桜(ソメイヨシノ)が咲いた。赤みが淡く白に近い。昨年より数日遅れたが、入学式まで散らずに持つだろうか。昔は入学式の校庭に咲いていたものだ。桜は風と冷気を呼び、美しいけれどもどこか儚く、心穏やかにさせない。これは日本人的なあるいは私の個人的な感覚かも知れない。ポトマック河畔では又違った印象があるのだろう。
明日新しい元号が発表になる。平成を敗北失敗などと総括する学者や社長がいる一方、良い時代だったと感じる人も多いようだ。過ぎたことを水に流すのが得意な日本人は、年末年始や元号で気分を変える。しばらくは新しい元号に様々な印象意見が飛び交うだろう。閣議では花丸の評価がされるのだろうか。アスパラガスを取り過ぎないようにと申し上げたい、みんなで戴くものだ。