☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

光長閑な安曇野の朝・・・我が春のうた2019<2>

2019-05-30 14:47:23 | 風歌

 

信州から帰ってきたら京都は真夏だった
前夜はストーブを付けていたのに
早々にエアコンを入れた

春が逝く
梅雨も経ずすぐに猛暑なんてちょっと待ってよ


幾多の芽吹きと若い緑、清々しい光と香る風
残雪輝く南、中央、北アルプスから
八ヶ岳、富士山まで素晴らしい山々
空映す水田、清き水の流れ等々を満喫した

春の旅歌を少し…5月が終わらぬうちに



わが春のうた2

雲映す早苗の育つ水田と麦秋織り成す近江の五月絵
 
  名神高速から望む米どころ近江の見事な田園風景
  もうここは麦秋の季節で風にそよぐオレンジ色と
  田植えを終えた水田のコラボが本当に美しい
  いと麗しき日本の原風景…
  

とりどりの緑が歌う中央道御岳望む風薫る午後

  日に日に緑が深まっていく
  ひわ、鶯、薄萌黄、松葉、若竹…日本の色を表す言葉は
  3000以上あると言われるけれどこの季節の
  万の緑のハーモニーはため息ものだ
  遠くに真白に輝く御岳!「御岳だ!」「御岳見えた!」と 
     思わず声が出る…

 

残雪のアルプス若葉と相和して光長閑な安曇野の朝

  真ん前に蝶が岳と常念岳横道岳…
  爺が岳、鹿島槍等々白馬につながる北アルプスの真白き峰々
  幾多の若い緑と水と柔らかい風
  あまりに心地よい光に包まれた安曇野の朝…


 

一心に巣箱に通うシジュウガラ中が気になる雛孵ったか

  ギャラリーに併設されたカフェから眺める大きな庭園
  巣箱や餌場、水場に立ち寄る野鳥たち
  つがいのシジュウガラは休む間もなくかいがいしく
  餌を運びフンを外に出す…
  見ていて飽きないその仕草
  中を覗いてみたいのは人間の勝手…

 

水芭蕉競いて咲けるいもり池白き妙高輝きて立つ
 
      黒姫まで足を延ばし
    水芭蕉が咲いていると聞いていもり池へ
    新潟に一歩入った水清き水芭蕉の群生地
    可憐な白き花に見とれる
    ここから見上げる妙高山は堂々として一味違う姿
    気高く美しい春の妙高…
  

            

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安曇野の風に吹かれて

2019-05-17 17:08:25 | アートライフ…展覧会

  
安曇野での3年ぶりの家人の展覧会
「安曇野の風に吹かれて」
   
以前ここにも書いた不思議な出会いから生まれた「ご縁」
有明山の麓のカフェに
併設された小さなギャラリー
小さなショップもある
油彩の大作や小品のコンテや墨のオリジナル作品群    
「新聞に水彩画」という今回初お目見えの作品も…
 綺麗に楽しく収まり素敵なアート空間に…

残雪の北アルプスに萌える若葉
雪解けの清き水の流れ
美しく水を張った田園風景
安曇野の一番いい季節だ!
   
   
旅行気分で友人知人との交流も楽しみな緩やかな展覧会
野鳥と戯れ風に吹かれて…

安曇野の朝
目の前に蝶が岳や常念岳
残雪の美しいことため息もの
香る若葉の麗しさ清々しさ
清き水の流れが沁みる

散歩道の脇を流れる万水川で大きな魚を捕獲している
「マスですか?」
外来種の「ブラウントラフグ」と言うらしい
和名は「茶マス」とか
55センチの大物があがった!
この魚狙いの釣り人軍団と少し話を…
もともと上高地の梓川で放流されたものが繁殖したらしい
万水川(疎水らしい)は梓川をはじめいろいろな水質の水が
流れ込んでいるため餌が豊富で大きな魚も住んでいるとか…
   
心地よい風が吹く
気持ちいい光があふれる
この新しい気が満ちる季節にこの場所で展覧会ができる幸せ
また新しい何かが生まれ広がっていくといいな

 

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可憐な紫春日がそそぐ・・・我が春のうた2019

2019-05-02 15:54:39 | 風歌

時は令和に代わり連休は続く
天候定まらず夏日から冬日へそしてまた
思う間に自然は移ろい
季節の花々は美しく咲き競う

変わりゆく時空過ぎて行くとき我が春の短歌を…

   
汲み上げし若狭鵜の瀬の送り水十一面悔過火と水の行

毎年人が増える東大寺修二会「お水取り・お松明」
20年を超え今年もお参りすることができた
毎年若狭鵜の瀬からから届くといわれる
東大寺の閼伽井(若狭井)から「ご香水」を
くみ取る(3月12日)ことから 東大寺の修二会が
通称「お水取り」と呼ばれる

 

五十本房総からの花便り春が来たよとポピーが開く

今年も届いた春告げ花、もう10年以上毎年…
ありがたいこと
毎年黄色やピンクオレンジを中心にいろんな色が
咲くのだが今年は赤と濃いオレンジが次々に…


   

気が付けば鉢にひょっこりすみれ草可憐な紫春日がそそぐ

昨年山野草幾種か頂いた時に植えたのだろうか
すっかり忘れていたすみれ草が
何個か可憐な小さい花をつけていた
思わぬことになんだかちょっと嬉しい


   

咲き誇る色頂きて染め上げしマリーゴールド黄色香りて

 

マリーゴールドの花をふんだんに「春色」を染める
香り立つような黄色に染まった
草の匂いもついてきた
ガラ紡綿の風合いも心地よく優しく美しい春の色



ゆふらゆら吹く風に舞う櫻花過ぎ行く時を惜しむがごとく

桜の花びらがゆっくりと風に舞うのを眺めている
ゆふらゆら ゆふらゆら
時がその分ゆったりと過ぎていく
ゆふらゆら ゆふらゆら

 

                                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする