☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

のはらうた・・・

2010-10-28 00:10:41 | 夢話
「 ひなたぼっこ」         
  
                 こねずみしゅん
 
  でっかい  うちゅうの  なかから
  ちっぽけな  こねずみ  いっぴき
  みつけだして  
  おでこから  しっぽのさきまで
  あたためて  くれるのね
  ・ ・ ・ ・
  おひさま
  ぼく
  どきどきするほど  うれしい

    くどうなおこさんの「のはらうた」は出版された頃から
    シリーズを通して読んでいた
    「あしたこそ」という「たんぽぽはるか」さんの詩を手書きして
    壁に貼っていたこともあるけど・・・ 
    「おもしろいなあ・・・」と思っていても
    ふかーく心に留めることは無かった気がする・・・
 
    久しぶりに目にした上記のこねずみしゅん君の詩
    なぜか みょうに心に沁みた
    陽だまりが愛おしい秋の日が過ぎていく・・・
       
                陽だまりのぬくもり君に草紅葉
                          
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優しい雨音

2010-10-25 14:04:57 | 夢話

 秋のしとしと雨が降る
 雨音が優しい
 朝から降る久しぶりの雨
 桜や銀杏がほんのり色づき始めている
 この雨で紅葉がすすむかしら

 「自分に優しく・・・」について考える
 幼いころより 常に自己の内面を厳しく見つめることを大切にしてきた
 それが自分を成長させることだと思ってきた

 自己を厳しく見つめる目は他者への目も厳しくなる
 表面的には柔らかく接しても 奥にある目はどうしても鋭くなる
 それはしっかり自分を見る目に反映して
 より厳しい目を自分に向けることになる

 自己肯定感を持つこと
 「自分を愛することから始めよう!」
 自分の優れていると思える面はもちろんのこと
 自分のだめな面やいやな面 なさけないところ等々を全て受け入れ
 「まるごとの自分を愛すること」が一番大切だと
 ひとには言ってきた・・・

 が しかし
 ある日 それができていない自分に気づく
 自分では自信を持ってできていると思い込んでいたのだが・・・
 
 果たして・・・
 自分を「良し」とするところは「まあいい」として
 (できていて当たり前なので、「まあいい」なのだ)
 良しとしないところ・できないところを常に厳しく責めている
 自分に気が付いた・・・
 それが自己を本当に成長へ導くのか・・・ 
 自分に優しくすることなんてずっと忘れていたような・・・

 ひとはいろいろな面を持っている
 その人の歩みの中でその人に合わせて少しずつ日々成長しているにしても・・・
 いくらがんばっても素晴らしい日々ばかりは生きられないし
 心身とも全く問題なしの日常を過ごすことはできない・・・
 また何を基準に「良し」とするのかも問題だ・・・

 まるごとの意味・陰陽の意味・光と影の意味について
 思いを巡らせている
 他者と自己との関係は・・・
 「何事にもジャッジをしない」生き方とは・・・
 
 「秋の気づき」の旅は続いていく・・・  

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自分に優しく・・・

2010-10-22 00:18:56 | 夢話
    こんな秋の夜長にはうーんと自分に優しくしたい
 美味しいハーブティでもいれて・・・ 
 
 自分をいたわる
 自分を癒すことって
 意外に難しいことなんだって思う・・・
 
 優しさと甘さは違うんだよね
 我がままとありのままとが違うように・・・
  
 自分に優しくできないと他人にも優しくできない
 他人に優しくできないと自分にも優しくできない 
 本当はね・・・

 自分に優しくするってどういうことなんだろう
 
 まず「自分に優しくしよう」と決めることから始まるんだね・・・

                                         
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流れ星・・・

2010-10-19 00:40:12 | 夢話

 流れ星を見た!
 客人を送りに出た夕暮れ時、空低くサーっと光が流れた! 
 自宅から見たのは初めて・・・なんか不思議な感じがする・・・

 夜が更け始めると、4輪の月下美人が一斉に開き始めた
 前夜一輪開いた 今夜は4輪一度に開くようだ
 10月半ばなのに「お見事!」
 白が目に染む あまりの艶やかさに感動
 「ありがとう!」その力強さと美しさに 
 自然と感謝の気持ちが湧いてくる・・・
 
 4輪一斉に開きゆく香りはすごい! 
 家の中まで何処から香りが入り込んで 
 玄関はおろかリビングやトイレにも
 本当に芳醇な香りが漂う!
 時折うっとりする香りが風のように流れる・・・
 
 空にはちょっと膨らみかけた半月
 あまりにも華麗な秋の夜だ
 今年は「月下美人」に酔いしれる夏から秋になった・・・

 久しぶりに川辺を散歩
 ここから「愛宕山」が見事に見えるのに気が付いたのは最近だ
 京都では一番高く、信仰を集める山・・・
 
 青鷺がゆっくりと水の中を歩いている
 今日は珍しく嘴の黄色い中鷺の姿が・・・
 やはり大きいだけに飛行する姿は雄大で美しい
 小鷺が数羽いつものように川の中で餌を漁ったり
 あちこち飛び回ったりしている
 川中のおおきな魚が白いおなかを見せた 
 鯉?!かしら・・・

 まだ夏の花と秋の花が入り乱れて咲いている
 ブルーセージが綺麗だ 
 レッドセージにアメリカンセージ、愁明菊
 むくげ、ランタナ、さるすべり、千日紅、
 紫式部、セイタカアワダチソウ、コスモス・・・ 
 金木犀は盛りを過ぎたがまだ芳しい
 
 流れ星は何を告げているのか
 この秋の日々に・・・

   青鷺のそろりそろりと風の中
   飛び跳ねてはしゃぐカルガモ秋日和   
   流れ星夢の向こうの遠い空                               

             

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フェアリー☆メッセージ

2010-10-15 15:17:19 | フェアリーメッセージ

 毎日新しいあなたがいます
 
 毎朝目を覚ますとき実際あなたは
 新しく生まれ変わっています
 毎日新しい物事が頭にあり出会うべき人々 
 あるいはやることがあります

 あなたが目を覚まして一日を始めるとき
 過去を思い出すのではなく 
 未来と自分が生み出すものに焦点を合わせてください
                                      

              

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コスモスの気づき・・・

2010-10-13 15:15:57 | 夢話
 色とりどりのコスモスが美しい 
 コスモスは花芯の根元の一つ一つが星型になっていて
 それで「コスモス」と呼ばれていると最近聞いた
 何かちょっと素敵だ・・・
 気が付けば 土手際に咲く曼珠沙華の色も落ちている 
 しかし空は夏の終わりの雲が沸き立ち ここ何日か夏日が続く
 お陰で5輪の「月下美人」のつぼみは順調に膨らみ
 咲く日が近いことを知らせてくれる

 やっぱり「あきらめ」の悪い自分に改めて気づく今日この頃
 「あきらめ」るとは
 今あることを受け入れぐずぐず無駄な思い煩いをしないことだ
 思いを切り替え振り向かず今できることをする
 あるいは心を落ち着けて「時」を待つ
 
 「あきらめ」が悪いことで
 時にはどうにもならない無駄ないやな時間を
 費やしてきたんだなあ
 改めようとも思わなかったしなあ
 
 今にして思うと
 「今あることを受け入れること」に
 多くの時間がかかったんだ
 ジタバタと葛藤することを「良し」としていた
 
 いくらジタバタしても時は戻らず進んでいくだけ
 人は「今あることを受け入れる」ことしかできない
 潔く前向きに「受け入れ」
 次により良い方向で繋いでいく
 そうできれば一番いい・・・ 

 この頃「黒」がちょっと「イヤ」になってきた
 物心ついて初めてのこと
 「黒」と言う色はエネルギーとして
 動いていないのだと感じる
 
 だから「死」の色「お弔いの色」として使われるのだ
 また他のエネルギーから遮断するのに使える
 自分を「孤立」させることにも役立つ
 だから黒を身に付けると「守られている」とも感じるし
 自分を保ちやすいのかもしれない
 自分の内に入る修行にはもってこいの色だとも言える
 仏教の世界でもキリスト教関係の世界でも
 いろんな意味で使われているのが分かる気がする

 今はちょっと赤が着たい
 ピンクでも紫でもいいけど・・・
 「気づき」の秋はもうちょっと続きそうだ・・・

              
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金木犀の気づき

2010-10-09 00:07:39 | 夢話
    金木犀の香りがあたりに漂う
 甘くちょっとすっぱいような 
 どこか郷愁を誘う香り・・・

 10月だと言うのに「月下美人」が咲いた
 今年4度目 一輪開いた
 日没が早いせいか いつもより早く開き始めた
 夏に比べ芳醇な濃い香りがする 
 10月のちょっと冷たい大気の中で
 華やかな気品がまた一段と美しい
 
 後5輪つぼみがついている
 だいぶ大きくなったけど 咲いてくれるかしら
 もう秋だから無理はしなくていいよ

 「あきらめ」ということについてちょっと考えている・・・
 「あきらめ」について、友人が話題にしたのはまだ暑い暑い真夏の頃だ
 「現代人はあきらめることができないから 生きにくいのではないか」
 「あきらめたら終わってしまうと言う強迫観念があるのでは・・・」
 「農業等をしていると、異常気象とか自然の驚異とか人知のどうしても及ばないことに
  常々遭遇するし・・・」
 「昔の人たちはそうした日常に中であきらめることが自然に身についていたんでは・・・」         
 等々、話は盛り上がったが、「だからどうだ」というところまで至ったかは覚えていない

 「日本人はあきらめるのが上手な民族だ」と子どもの頃
 良い意味でも悪い意味でも言われていた気がする
 「でもうちの両親はあきらめを知らない人たちだ・・・」
 と思ったことを覚えている
 そんな話をその時友人にした
 「どんな職業についていたの?」「二人ともとても熱心な教育者!」
 「それは無理だわ・・・教育者はあくまでも
  あきらめたらだめだから・・・」
 「障害児者教育とかもやっていたし・・・
  今も続けているともいえるしな・・・」
 
 かく言う私も充分「あきらめの悪い人」に育った
 あきらめることを「良し」とせずいろいろなものに立ち向かい 
 諸々と闘い自分とも闘ってきた    
 そんな時を随分過ごしてきたように思う・・・

 「あきらめ」るということは
 「大いなるものにゆだねてみる」こと
 (我をすてて一歩はなれて)
 「切り替える・新しい方向性を見てみる」こと
 (固執せず固定化しないで)
 「じっくり待って成り行きをながめる」ということ・・・
 (あせらず時を見つめて)
 
  金木犀のほのかな香りに包まれながら
  秋の気づきに心揺らしている・・・

              

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彷徨える秋

2010-10-05 14:46:18 | 夢話
   秋らしい光の季節
   今年の秋は彷徨える秋
 
   行きつ戻りつの光の中で
   イタミながら真の声を聞く

   聞きながら調えて 
   また迷い
   ほんの少しほんの少し前へすすむ 

   あせりと苛立ちの中で
   優しさの羽音を聞く

   ひかりを見失わないように
   ほんのちょっと前へ
   
   「ほんとうのこと」に近づくように

       
        迷い道赤てんてんと曼珠沙華
        
        「けんけんぱ!」はしゃいだ声のあたたかき
       
        彷徨いて知る風の音アキアカネ
             
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