伸びてきた
 2・3週間前の雨の日、葉を切って植木鉢にさして置いた
 小さな小さな赤い芽が伸び始めた
 命がつながっている
 (去年10個以上花を咲かせた今や1メートル近くなった月下美人も

  もとは1枚の葉っぱを切って植えたものだ)

 破棄的なもの(映像等)や批判的な否定的な言葉の数々

 (肯定的な言葉は長く続けることが意外に難しいが否定的な言葉は
 湯水のごとく次々に出てくることがこわい)が
 どんどんイヤに感じるようになってきたこの夏

 降り注ぐ太陽の下、いっぱい光を受け体中に溜め込んでいきたい
 前向きな気持ちいいエネルギーを放射できるように・・・   

     

                    梅雨明けを歌うがごとき空の青両手を挙げて夏にあいさつ
  

                                                                               

 

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フェアリー☆メッセージ…ミラーワールド3

2011-07-09 00:21:08 | フェアリーメッセージ

  この世の法則はただ一つ
  「自分の与えるものが自分に返ってくる」
と言われる

自分が意識的にあるいは無意識で
 自分に他者に世界に向けて発信した行為・言葉・意識・観念・・・
 それが回りまわって自分のもとへ
 そして自分の目の前の現実が創くられていく・・・
 まさにミラーワールド
 (時間がかかったり別の形で返ってくるので気づかないのだが)

 だから言動にはくれぐれも気をつけて・・・
 と言うことではない
 生き様・観念・意識全てが問われるので
 計算のもとでできることではない
 計算のもとで行えば計算のもとで行われた現実が返ってくる
 「ついてる」とか「ラッキー」とか「おかげ」を意識して手に入れたものは
 その裏返しが気づかないうちにかえって来ている・・・
 「自分を信頼する」ことはもっと深い

 生れてから生きていく中で、知らず知らずのうちに身についた「観念」を変えることは
 本当に困難だ
 その「観念」が正しいと信じている場合は、その道を進むしかない
 しかしその「観念」を変えたいと思った時点で、もう半分以上変わっている


 「否定的な視点を含んでいる観念は、普通、それらの観念を現実化させるために
  否定的な感情を生み出します。そしてこれを繰り返します・・・」
 
 「一方、肯定的な観念は肯定的な感情を創り出し、
  これも自然に肯定的な現実を創り出すことを 繰り返します・・・」
 
 「無価値感と罪悪感の観念は、疑いと恐れの感情を創り出します。
  そして無価値感と罪悪感と努力の苦しい現実を実現化します・・・」

 「自分は自由に望むものを現実化することできると言う肯定的な観念を

 持つと、喜びに満ちた感情をもたらし、それによって肯定的な結果を
 実現します・・・」
                   (by BASHAR) 

                   

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美の回廊

2011-07-05 00:01:50 | アートライフ

 お隣のガレージに今年もやっとツバメが来た
 つがいで壊れた巣をせっせと修復していて、さえずりが騒がしい
 お隣ではずっと毎年ツバメがヒナをを育てていたのに
 今年は巣が半分壊れて、5月に何度か様子を見に来ていたが

 住み着くことはなかった
 このところ朝や夕方に数羽が騒がしく飛んだりさえずっったりしていたので
 半分楽しみで観察していると、きのう2羽のツバメが交互に枝を加えて
 軒先に入って巣を直しているのを見た
 なんだか安心してちょっと嬉しい

 
今年4月にオープンしたばかりの「龍谷ミュージアム」を見学した
 名古屋の知人が参加している美術史の研究グループの人たちが
 ここの管長さんと関わりが深くみんなで見学にみえると言う
 管長さんや研究員の
お話が聞けたり直接展示物等の説明も受けられるらしい
 「ご一緒しませんか?」とお誘いを受けたのでこんな機会がないと

 なかなか出向くこともないので
 参加させてもらった

 堀川通りを隔てて西本願寺の前にある「仏教総合博物館」として
 建てられた龍谷大学のミュージアムだ
 この辺りは高さの規制があるので1回は地下になっている
 「釈尊と親鸞」(今年は親鸞の没後750年にあたるとし

