暑い暑い夏
とびっきり暑い今年の夏
そのまんまの夏のうた(短歌)を詠ってみた・・・
霧が立つ山脈(やまなみ)静かに流れゆき車窓は緑諏訪湖が見えた
会員になっている小さな小さな東京の短歌会から
「あと30分延長して待ちますから短歌を送ってください!」とメールが来た。
おりしも信州へ向かう車の中・・・
「やっぱり送らなきゃな」と状況そのままを歌にして送った。
お題は「静か」。「なかなか面白い」と何故か評価も上々・・・
霧が峰キスゲの海の波立ちて遠き日想う風のキラメキ
久しぶりの7月末の霧が峰!電気のガード線に守られながらだが
一面に咲くニッコウキスゲは見事
20年も前の毎年キスゲに会いに来ていた遠い日々を
風に吹かれながら懐かしく愛しく想い出した
蜻蛉追う吾子の姿の浮かび来る遠き夏の日運ぶ黄昏
7月の蓼科は蝶は少なかったけれどたくさんの蜻蛉が舞っていた。
蜻蛉を追いかけて走りまわり指をくるくる回して素手で捕まえては
放していた幼い姿が夕暮れ時の光の中に浮かんでくる・・・
それぞれの胸の想いを受け止めて五山送り火赤々と燃ゆ
毎年、知り合いのスタジオが入るビルの屋上から
大文字・五山の送り火を見せて頂く。
もう15年近く続いている。
その間、不思議なことに雨が全く降ってないことに今年気づいた。
母を無くした人、妻を無くした人、遠くの人に想いを馳せる人、
ただ綺麗だと仰ぐ人・・・たくさんの想いとともに
灼熱の京の夏の夜に送り火は赤く燃える・・・
黒姫の高原の風も閉じ込めてアプリコットのジャムが届いた
妙高と黒姫山が美しく見える黒姫高原のペンションのオーナーから
珍しい野菜や果物とともにアプリコットの手造りジャムが届いた。
一陣の高原の風が吹き抜けたようでとっても嬉しい。
3回訪ねたけど1泊しかお泊りしてないんだよ・・・
来年はきっと訪ねるからね!
京都から何を送ろうか考えるのもまた楽しい・・・