待ち焦がれた涼風が清しく流れた夜
実は7月の終わりに二輪大きく育っていたが
信州の旅から帰ってきたらすでに咲き終えていた
前日の夜咲いたらしい
南国の植物とはいえ連日40度の酷暑では
芽を付けるのが難しいみたい
毎年たくさん咲いていたのに酷暑続きの昨年も
小さい一輪が咲いただけだった
鉢を置く場所にもよるのだろうけれど
待ちに待った一輪!
たった一輪!
この辺りから芳醇な香りがほのかに香り始める
この甘く麗しい中にもシトラス系の爽やかさを併せ持つ香りが
何とも言えない
8時ごろになってようやく開き始めた
芳しい香りが少しずつ強くなって辺りに広がっていく
この心地よさ・・・
楽しみにしてくださるお隣にもお声掛けして
いつものようにライティングした
真っ白な大輪の花と
香しいその香りと
「月下美人」の一夜の開花を楽しんだ・・・
あと一輪
何日か後咲く準備をして待っている・・・