 て浄土真宗系の寺院では
 大がかりな行事等が組まれている。

 これも記念しての展示・ちなみに法然800年忌
 でもあり浄土宗も今年は大変、でも3・11で自粛ムードも)
 1年間で6期の入れ替えがあるそう
 
 3階はブッダ(釈尊)
 ガンダーラ仏が美しく素晴らしい
 これだけ並んだガンダーラ仏等を見るのは初めて
 見慣れた日本や東洋風の仏像とは雰囲気がまるで違う

 釈尊の誕生前から生涯にわたるエピソードがレリーフとして

 彫られたもの(仏伝浮彫)が並ぶ
 この前アニメ「ブッダ」を見たところなので分かりやすい
 
 ガンダーラ仏は東洋と西洋の融合と言われているが
 色濃くギリシャやペルシャの影響を受けているのが分かる
 その顔かたち、姿、衣等、骨組みや体の線がはっきりと美しく
 人間の美を追求したギリシャ彫刻等に通じる感じがする
 インド仏は柔らかい美しさの中に人間とは少し離れた存在感を表している
 論理の美と抽象・象徴の美・・・
 この展示を通して仏像等を見ていく中で一番感じたことは
 東洋と西洋の根本的な感覚・見方や考え方の違いについて・・・
 何故か感覚的に強く感じた
 ・・・次の時代はやはり調和したその融合から生れなければならない・・・

 何といってもこのミュージアムの売りはヘゼリスク石窟の復元展示だ
 ミュージアムシアターでも見せてもらったがNHKと龍谷大学が共同で
 各国の探検隊が剥がして持ち帰り世界中に散らばった石窟の壁画を集めて
 壁画全体のデジタル復元に成功した
 それが展示室の一角に、何と天井まで見事に「回廊」として復元されているのだ
 特に独特の赤が何とも言えずまさしく「美の回廊」
 歩いているとちょっと夢に心地になる
 デジタル化の今だからこそ実現した「美の回廊」だ・・・

 その国の歴史的建造物や美術品を発掘した外国が自国に

 持ち帰ったのは如何なものかと
 思っていたが、もし持ち帰ってなかったら今頃はなくなっているし

 永遠に復元されることもない・・・ 
 難しい問題ではある・・・
 もう一つの展示、親鸞や浄土真宗についても少し勉強することができた
 
 近代美術館で開催されている「青木繁展」にも知人たちとご一緒した
 関西初の大型回顧展と言うことで「海の幸」「女の顔」等の

 代表作からメモ風デッサンや
 毛筆手紙の数々〔なかなかいい字だ)、スケッチ等、最晩年の風景画まで
 ほんとに数多く作品が集められている
 細かいものまで本当によく残して(残って)いたなあとまず感心した

 何回か大原美術館等で油絵は見ていたが、

   29年の短い生涯で絵画においても生きることにも
 いろいろ苦心して一生懸命生き抜いた姿が浮かんできた
 学生の頃「青木繁」作品に興味を持ち、

 倉敷の「大原美術館」に出かけたりしたことを
 思い出したが今は「作品」にはあまり感銘を受けない・・・が

 とても見ごたえがあり面白かった

 思いもかけず豊かな1日となった・・・

                                     

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麗しき花世界「夏の香り」・・・フェアリーベルの暖輪室

2011-07-02 01:49:12 | フォトチャンネル

 
  耳を澄ませばフェアリーのささやきが聞こえてくる
  花たちはいつもそばにいて優し思いを届けてくれます・・・
 
  「麗しき花世界」part2そんな夏が香るお花たちを描きました
  可憐に香りよく夏を呼ぶ花
  真っ青な夏空に映える花
  優しい雨音にささやきかける花
  夏の夜に一夜限りの夢のような芳しき香りを放つ花・・・
 
  また何処か懐かしい夏野菜や果物もちょっと・・・

          麗しき花世界「夏の香り」・・・フェアリーベルの暖輪室       

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