駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

何となく分かる

2025年02月03日 | 小験
          


 週末に小旅行に行ってきた。碧眼金髪の外国人はさほど多くなかったが、中国語は沢山耳にした。話し出す前に八割方、日本人でないなと分かる。よく言えばマイウエイ悪く言えば自分勝手な雰囲気を漂わせている。ビュッフェは好きな食べ物を取ってきてよいのだが、半分以上残すのは行儀が悪すぎる。塵も積もって山となる、地球を大切にしてくださいと言いたくなった。
 丸善に行って毎度のことだが、こんなにたくさん本が出ていると圧倒された。若い人は本を読まなくなっていると聞く。老爺心ながらそんなことでこれからの日本は大丈夫かなと思ってしまう。
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机の上は何を語る

2024年06月29日 | 小験
           

 机の上は面相ほどではないが、その人を語る?。三桁までは行かないが数十人の教授の机の上を見てきた。多少、雑然としていた先生は居たけれども、書類と本が積み重なり今にも崩れ落ちそうな先生は居られなかった。まあ、教授室だったせいもあるかもしれないが、大体が整然としていた。
 ところが医局の机の上となると七、八人に一人、雑然と書類郵便物が積み上げられ中には机が全く見えないような御仁も居た。不思議なことに、それでも主人公はどこに何があるかを把握しているようで、お掃除おばさんが勝手に整頓することはご法度だった。奇妙なことに、雑然とした机の持ち主が皆だらしない格好をしているわけではなく、びしっと紳士然としている医師も居た。分からないものだ。
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経済評論と言語能力

2024年05月21日 | 小験
             

 メディアに出てくる経済評論家にはジョゼフクラフト、デビットアトキンソン、エミンユルマズ・・など日本人でないと思われる人が何人も居る。みんな日本語が流暢で自分の見方を理路整然と解説される。おそらく英語などの他言語も達者で広い視野から政治経済情報を得ている上に、理路整然と話す能力があるので説得力のある解説ができるのではないかと思う。
 日本人でこの人達と同じように外国顔が流暢に話せる評論家は少ない?のではないかと思うが、どうか。ミスター円と言われた榊原英資氏などは流暢に英語を話されるが。
 昔は英語の医学書を読んでいたが、だんだん日本語の医学書と雑誌になってしまった。英語の教科書は理路整然と書かれており分かりやすいのだが、どうしても日本語ほど早くは読めない(日本語が早く読めるのは表意の漢字があるせいのように感じている)。それと日本人は欧米人と微妙に違うのだ。

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世界を旅するユーチューバー

2024年04月05日 | 小験
            

 ユーチューブで世界を垣間見ている。Peter SatenelloとBappa Shotaという旅する二人の名前を挙げたい。三十以上の世界を旅するユーチューバーの動画を見たけれどもこの二人の動画は特に面白く役に立つ?と見ている。二人の好奇心とフットワークの軽さは特筆すべきもので、まるで自分が旅しているように感じさせてくれる。まだ四分の一も見ていないのだが、これからもフォロウしてゆきたい。
 世界を見てみたいという欲求は強さの差はあれ誰にもあると思う。しかし実際に現実に身一つで旅に出る人は少ない。世界を旅することには劇薬と言うか副作用もあるようで抜けられなくなるというか、一つの場所に腰を落ち着けるのが難しくなるところがあるようだ。一方どこにも行かず生まれ育ったところで人生を過ごす人もおられるわけで人さまざま人生色々だ。
 旅をせず故郷以外に住んだことのない人にも世界を垣間見るのは面白いのではないか、ユーチューブでどこまで他国世界が分かるかと言われればかなりわかると申し上げたい。
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雨と客足

2024年03月13日 | 小験
                

 どのサービス業もそうだと思うが、雨だと客足は遠のく、昨日は大雨で開店休業状態だった。雨の中調子悪くて受診された患者さんは大歓迎?、看護師三人総出で対応したのでちょっとびっくりされたようだ。
 客が客を呼ぶのは間違いのないところで、閑散とした医院で大丈夫と思われたか大雨だから当然と思われたか、院長ではないけれど最後の職場として勤務している老医は少し気になった。
 街中の医院に希少価値はなく競合のあるサービス業なので、新規のところは色々考え気を遣うようだ。辛抱強く良質な医療を提供し続けるのが本筋と思われるが、それだけではないところもあるようで三人総出が院長はあまり気に入らなかったようだ。
 さて今日は快晴、昨日の挽回ができるかな?。
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